こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、ファミトラさんです。
ファミトラは『テクノロジーの力で「笑って長生き」を実現する。』というミッションを掲げ、国内のAgeTech業界を牽引し続けています。家族信託サービス『ファミトラ』の開発・運営をメインに、順調に知名度を上げているスタートアップです。
2021年12月にはシリーズAラウンドとして、Eight Roads Ventures Japan・Coral Capital・DG Daiwa Ventures・Aflac Ventures LLC・東京海上日動火災保険株式会社、みずほ銀行等を引受先とした総額約14億円の資金調達を実施。また、今回調達した資金は更なるサービス拡充、採用・組織体制の強化に充てられる予定となっています。
この記事では、ファミトラが持つ特徴や求人情報などの詳しい情報をまとめています。
目次
ファミトラ転職の要点
ファミトラの特徴
・「家族信託を、あたりまえに。」をビジョンに掲げる、AgeTechスタートアップ
・家族信託サービス『ファミトラ』の開発・運営がメイン
・SOMPOひまわり生命株式会社をはじめ、さまざまな企業と業務提携契約を締結
・社長の三橋さんはシリアルアントレプレナー
・2021年12月に総額14億円の資金調達を実施、累計調達額が約17億円に到達
ファミトラの会社概要
社名 | 株式会社ファミトラ |
所在地 |
本社: |
設立 | 2019年11月 |
資本金 | 2億8525万円 |
代表者 | 代表取締役CEO 三橋克仁 |
事業内容 | 民事信託(家族信託)のマーケティング・コンサルティング事業「ファミトラ」の運営 |
ファミトラの商品・サービス
ファミトラ
少子高齢化が加速する日本では、“2025年に認知症患者が700万人になる”と言われています。認知症になり意思能力がなくなれば、あらゆる契約行為が不可能に。加えて、定期預金の解約・不動産売買・賃貸契約などだけでなく、当人の銀行口座からの入出金さえ拒否されてしまう可能性も高いです。そして、この「認知症による資産凍結」への事前対策として、家族信託が現在注目を集めています。
そのなかでも『ファミトラ』は、非常に勢いがあるサービスです。ITの活用によってオペレーションの効率化を図り、その結果これまで高額だった“家族信託組成費用”の大幅なコストダウンを実現。誰もが気軽に「簡単に、早く、安く」家族信託を開始できる仕組みを提供しています。
ファミトラのメリットとして「家族信託の専門家が専任で担当」「多様な専門家が在籍」「アフターサポートも充実」、この3点が挙げられます。アフラック生命保険株式会社の「しっかり頼れる介護保険」の付帯サービスとして導入された実績等も保有しており、現在もさまざまなシーンで活用されています。
今回の資金調達を経て、資産管理に悩む方々との接点となるステークホルダーとの連携施策も強化するとのことです。保険会社や銀行、介護事業者、証券会社、不動産会社、資産運用アドバイザー、税理士など様々なステークホルダーから強い反響を得ており、今後も成長が期待できるでしょう。
高齢化の問題にしっかりと向き合い、適切な支援を提供する『ファミトラ』。今後も多くの人を支え続けるサービスとして、更なる支持を得ていくでしょう。
ファミトラの代表 三橋克仁さんの経歴
三橋さんは、東京大学大学院工学系修士課程を修了されています。大学院在学中に2012年より、株式会社マナボ(現 SATT AI ラボ株式会社)を創業し、代表取締役に就任。オンデマンド個別指導アプリ「manabo」のプロトタイプを自ら開発、ベネッセ・Z会などの国内教育系大手企業各社との業務提携をはじめ、累計6.2億円の資金調達を主導されました。約6年半経営に臨んだ末、2018年に駿台グループに売却を決意。その後、「BCI(Brain Computer Interface)の商用化を見据え、AgeTech領域の事業を展開したい」と考えるようになった三橋さん。2019年11月に、前身となるBOSSA Technology Inc.を設立されました。2020年11月に現社名に変更、順調に業績を伸ばし現在に至ります。
ファミトラの採用・求人情報
ファミトラの職種・求人
・法人営業
・ディレクター
・エンジニア
・フィールドセールス
・労務リーダー
・採用リーダー
・マーケティング
・営業サポート
ファミトラの平均年収・平均年齢
ファミトラは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
ファミトラの労働環境
就業時間はフレックスタイム制(5:00~22:00/実働8時間)を採用、基本的に土日祝日がお休みとなります。また、職種によってはリモートワークもOK。その際は週数回のMTGの実施に加え、毎朝デイリースクラムを行い、課題感や方向性を共有しているそうです。福利厚生としては各種社会保険(健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険)ほか、会社規定に基づき交通費も支給されます。
ファミトラ転職を考えるにあたって最後に
ファミトラ転職を考えるにあたって、さまざまな留意点をお伝えしました。
『ファミトラ』は組成をDX化したことで、わかりやすく安価で手に届く仕組みを実現しました。これからも、家族信託を通して「老後の資産管理に対して不安がある」といった悩みに寄り添い続けていくでしょう。
「社会問題の解決を図りたい」「AgeTech業界で活躍してみたい」という方は、ファミトラへの転職をぜひご検討ください。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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