こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、GOOD AIDさんです。
GOOD AIDは「薬局のあり方を変え続けるヘルスケアプラットフォームになる。」というミッションを掲げ、処方箋がなくても病院の薬を購入できるセルフケア薬局を展開しています。
病院を受診しなくてもいいので仕事や育児で忙しくて時間がない人にとってはもちろん、昨今の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて病院に行くのをためらう人にとっても便利な薬局です。
「JR東日本スタートアッププログラム2020」ではJR東日本グループの共想パートナーに採択され、駅ナカ店舗の実証実験も実施しています。その後JR東日本スタートアップとの資本業務提携をしています。
さらにシリーズBラウンドとして、JR東日本スタートアップ、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、名古屋中小企業投資育成から総額約2億円の資金調達を実施するなど、今後の展開が非常に楽しみな企業です。
調達した資金はセルフケア薬局の出店拡大やマーケティング領域における優秀な人材の採用、セルフケア薬局の認知度向上のためのマーケティング戦略等に活用される予定です。
今回の記事では、GOOD AIDの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
GOOD AID転職の要点
GOOD AIDの特徴
・「薬局のあり方を変え続けるヘルスケアプラットフォームになる。」というミッションを掲げ、2016年に創業したスタートアップ
・処方箋がなくても病院の薬が買える調剤薬局「セルフケア薬局」を展開
・セルフケア薬局は「JR東日本スタートアッププログラム2020」でJR東日本グループの共想パートナーに採択される
・処方箋がなくても病院の薬が買える薬局の駅ナカ店の実証実験を経て、2021年5月にJR東日本スタートアップと資本業務提携を締結
・2021年8月には第三者割当増資により総額約2億円の資金調達を実施
GOOD AIDの会社概要
社名 | GOOD AID株式会社 |
所在地 | 〒453-0872 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート11階 |
設立年月日 | 2016年3月1日 |
資本金 | 200,395,000円 |
代表者 | 代表取締役 服部 雄太 |
役員 | 取締役副社長 新井 成道 取締役COO 小瀬 文彰 |
事業内容 | 調剤薬局、訪問看護リハビリステーション、EC事業 |
GOOD AIDの商品・サービス
おだいじに薬局
通常の調剤だけでなく、処方箋がなくても一部の病院の薬が買える零売(れいばい)サービスを行うハイブリッド型の薬局です。
薬剤師が症状のヒアリングから薬の相談までを実施し、10粒200円~購入できます。お薬代のみ購入できるため、病院を受診した場合より安くなるケースもあるそうです。関東や愛知県を中心に25店舗展開しています。
セルフケア薬局
零売に特化した、日本初の零売薬局チェーンです。忙しくて病院を受診する時間がない人や、新型コロナウィルスの感染が拡大するなか感染リスクの観点から病院に行くことに抵抗がある人にとっても、安心して薬を購入することができます。
2020年11月には「JR東日本スタートアッププログラム2020」の採択企業に選出され、JR東日本グループと、零売薬局に加えオンライン診療、健診サービス、フィットネスなどを兼ね備えた「スマート健康ステーション」の実現に取り組んでいます。2021年2月にはその実証実験として初の駅ナカ店「セルフケア薬局 nonowa西国分寺店」を出店しています。
GOOD AID代表取締役の服部雄太さんの経歴
服部さんは薬学部を卒業後、外資系の製薬会社に入社されます。そこで6年間働いたのち、薬剤師として調剤薬局に勤務。1日に200~300枚もの処方箋に対応する中で、患者さんとのコミュニケーションを十分に取れていない、薬剤師としての価値を患者さんへ提供できていないことを課題に感じていたそうです。
薬局のあるべき姿を考えたときに、ただ早く正確に薬を出すだけでなく、医療へ貢献する薬局を目指したいと考えた服部さん。そこで「薬局のあり方を変え続けるヘルスケアプラットフォームになる」というミッションを掲げ、2016年にGOOD AIDを創業しました。
GOOD AIDの採用・求人情報
GOOD AIDの職種・求人
・Webマーケッター
・広報・PR・マーコム
・D2C事業担当
・オペレーションマネージャー
・人事マネージャー
・人事採用担当
・薬剤師
GOOD AIDの働く環境
平均年収・平均年齢
GOOD AIDは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
GOOD AID転職を考えるにあたって最後に
GOOD AIDへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
日本では病院にかかって処方箋を出してもらうのが一般的で、零売サービスを行っている薬局も数えるほどしかないそうです。一方で全国の薬局の数は実はコンビニより多く薬剤師不足も社会的な問題となっています。
薬剤師の仕事が病院の処方箋に沿って薬を処方するだけではやりがいにつながるか疑問が残りますが、零売スタイルの薬局であれば患者さんと直接的なコミュニケーションがとれ、頼られる存在にもなります。
こうした観点から薬局だけでなく薬剤師の在り方にも変革を起こす零売によって、今後の医療業界がどのように変わっていくのかは非常に興味深いです。資金調達によって店舗の出店拡大やマーケティング人員の強化を実施していくそうなので、興味がある方はぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。