こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Rentio(レンティオ)さんです。
Rentioは家電やカメラのレンタルサービス「Rentio」を展開する企業です。『不要な「所有」を減らし、価値ある「体験」を増やしたい』をミッションに掲げ、これまで購入することが当たり前だった家電やカメラに、レンタルという新しい選択肢を作り出しました。
カメラのように旅行やイベントのタイミングだけ使いたいというニーズはもちろん、ECで購入する前にレンタルで試したいというニーズも増えているようです。
サービス開始から順調に成長を続けており、2021年10月には株式会社モノフルのグループ会社をリードインベスターとする総額15億円の資金調達を実施しています。2021年11月にも追加で調達する見込みで、本ラウンドでは総額20億円程度の調達を目指しているとのことです。
今回の記事では、Rentioの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
Rentio転職の要点
Rentioの特徴
・『不要な「所有」を減らし、価値ある「体験」を増やしたい』をミッションに掲げ、カメラや家電のレンタルサービス「Rentio」を展開
・月間利用者数は5万人、これまでの累計注文数は51万6,000件以上
・2021年10月にファーストクローズで15億円の資金調達を実施。翌11月にも追加の調達と予定
・2021年10月、メルカリやラスクルのIPOを担当してきた現アトラエ取締役CFO鈴木秀和氏を社外取締役として招聘
・調達した資金はメーカーとの連携強化や商品数の拡充、マーケティング費用、人材採用費用に充てるとしている
Rentioの会社概要
| 社名 |
レンティオ株式会社
|
| 所在地 | 〒140-0014 東京都品川区大井4-6-1 サクラビル3F |
| 設立年月日 | 2015年4月6日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 代表者 | 代表取締役CEO 三輪 謙二朗 |
| 役員 | 取締役CTO 神谷 祐介 |
| 事業内容 | カメラ、家電製品を中心にレンタル及び販売するイーコマース事業、情報サイトの運営など |
Rentioの商品・サービス
Rentio
家電やカメラをレンタルできるサービスです。これまで購入することが当たり前とされていた家電やカメラですが、例えばせっかく値段の張る防水カメラを買っても実際に使ったのは旅行に行った1回きりだったという経験は多くの人がしているのではないでしょうか。その時の選択肢の一つに「レンタル」を提案しているのが、レンティオです。
旅行やイベントなどの短期間だけ利用したい場合や、購入する前に試しに利用してみたい場合などに、簡単に商品をレンタルすることができます。しかも全国往復送料無料で、品ぞろえも2,900種類を超えて豊富です。レンタルして気に入ったら追加料金を支払うことでそのまま購入することもできます。
2015年のサービス開始から順調に利用者を伸ばし、今では月間5万人以上の人が利用しています。
Rentio代表取締役CEOの三輪謙二朗さんの経歴
明治大学卒業後、2008年に楽天株式会社に入社されました。モバイル版楽天市場の拡大に貢献し、その後はキッチン日用品雑貨ジャンルのECコンサルタントとして従事します。そして家電のEC事業を展開するベンチャー企業に転職。そこで家電をレンタルしたいという声が多かったことから、消費者向けのレンタルサービスの可能性を感じていたのだとか。
そして自身がレンタルサービスを利用した経験がきっかけとなり、レンタル事業での起業を決意。勤めていた会社がなくなったこともあり、2015年にレンティオを創業します。
Rentioの採用・求人情報
Rentioの職種・求人
・ウェブアプリケーションエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・プロダクトマネージャー
Rentioの平均年収・平均年齢
レンティオは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。コーポレートサイトに掲載されている会社紹介の資料には、平均年齢31歳と記載されています。
Rentioの労働環境
10:00～16:00をコアタイムとするフレックス制度が導入されています。リモートワークも導入されており、各自の判断で在宅勤務が可能です。そのほか働き方に関する制度として入社日に3日間の有給休暇が前貸しで付与されていたり、毎月1on1のMTGが設定されたりしています。
福利厚生では下記が整備されています。
・希望するスペックのSurfaceまたはMacBookを貸与
・外付けディスプレイ貸与
・フリードリンク/フリーお菓子あり
・従業員お試しレンタル制度
・部活制度
Rentio転職を考えるにあたって最後に
レンティオへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
これまでRentioに掲載する商品はレンティオがECやAmazonで購入していたそうですが、今はメーカー側から商品を掲載して欲しいと直接提供されるようになったそうです。
今後ますます家電購入プロセスのデジタルシフトが進んでいくことを考えると、メーカーにとってはRentioで試してもらうことが購入ハードルを下げる一つのカギとなるわけで、メーカーにとっても欠かせないサービスとなる得るでしょう。
大型の資金調達も実施し今後の取り組みにも大きな注目が集まる中で、私たちの消費行動を変えるようなこのサービスに少しでも興味があるという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。
