こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、よりそうさんです。
よりそうは「よりそう力で世界を変える」をミッションに掲げ、テクノロジーの力で葬儀・供養領域の課題解決に挑戦するベンチャー企業です。2020年11月から「よりそうお葬式」を家族葬メインにリニューアルし、首都圏を中心にテレビCMの放映も開始しているので、一度は目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
超高齢化社会の日本において大きな市場であるにもかかわらず、IT化が進んでいなかった領域です。業界のDXに取り組むよりそうには大きな注目が集まっています。
2022年1月にはシリーズEラウンドで、その成長性に期待するフィデリティ・インターナショナルや農林中金キャピタルなど投資家7社を引受先とした第三者割当増資により30.9億円の資金調達を実施しています。さらに金融機関4社から4.3億円の融資も受け、ライフエンディング・プラットフォーム構想の実現などに取り組むとしています。
今回の記事では、よりそうの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
よりそう転職の要点
よりそうの特徴
・「よりそう力で世界を変える」をミッションに掲げる葬儀ベンチャー
・全国一律のセットプランで家族葬を提供する「みんなのお葬式」をメインに、ライフエンディングをワンストップでサポート
・2018年6月に社名を「株式会社みんれび」から「株式会社よりそう」に変更
・2020年11月には「みんなのお葬式」を家族葬メインのプラン構成にリニューアル
・2022年1月に第三者割当増資と融資により総額約35.1億円の資金調達
・調達した資金でライフエンディング・プラットフォーム構想の強化や葬儀社のDXを推進する新規事業の立ち上げ、そのための採用強化などを予定
よりそうの会社概要
社名 |
株式会社よりそう
|
所在地 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田2-11-17 HI五反田ビル 4F |
設立年月日 | 2009年3月 |
資本金 | 29億9,567万円 |
代表者 | 代表取締役社長CEO 芦沢 雅治 |
役員 |
取締役副社長COO 篠﨑 新悟
社外取締役 深山 和彦 社外取締役 福島 智史 常勤監査役 村社 通夫 社外監査役 藤戸 久寿 社外監査役 角田 朋子 執行役員 中原 功寛 執行役員CMO 秋山 芳生 |
事業内容 | 葬儀・供養関連サービスの提供 |
よりそうの商品・サービス
よりそうお葬式
家族葬を全国一律のセットプランで提供しているサービスです。従来のお葬式は高額なものが多いですが、よりそうお葬式では物品やサービスを厳選することによって業界最安水準のプランを実現。式場でお通夜・告別式などを行う「よりそう家族葬」では、告別式のみの一日プラン、お通夜・告別式を家族中心に行う二日プラン、たくさんのお花でお見送りができる華やか二日プランがあります。
火葬のみを行う「よりそう火葬式」では、最も費用を抑えられるシンプルプラン、火葬の前に面会ができる面会プラン、火葬までを自宅で過ごせる自宅安置プランが用意されています。最も安いよりそう火葬式のシンプルプランは81,000円(税抜)です。従来のお葬式ですと、全国平均で121.4万円かかるので、とてもリーズナブルな価格設定となっています。
葬儀場は厳選された全国4,000ヶ所から探すことができます。準備にあたっては24時間365日、いつでも無料で相談できるのもうれしいメリットです。また家族葬にこだわるよりそうお葬式ならではの特徴として、家族葬のセットプランにはメモリアルコーナーの設置や遺族や参列者からのメッセージを棺の中に入れるなど、4つのお別れ演出が含まれています。
品質に満足できない場合は葬式費用が全額返金されるなど保証も充実しており、お客様満足度は97%を達成しています。
よりそうお葬式の他に、お客様の要望に合った地域の葬儀屋を紹介する「くらべる葬儀」や、菩提寺のない方向けにお坊さんを紹介する「よりそうお坊さん便」など、終活からお葬式、法事・法要、相続・整理までライフエンディングに関わる課題をワンストップで解決するサービスを包括的に提供しています。
よりそう代表取締役の芦沢雅治さんの経歴
芦沢さんは1985年生まれ、岐阜県の出身でいらっしゃいます。
子どもの頃から情報格差を解決したいという想いを抱いていたという芦沢さん。世界を変えるための一歩として、高校卒業後にカナダへの語学留学を経てアメリカの大学へ進学します。そして留学中にビジネスに必要な資金を集めようとアフィリエイトなどに挑戦し、収益を上げることができたことで実際に事業の立ち上げを決意。起業のために大学を中退し、帰国します。
帰国後は個人事業主としていくつかのサイトを運営やNPO法人の立ち上げを経て、2009年によりそうの前身となる株式会社みんれびを創業。介護や歯医者、結婚式場などライフステージに関わる分野ごとにレビューサイトを展開していましたが、その中で反響が大きかったのが葬儀の領域だったのだとか。
そこからは葬儀の領域を主力事業に成長し、2018年には会社名をよりそうに変更。ブランド名も統一しています。
よりそうの採用・求人情報
よりそうの職種・求人
・BPRリードエンジニア
・Salesforceエンジニア
・WEBエンジニア(サーバーサイドエンジニア)
・WEBエンジニア(サーバサイド/Python)
・エンジニアリングマネージャー
・コーポレートエンジニア(情報システム)
・データエンジニア
・情報セキュリティ担当
・SEOディレクター
・WEBディレクター(サービスグロース/UX向上)
・WEBデザイナー
・フロントエンドエンジニア
・広報PR担当
・SaaSプロダクト企画
・事業開発マネージャー
・経理・法務担当
・オープンポジション
よりそうの平均年収・平均年齢
よりそうは非上場企業のため、残念ながら平均年収の公開データはありませんでした。採用サイトに掲載されている年代別構成比率によると、20代26%、30代54%、40代20%で平均年齢は34歳となっています。
よりそうの労働環境
10:00~16:00をコアタイムとするフレックス制度が導入されています。リモートワークも推奨されており、リモート率は80%。リモート手当も支給されます。
人事制度では透明性と公平性を担保するため、ステージアップに必要な要件が全て開示されているそうです。定期的な1on1や年2回の評価面談も設定されています。また、よりそうが大切にしている3つのカルチャー「徹底的によりそう」「プロフェッショナルであること」「新しいあたりまえをつくる」に則して成果を出したメンバーの表彰も行われています。
福利厚生としてはリフレッシュ休暇や産休育休の他に、よりそうならではの慶弔休暇制度では最大7日間の休暇を取得できます。
よりそう転職を考えるにあたって最後に
よりそうへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
ライフエンディング・プラットフォーム構想の実現や業界のDX化を推進する新規事業の立ち上げなど、様々な展開を予定しているよりそう。高齢化が進んでいくことはもちろん個人の価値観も多様化する中で、ライフエンディング領域の市場における新たな可能性に挑戦し続けていくでしょう。
その挑戦に興味があるという方、誰もが迎えるライフエンディングを自らの手でより良いものにしてみたいという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。