こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
連日のニュースで5GやAIといった言葉を耳にするように、世の中はテクノロジーによって大きく変化をしています。
とりわけビジネスに目を向けても、FinTech(金融×IT)やEdTech(教育×IT)、AgriTech(農業×IT)など、さまざまな分野がITを取り入れ、次のステージへと変化を遂げようとしています。
このようなテクノロジーによる変化の実現を可能にしているのが、エンジニアです。偏にエンジニアといっても、開発系やインフラ系など多くの種類がありますが、総じてそれらの変化はエンジニアなしでは不可能です。今後ますますエンジニアの需要が高まっていくことは、既定路線といっても過言ではないと思います。
目次
エンジニアを取り巻く採用企業の環境
平成28年に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年には約79万人のIT人材が不足するとの記述があります。
技術者の人材不足に対して、昨年NECが新卒であっても実力によっては1000万円以上の年収を払うと発表したことは記憶に新しいですね。
加えて、エンジニアという職種は、他の職種よりも言語の壁が低いことでも知られています。それは、プログラミング言語という世界共通の言語を主に使っているからです。つまり、業務連絡等の簡単な会話さえできれば、外国人エンジニアでも日本で働くことができるのです。実際に、経済産業省の調査では、2008年から2015年までの7年間で日本企業による外国人エンジニアの採用は約2倍に増えているというデータが示されています。
前段の情報とあわせて、大まかにまとめると、「エンジニアの需要は今後ますます高まり、人材は不足する。そこに対して外国人エンジニアの採用で賄おうとする会社が増えている。」となります。
エンジニアが年収を上げるためのキャリアステップ
エンジニアが年収を上げていくのには、大きく2つのフェーズがあると考えています。
第一フェーズとして、最先端の領域を扱う会社に身を置くこと。
第二フェーズとして、語学力をアップさせること。
以下で詳しく触れていきたいと思います。
最先端の領域を扱う会社に身を置く
最先端の領域を扱う会社に身を置くことをおすすめする理由として、エンジニアは他のどの業種よりも経験者優位が強いと考えるからです。というのも、ITの分野というのはまさに日進月歩の世界です。すると最先端の領域を経験している人の数は必然的に少なくなるため、相対的に希少性が高まります。年収というのはその人の希少性に比例するという考えもできますから、希少性が高まれば当然年収も高くなります。
最先端というワードは非常にあいまいですが、例えばAIであったりクラウド、ブロックチェーンなどに関わる領域で検討されてみてはいかがでしょうか。
語学力をアップさせる
高い実力をつけることが大前提ですが、実力をつけたうえでさらに希少性を高めるのであれば、語学力を磨くことをおすすめします。
上述の通り、近年日本企業にやってくる外国人エンジニアが増えてきています。ですがこれを逆手に取れば、日本人エンジニアが外国企業に転職をすることもできるということです。
外資系の会社は皆さんがイメージしている通り、比較的給与が高いです。語学力を磨くことで、更なる年収アップも十分に期待できます。
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