【年収が低いまま…】給与が上がらない5つの理由

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こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

年収が低いのはなんでなんでしょうか?」という素朴な質問を受けることがあります。

世の中お金だけではないのですが、とはいえお金も大事。またはライフスタイルの変化からお金が大事になることがあります。

今回は、年収が低いままで上がらない5つの理由についてお話しさせていただきます。

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年収が低いと判断される基準は?

「◯◯職としては、給与が低いと感じている」
「業界平均よりも年収が低いのが今の会社のネック」

上記のような相談をいただくことがあります。

ただ、◯◯職にしては低い、◯◯業界にしては低い、など属性だけで判断するのは、実は非常に難しいです。属性による役割や役職は企業によって異なります。そのため、営業、エンジニア、IT業界、不動産業界だけで年収を判断するのは難しいのです。

では、何で年収が低いかどうかを判断すればいいのか。

「企業の利益にどれほど貢献しているか」

です。企業は利益を出し、拡大していくために人を雇用していることが前提ですので、利益を出せる人材には高い年収を支払おうと考えます。

バックオフィスの仕事では直接的にはかることが難しいとも言われます。ただ、例えば「単純業務を自動化して部署の無駄な労働時間を◯◯時間削った」という実績ができれば、それは人件費を縮減したことになり、利益に貢献したと言えます。

「出費を一覧化・分類して無駄な出費を抑えた」というのも、利益に貢献した実績になりますよね。「離職を防止すること」も他の人を採用するためのコストを減らすことになるわけなので、いくらでも考えることができます。

ただ、上記に挙げたようなことを自分で評価するのはかなり難しいことです。適正年収については、無料で査定しておりますので、ぜひお問い合わせください。

「年収が低いまま…」給与が上がらない5つの理由

1. そもそも業界的に年収が低い業界・職業である

業界的に年収が低いという業界があります。平均すると差ががあります。粗利益率だったり、業界慣習だったりします。ただし全員が低いわけではありません。昇進昇格してマネジメントしている方は給与は高くなります。

国税庁の調査による業界別年収ランキング

平成30年の国税庁「民間給与実態統計調査」によると、業界別の年収ランキングは以下の通りです。

1位:759万円…電気・ガス・熱供給・水道業
2位:631万円…金融業、保険業
3位:622万円…情報通信業
4位:520万円…製造業
5位:502万円…建設業
6位:498万円…学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業
7位:446万円…不動産業、物品賃貸業
8位:445万円…運輸業、郵便業
9位:437万円…複合サービス事業
10位:397万円…医療・福祉
11位:383万円…卸売業、小売業
12位:363万円…サービス業
13位:312万円…農林水産・鉱業
14位:251万円…宿泊業、飲食サービス業
全体平均:441万円

このように、年収が低いランキングに並び替えると、

①宿泊業、飲食サービス業、251万
②農林水産・鉱業 352万
③サービス業 363万
④卸売業、小売業 383万
⑤医療・福祉 397万

という結果になります。どの仕事も生活に不可欠なものですが、年収軸で並べると、「年収が低い業界」となってしまいます。

2. 仕事の結果が出ていない

仕事の結果が出ないと評価されず年収が低くなります。目の前の仕事にコミットすることが大切です。

また上司との関係が悪いと評価されません。上司は顧客だと思って、上司にコミットしましょう。

さらに、仕事の結果が出ていない人は上司と関係が最悪な場合が多いです。まずは上司ファーストをやってみることも大事です。

自分の評価者が何を求めているのかわからないと仕事になりにくいともいえます。

3. ネガティブ、他責な人

ネガティブな人、他人のせいにしやすい人は年収が低い傾向にあります。

いつまでも悪口を言っている。自分のせいじゃない。環境や人が悪いという人。

このような方は成長しないですし、嫌われてしまうので仕事の結果ももちろん出にくいです。

4. 変化が嫌いな人

現状維持を好み、変化が嫌いだという人は時代から取り残されてしまいます。

例えば今であればデジタル化の波がすごいわけで、DXに抵抗しているというタイプの人たちがいますが、この変化を機会と捉える人が年収が高まります。

時代に変化に対応しない、変化したくない人は年収は低くなっていくでしょう。

5. チームプレイできない人

会社とはチームで仕事をします。

その上でチームプレイができない人。自分だけ主義。自己中心的すぎる人は年収が上がらないです。

人間は自分が可愛いのでついつい自己中になりがちです。だからこそどの会社もバリューに「チームプレイ」をかかげていると思います。それだけできない人が多いとも言えます。

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以上年収が低い理由5選をあげてみました。皆様のご参考になれば幸いです。

年収が全てではないですが、ビジネスパーソンとしてより成長していきたいものです。

キャリアアップ・年収アップしていきたい方は、適性年収査定からキャリアアドバイス、選考対策まで行っていますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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