こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、stand.fmさんです。
女性向けのサーキュレーションサイト「MERY」を生み出した株式会社ペロリの創業者としても知られる中川綾太郎さん、河合真吾さんが2020年に新たに立ち上げたスタートアップです。
誰でも簡単に音声を配信できるプラットフォーム「stand.fm」を展開しており、ラジオをデジタル化する新しいデバイスとして注目されています。
2021年10月にはZ Venture Capital株式会社を引受先とする10億円の資金調達を実施し、事業基盤の拡大や運営を強化するための人員採用や、配信者の収益化の支援などを行っていくとしています。
今回の記事では、stand.fmの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
stand.fm転職の要点
stand.fmの特徴
・誰でも、どこにいても、気軽に収録ができて、すぐに配信できる音声配信プラットフォーム「stand.fm」を展開
・代表の中川さんは株式会社ペロリの創業者で、個人投資家としても活動
・2021年10月に10億円の資金調達を実施
・資金調達と同時に、音声配信サービス「REC.」を展開するUUUM株式会社と事業譲渡契約を締結
stand.fmの会社概要
社名 |
株式会社stand.fm
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所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-4 テイルウインド青山5階 |
設立年月日 | 2020年4月1日 |
資本金 | 5億円 |
代表者 | 代表取締役共同代表 中川 綾太郎 河合 真吾 |
事業内容 | 音声配信プラットフォーム「stand.fm」の運営・開発 |
stand.fmの商品・サービス
stand.fm
「誰でも、どこにいても、気軽に収録ができて、すぐに配信できる」をコンセプトにしている音声配信プラットフォームです。誰でも簡単に音声をアプリで収録したり、ライブ配信をしたりすることができ、聴く人はラジオ感覚で楽しむことができます。2016年頃からAirpodsに代表されるワイヤレスイヤホンが普及したこともあり「ながら聴き」が浸透し、音声配信サービスの需要も増えてきています。
そこでstand.fmは収益化プログラムやコラボ収録機能など、リスナーを増やす仕組みや配信者の課題を解決する機能を用意し、より配信者ファーストなサービスで差別化を図っています。
stand.fm代表取締役共同代表の中川綾太郎さんの経歴
中川さんは兵庫県の出身でいらっしゃいます。2011年、早稲田大学在学中に現クラウドワークス取締役兼CINOの成田修造さんらとウェブメディア事業を展開するアトコレを創業します。
その後、別事業を始めることになり、佐俣アンリさんのANRIファンドなどからの出資を受け、2012年にstand.fmの共同代表でもあるエンジニアの河合さんとペロリ株式会社を立ち上げます。そして女性向けのキュレーションサイト「MERY」を開始し、一大人気メディアに成長させます。その後2014年にディー・エヌ・エーに事業を売却。
同時期から「Tokyo Founders Fund」にも所属して、個人投資家としても活動されています。2017年にペロリの代表取締役を辞任し、新たに株式会社newnを創業。立て続けにD2Cブランドをヒットさせて注目を集める中、2018年12月からはstand.fmも開始し、2020年4月には株式会社stand.fmを立ち上げて事業を切り出しています。
stand.fm代表取締役共同代表の河合真吾さんの経歴
河合さんは東京都の出身でいらっしゃいます。早稲田大学在学中に中川さんが起業したアトコレにインターンとして参加します。未経験ながらサービス開発を担当し、最終的には取締役にも就任しています。
その後中川さんと共にペロリを創業し、取締役に就任します。MERYが500万MAUを達成するまで、一人で開発を担当されていたそうです。そして再び中川さんと共同創業でstand.fmを立ち上げます。
stand.fmの採用・求人情報
stand.fmの職種・求人
・エンジニアオープンポジション
・クライアントエンジニア
・バックエンドエンジニア
・CTO候補
・VPoE候補
・音声エンジニア
・機械学習エンジニア
・QAエンジニア
・Developer Relations
・エンジニアリングマネージャー
・UI/UXデザイナー
・プロダクトマネージャー
・人事採用担当(正社員)
・人事採用担当(業務委託)
・コミュニティマネージャー
・カスタマーサポート
・PR
stand.fmの平均年収・平均年齢
stand.fmは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
stand.fmの労働環境
13:00~17:00をコアタイムとするフレックス制度が導入されています。基本的には在宅勤務となっていますが、東京オフィスでは週1日の出社推奨日を設けてコミュニケーションを図りやすくする仕組みがあります。大阪や福岡など東京以外に住みながら、フルリモートで働くエンジニアもいるそうです。
福利厚生では下記が整備されています。
・社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
・交通費支給
・PC選択可(必要スペックに応じて自由に選択)
・ストックオプション有り
stand.fm転職を考えるにあたって最後に
stand.fmへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
音声配信というと招待制の音声配信SNSであるClubhouseが一気にユーザーを増やしたことが記憶に新しいですが、アメリカではPodcast市場も拡大しているそうで、ながら聴きができるコンテンツは今後新しい文化として浸透していくことが予想されています。stand.fmも有名人や人気Youtuberが音声配信を始めているようで、今後の展開が非常に楽しみです。
新しい文化を作るサービスに携わりたいという方はもちろn、連続起業家である中川さんと一緒に仕事がしてみたいという方も、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。