突き抜けて成長し市場価値が上がる「情報収集術」

コラム          
       
       
     

情報収集の仕方についてよく聞かれます。色々なことを知っているようにみえるようです。自分なりの情報収集についてまとめてみました。

昔から言われることですが学歴よりも学習歴。学び続けていくことで成長しますし、人生としても有意義だなと感じることも多いです。刺激がなくなるとやっぱり面白くないですよね。

今回は、私が実践している情報収集術をご紹介いたします。

突き抜けて成長する情報収集とは?

情報を収集しよう!として、とりあえず多くのアカウントをフォローしたけど、結局タイムラインをなぞるだけになってしまっている方、多いのではないでしょうか。まず情報に触れることも大切ですが、どんな情報に触れるかで、成長できるかどうかは変わってきます。

そして、あなたが触れられる情報は、あなたの発信する情報によって変わってきます。あなたが発信した情報に共感、あるいは興味をもった方が、今度はあなたに情報を提供してくれる人物になったりします。

仕事で何気なく触れている情報が他の人にとって貴重な情報であることも多い

仕事を通じて得ている情報は、Web上で出回っている情報よりも内容が濃く、使えるものが多いです。

例えば今何でもかんでもDXやSaaSにしようという動きがありますが、レガシーな産業にいるという方がいたらその業界知識はIT系の人には大変貴重です。今の会社が発注しているものや会社をみて、月額30万くらいサブスクリプションにできるものって何かないのか?と考えてみたり情報交換してみるのも良いかと思います。

相手の知りたい情報を提供する姿勢を持つ

自分が情報を得たいと考える人は多いですが、相手にとって有益な情報を提供したいと考えられる人は少ないです。しかし、情報をアウトプットしない人には、新しく価値のある情報は入ってきづらいです。

先ほどは異業界の方と会う場合について触れましたが、同じ業界の人と会う場合でも、「相手がどんな情報を持っていて、相手の知らない情報はなにか」を考えて、相手の欲しい情報を提供することを心掛けています。自分から、相手の知らない情報を提供することで、相手も情報開示をしてくれることが多いです。

アウトプットすることで自然とインプットの質は上がる

直接的に役に立たない情報が不要だとは言いませんが、自分が仕事・業務で必要でインプットした情報をアウトプットしていけば、自分に入ってくる情報の質は自然と上がっていきます。

例えば、官公庁で稟議を通しやすく方法を知っていても、官公庁に提案・立案する機会がなければ、その知っている方法・情報は役に立ちませんよね。でも、あなたが仕事をする中で学んだことをアウトプットして結果を出し、官公庁で提案する機会に恵まれたときには、自然と稟議を通しやすく方法を教えてくれる人が現れるはずです。

背伸びをしてインプットするのではなく、自分に必要な情報を収集して結果を出す。そこで学んだことを積極的にアウトプットする。その積み重ねが、情報の質を高めていくのだと思います。

その上で、インプットする際に私が実践している情報収集方法をご紹介します。

突き抜けて成長する情報収集術

①SNSからの情報収集

フェイスブック、ツイッターで繋がっている方からの情報が、収集している情報の中でも多くの比率を占めています。面白い情報を提供してくれる近い関係の人がおり、タイムラインに流れてくるのは便利ですよね。

例えば、エンジェル投資家の三木寛文さんはスタートアップ、ベンチャー系の情報を知る上で自分と興味範囲が同じなのでとても参考になっています(お会いしていない方は友達申請ではなく、フォローにしましょう)

また、グリーの田中良和さんの投稿は考えさせられるものが多く、投稿があると注目してみています。(本当はフェイスブックにたまに長文投稿をなさるのですが、それが勉強になります。フェイスブックは繋がってないと見れない可能性もあります)

フェイスブックの場合、繋がりがないと見れないものもあると思いますが、ツイッターでしたら多くのものはみれると思うので、積極的にフォローしていただけるといいと思います。

他には、最近グノシーの代表取締役会長CEOに復帰されたSHINJI KIMURAさんもヒントになる投稿が多いです。起業家であり、投資家でもあります。国内に留まらず海外の市場についても見識のある投稿が多いですね。

多数有益なTwitterアカウントはありますが、その人をフォローしている人をみていくと、さらに広がっていきます。ご自分のビジネスに近い人を中心に、その上で今着目しているジャンルがあればそれを検索して拾っていくと良いでしょう。

②ネットメディアからの情報収集

私がよくみているネットメディアは以下の3つです。

BRIDGE
TechCrunch
Newspicks

その他、smartnewsでよくみるメディアを登録して、画面の左側に寄せたりもしてます。

サロンでは、Umeki Salonをチェックしています。梅木さんが独自の切り口で情報を調べてます。年々レベルアップを感じます。最近は投資の話も増えてきてますね。

私もキープレイヤーズ高野秀敏のベンチャー・スタートアップサロンを運営しています。7月のメンバー募集も開始しておりますので、ご興味ある方はぜひご登録ください。人材業界、スタートアップだけでなく、知られざる優良ビジネスの話などをさせていただいています。

③紙メディア

日経新聞、日経ビジネス、ダイヤモンド 、プレジデント、東洋経済などの特に紙メディアは、若手の人で読んでいる人が少ないです。特にベンチャー系の人は読んでいません。

一方でまだまだ日本は大手やレガシーな産業がリードしていますので、大手の方々が目を通しているものをみるとことでベンチャー系の人も「差」をつけることができます。

相手が何をどれくらい知っているのか、を想像して、少しでも相手のためになる情報を提供する姿勢は大事ですよね。私も、アポイントの際は相手にとって有益な情報を持っていけるように、相手が知りたいであろう情報を事前にインプットしていくことが多いです。

上質なインプットのポイントは積極的にアウトプットすること

以上、成長する情報収集術を紹介してきましたが、インプットばかりしていても血肉化はしません。仕事でアウトプットするのが一番です。仕事で結果を出すために知りたいことを調べながら学んでいく。そうして得たことを発信・提供して、新しい情報を得る。そうして、自分を取り巻く情報もどんどん高度なものになっていきます。

ただし、例えば営業の人がマーケティングを勉強しようとすればそれは仕事だけではできませんので、ネットで調べる、書籍を買う、デジタルマーケの中でもSNSやnote、Youtubeをやるなど、まずは仕事以外でできることを増やしていきましょう。

情報をみているだけではモノにならないので。実践こそ大事です。成長するためには仕事で使うこと。またはアウトプットすること。今であればnoteやYoutubeが良いでしょう。

昔から不思議なことに「発信する人に情報が集まる」のです。

ということで、繰り返しになってしまいますが、私も情報発信しております!あまり表に出ることのない、でも大切なビジネスのTipsを発信していますので、ぜひご登録くださいませ!

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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