iCARE転職のための採用・求人情報、代表の山田洋太さんについてまとめました

求人紹介          
       
       
     

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめは、iCAREさんです。

近年、多くの企業が取り組んでいる「健康経営」。その実現のために、2015年から義務化された従業員へのストレスチェックや長時間労への対策、健康管理などの煩雑な業務が人事・労務部門に発生しています。

こうした業務の効率化と健康経営のコンサルティングでカンパニーケアをサポートするのが、iCAREが提供している健康管理システム「Carely(ケアリィ)」です。コロナ禍で一層ニーズが増え、利用企業数を伸ばしています。

今後も日本企業の大きな課題であるカンパニーケア領域をリードするサービスとして注目も高く、2022年1月にはシリーズEラウンドとしてインキュベイトファンド株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、Salesforce Ventures、三井住友海上キャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資と金融機関からの融資により総額19億円の資金調達を実施しています。

今回の記事では、iCAREの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。

iCARE転職の要点


(コーポレートサイトより)

iCAREの特徴

「働くひとの健康を世界中に創る」をパーパス(存在意義)に掲げ、カンパニーケアの課題解決に取り組む
・健康管理システム「Carely(ケアリィ)」を提供し、健康データを活用した健全な組織作りをサポート

・第5回HRテクノロジー大賞で健康経営賞、HRアワード2021人事労務管理部門で最優秀賞など受賞歴も多数
・2022年1月には第三者割当増資および複数の金融機関からの融資により総額19億円の資金調達を実施
・調達した資金でCarelyの認知拡大と健康ビッグデータを活用したプロダクト開発を加速するとしている

iCAREの会社概要

社名
株式会社iCARE
所在地 〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1丁目23-23 恵比寿スクエア 5階
設立年月日 2011年6月
資本金 43.8億円
代表者 代表取締役CEO 山田 洋太
役員 取締役COO 石野 良朋
取締役CRO 中野 雄介
執行役員CFO 加藤 浩司
CTO/Development本部長 荻野 淳也
社外取締役 和田 圭祐
社外取締役 立岡 恵介
社外取締役 松田 怜佳
監査役 山根 節
事業内容 健康管理システム「Carely」の開発・運営

(コーポレートサイトより)

iCAREの商品・サービス


(コーポレートサイトより)

Carely

人事や労務、マネージャーが行っている面倒な従業員の健康状態管理を簡素化し、ハイリスク者への予防措置も含め健全な組織つくりを支援する健康管理システムです。

健康管理業務は長時間労働の管理や健康診断の予約・変更、ストレスチェックの実施、産業医面談の設定など多岐に渡り、またアナログ管理が多い、可視化されづらいなどの課題がありました。昨今はコロナの影響でリモートワークが増え、さらに従業員の健康管理が難しくなっているのが現状です。

Carelyはこうした業務のデジタル化によって健康管理にかかる工数を75%削減します。また健康に関する情報の一元管理によって健康リスク者も自動でリスト化。健康リスクの高い従業員をいち早く把握し、人事や専門家のアクションにつなげることができます。

その他に産業医の紹介や従業員が気軽に健康について相談できる専門家窓口の設置などの支援に加え、2020年9月からはCarelyに蓄積された健康ビッグデータを活用し、専門家が健康課題の可視化、改善、効果検証をサポートする健康経営コンサルティングを開始。健全な組織づくりをトータルでサポートしています。

こうした側面から健康管理の基幹システムとして評価され、従業員が10,000名を超える大企業への導入が進んだことで導入企業数を順調に伸ばしています。

また、Carelyの導入企業のうち44社が経済産業省管轄の「健康経営優良法人2022」に認定されており、導入による明確な成果が出ているのも強みです。

iCARE代表取締役の山田洋太さんの経歴

山田さんは高校から医師を目指していたそうで、金沢大学医学部に進学。卒業後は内科医として沖縄県立中部病院で3年間研修を受けたのち、2008年に公立久米島病院に移って離島医療に従事します。その中で病院の経営状況が非常に悪いことに気付き、MBAの取得を決意。2010年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科への進学のため上京します。

大学院に通いながら心療内科と内科が併設されたクリニックでアルバイトを行い、心療内科についても学んだという山田さん。診察する中で就業者の患者が多く、産業医が機能していないことに疑問を持ちます。そこで働く人の健康管理をサポートしようと企業を決意し、在学中の2011年に同級生と共にiCAREを創業します。

iCAREの採用・求人情報

iCAREの職種・求人

・経理
・法人営業(フィールドセールス)
・インサイドセールス
・マーケティングマネージャー
・新規事業責任者
カスタマーサクセス(CS AD)
・カスタマーサクセスマネージャー
・産業看護職
・セールスエンジニア
・サーバーサイドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・エンジニアリングマネージャー
・QAエンジニア
・テックリード
・SRE
・経営企画責任者
・VP of Finance

iCAREの平均年収・平均年齢

iCAREは非上場企業のため、残念ながら平均年収の公開データはありませんでした。採用情報に掲載されている会社紹介の資料には、平均年齢34歳と記載されています。

iCAREの労働環境

10:00~17:00をコアタイムとするフレックス制度が導入されています。健康管理に関するサービスを展開する企業だけあり、休暇制度には月に1回休養や通院時に使えるSelf-care Dayや、年に3日のリフレッシュ休暇が取得できるChill-out Dayが用意されています。また、コロナ禍にありがたいのがコロナ看護休暇で、社員の家族や親族がコロナに罹患した場合やコロナに起因する休園などで業務が難しい場合に取得できます。

福利厚生でも、トレーナーによる定期的なレクチャーが受けられるオフィスストレッチや部活動、健康管理を徹底した健康経営が特徴的です。社内のコミュニケーションを活性化するイベントも豊富で、部署と個人の目標であるOKRを社員全員で振り返る合宿が半年に1回行われているほか、各部署の業務を学ぶiStudy、コミュニケーションを目的としたオフィスイベントTGiF、ピアボーナス制度によるグッジョブランキングなどがあります。

iCARE転職を考えるにあたって最後に

iCAREへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

健康管理は複雑で専門家に任せておけばいいと思われがちですが、そんなカンパニーケアの現状や誤った考えをテクノロジーの力で変えていこうとするiCARE。データ活用と課題への具体的な解決策の提示で中長期的に健康経営をサポートするCarelyは、今後予防医療のインフラとしてさらに導入企業を増やしていくでしょう。

健康経営という大きな社会課題を自らの手で変えていきたいという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。

成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
一覧に戻る