こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、株式会社Resilireさんです。
SCRM(サプライチェーンリスク管理)の完全クラウド化を実現するプラットフォーム「Resilire(レジリア)」の開発・運用をメインに、幅広く活躍しているスタートアップです。
2021年9月には、第三者割当増資によりArchetype Ventures・DNX Ventures・DEEPCORE・STRIVE・みずほキャピタル・グロービスファンドから1.5億円の資金調達をしました。また、本ラウンドによって累計資金調達額が1.8億円となりました。
この記事では、Resilireの求人に関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをまとめています。
目次
Resilire転職の要点
Resilireの特徴
・サプライチェーンリスク管理プラットフォーム「Resilire」の開発・運用を行っている
・ 2021年 アクセラレータープログラム「G-STARTUP」にて、最優秀賞を受賞
・ABEJAやモノタロウ出身のエンジニアが在籍
・エンジニア/BizDevのメンバーを採用強化中
Resilireの会社概要
社名 | 株式会社Resilire |
所在地 | 〒153-0044 東京都目黒区大橋2-12-13 |
設立 | 2018年9月 |
資本金 | 20,019,500円 |
代表者 | 代表取締役CEO 津田裕大 |
事業内容 | SCRM(サプライチェーンリスク管理)サービスの提供 |
Resilireの商品・サービス
Resilire
サプライチェーンリスク管理プラットフォーム「Resilire」は、全く新しいリスクマネジメントサービスを提供しています。
これまで、多くの企業では膨大な数のサプライヤー・社内拠点の管理をExcel等で行っており、管理が疎かになってしまっているというケースがしばしばありました。その結果、新型コロナウイルス・水害等の不測の事態であるインシデントが発生した時に対応が遅れ、大きな被害を伴ってしまった企業も少なくありません。
「Resilire」はサプライチェーン全体をクラウド上で管理し、災害発生時に影響を受ける可能性があるサプライヤーが自動的にリストアップされる仕組みとなっています。
また、サプライヤーがクラウド上で簡易的な回答をすることで、「実際に被災した拠点の特定」「被災したことで影響を受ける製品・関連企業」などを自動的に可視化し、迅速にリスク対応に取り組める点が大きな強みです。
“サプライチェーン全体の把握・マップで被災状況を把握・サプライヤーや拠点にすぐ連絡”といった機能を搭載しているため、有事の際に起こりうる混乱を防ぎ、損害を最小限に留めることができるので、サプライチェーンのリスク管理だけでなく、BCM(事業継続管理)の機能も持っています。
Resilireの代表 津田裕大さんの経歴
津田さんは、兵庫県西宮市出身です。大学1年生の頃に、Webコンサルティング会社へ入社され、1年半にわたってUI/UXデザイン業務を経験されています。
また、営業代行会社での新規開拓営業・マネジメント業務に携わったことも。営業で全国トップセールスを記録した実績をお持ちで、さまざまなキャリアを積まれていたようです。
その後、当時大学4年生だった津田さんに転機が訪れます。2018年3月に「株式会社はれると」の代表取締役に就任され、主に法人向けの採用Webコンサルティング業務を行うこととなりました。
しかし、同年6月、津田さん自身が大阪北部地震・西日本豪雨で被災したことをキッカケに、「災害が多発しているのにも関わらず、予防するイノベーションが生まれていない」と感じるようになったそうです。
そういった問題を解決するために、「災害による死者をゼロにするための事業をつくろう」と起業を決意。
そして、2018年9月に前身となるTech Designを設立されました。「データとテクノロジーで持続可能な社会を創造する」というビジョンを掲げ、現在も進化を加速させています。
Resilireの採用・求人情報
Resilireの職種・求人
・バックエンドエンジニア
・フロントエンジニア
・BizDev(ビジネスディベロップメント)
・PM(プロダクトマネジメント)
・UI/UXデザイナー
Resilireの働く環境
平均年収・平均年齢
Resilireは非上場企業のため、平均年収・年齢を公開していません。
Resilireに関する口コミまとめ
やりがいと成長
事業のスピードが圧倒的に早く、日々さまざまなことに挑戦していく必要があります。自ら課題を見つけ、主体的に問題解決を図る姿勢が大切です。
「大きな社会課題の解決を目指す」というブレない軸を持ち、真摯に仕事と向き合える環境が整っています。結果的に「大きな自己成長へと結びついた」と感じたメンバーが多いようです。
人間関係
ポジティブな部分・ネガティブな部分共に、包み隠さずオープンに話し合える社風です。フラットな人間関係が構築されており、非常に働きやすいのではないかと思います。
また、ビジョナリーなメンバーが多数在籍しているため、日々自身のスキルアップを図ることができるでしょう。
Resilire転職を考えるにあたって最後に
Resilireに転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点をご紹介しました。
防災ITベンチャーとして、急成長を遂げているResilire。
サプライチェーンリスク管理のクラウドサービスは、現在国内にあまり存在していません。現状だけを見ると「ニッチなサービス?」と感じる人も少なくありませんが、世界的には非常に注目されています。
「Resilire」が提供するサービスは、今後もよりニーズが高まっていくことでしょう。「新たな社会インフラを創造したい」という考えを共有できる方に、おすすめしたい企業です。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!