当たり前ですが、正しい英語を使うことは必須です。
ポジションや企業の所在地によっては、求められる英語のレベル自体は案外そこまで高くないこともしばしばありますが、職務経歴書においては完璧な文章が求められます。
企業によっては誤字脱字があるとその時点でNGとする場合もあるので、慎重に取り組みましょう。
そうはいっても、このようなビジネス書類上で完璧な英文を書くのは我々日本人からしたら大変ですよね。
その場合は遠慮なく、英作文をサポートしてくれる外部サービスに頼りましょう。
下記は実際にビジネスでもよく使われるツールです。
・DeepL:AIによる自動翻訳ツール。日→英、英→日、どちらからでも翻訳可能です。
・Grammarly:AIによる添削ツール。誤字脱字・文法的な間違いを指摘するだけでなく、よりよい文法を提案してくれます。有料版にするとさらにビジネス・アカデミック向けに厳しく添削してくれるモードもあります。
・TopResume:ネイティブの人事経験者が職務経歴書を添削してくれるツールです。上2つに比べると値段は少々張りますが、確実に直してくれるだけでなく、職務経歴書としてよりよい表現を提案してくれるため、本気で外資系企業に書類を送るなら利用しておくことをオススメします。
英語に苦手意識のある方向けにおすすめの利用方法としては、まず日本語で書いたものを1.DeepLで一気に英訳し、細かい文法チェックを2.Grammarlyで確認し、とりあえず出来上がった書類を3.TopResumeで添削してもらう、という方法です。
ちなみに、(TopResumeを使うと指摘してもらえることですが)職務経歴書での英語表現においてはより見栄えの良い動詞というものがあります。
たとえば「SaaSの新規事業を作った」と書きたい場合、「Made a new business of SaaS」というよりBuidという単語を使って「Built a new business of SaaS」とした方が見栄えが良くなります。
下記の記事では195語(動詞)もの事例が載っているので、ぜひ参考にしてみてください。
『195 Action Verbs to Make Your Resume Stand Out』 by Indeed
原文
OK: “Member of Leadership for Tomorrow Society”
Better: “Selected as one of 275 for this 12-month professional development program for high-achieving diverse talent.”
Best: “Selected as one of 275 participants nationwide for this 12-month professional development program for high-achieving diverse talent based on leadership potential and academic success.”