こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、STANDSさんです。
「テクノロジーで愛されるプロダクトを増やす」をビジョンに掲げ、ノーコードで自社サイトにユーザーを導くガイドを表示できるUI/UX改善SaaS「Onboarding」を運営しています。
2022年2月にはプレシリーズAラウンドでXTech Ventures、Headline Asiaの2社を引受先とする第三者割当増資により総額1億円の資金調達を実施。初の第三者割当増資による資金調達で、投資家からはカスタマーサクセスのDXを実現するプロダクトとして期待されています。
今回の記事では、STANDSの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
STANDS転職の要点
STANDSの特徴
・「テクノロジーで愛されるプロダクトを増やす」をビジョンに掲げ、BtoB向けのUI/UX改善SaaS「Onboarding」を運営
・代表の露木さんと取締役の藤原さんが前職で感じていた課題からサービスを開始
・TechCrunch Startup Battle 2020ファイナリスト、IVS LAUNCPAD SaaS 2020ファイナリストに選出
・2022年2月にXTech Ventures、Headline Asiaを引受先とする第三者割当増資により総額1億円の資金調達を実施
・調達した資金で材採用、プロダクト開発、カスタマーサクセスの強化を実施するとしている
STANDSの会社概要
社名 |
株式会社STANDS
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所在地 | 東京都中央区八重洲1-2-16 TGビルディング本館8階 xBridge-Tokyo内 |
設立年月日 | 2018年9月 |
資本金 | 1億円(資本準備金含む) |
代表者 | 代表取締役CEO 露木 諒 |
役員 | 取締役COO 藤原 岳史 |
事業内容 | B2B SaaS 「Onboarding」の開発提供 |
STANDSの商品・サービス
Onboarding
ウェブサービスにタグを設置するだけで、ユーザーを導くガイドを表示できるUI/UX改善SaaSです。
多くの企業がエンジニアのリソースが不足しているために、UI/UXの改善にまで手が回らないという課題を抱えています。せっかくサービスをリリースしても、使いづらさからユーザーが離脱してしまったり、問い合わせが増えてカスタマーサクセスの負担になっているのが現状です。
Onboardingはノーコードでサイトにチュートリアルやポップアップなどを表示することができるので、エンジニアのリソースがなくてもユーザーが直感的に使いやすいUIに改善することができます。またユーザーの利用状況や活用データも柔軟に取得することができるので、そのデータから改善施策を行うことも可能です。
ユーザー単位でシナリオを組めるというのも特徴の一つ。有料機能の利用を定着させることで無料から有料ユーザへの移行率を上げたり、新機能の利用を促すことで継続率を高めたりといった効果につながります。
STANDS代表取締役の露木諒さんの経歴
慶應義塾大学を卒業後、2010年にBtoB向けの動画配信プラットフォームを展開する株式会社PLAYに入社されます。エンジニアだけでなく、事業企画やプロダクトマネージャーなどを横断的に経験し、事業のグロースを牽引するなど活躍されます。元々起業が選択肢にあったという露木さん。在職中にはその準備段階として早稲田大学大学院でMBAを取得しています。
2018年に当時の同僚で現取締役の藤原さんと株式会社STANDSを創業。どんな事業をやるかを決めないまま起業したそうですが、お二人が前職で感じていたプロダクトのUI/UX改善が後回しになってしまっているという課題を解決しようと、Onboardingをリリースしています。
STANDSの採用・求人情報
STANDSの職種・求人
・フロントエンドエンジニア (マネージャー候補)
・バックエンドエンジニア (マネージャー候補)
・UI/UXデザイナー (マネージャー候補)
・カスタマーサクセス (マネージャー候補)
・セールス (リーダー候補)
STANDSの平均年収・平均年齢
STANDSは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
STANDSの労働環境
リモートワークを導入しており、基本的に出社は週2日程度。全社ミーティングが毎週開催されていますが、在宅勤務の場合はZOOMで参加可能です。コミュニケーションが取りやすいように、毎朝の朝会でメンバーそれぞれのタスクや進捗を共有したり、ZOOMに自由に参加できる雑談部屋があるので質問などがあるときにはすぐに聞くことができるそうです。
その他にも、エンジニアリーダー・代表との1on1が実施されていたり、新入社員とメンバーでのウェルカムランチ、部署を越えたメンバーと交流のための全社ランチなども行われていたりと、メンバー同士のコミュニケーションに力を入れていることがうかがえます。
福利厚生は下記が整備されています。
・各種社会保険完備(厚生年金・健康保険・雇用保険・労災保険)
・通勤手当(5万円/月まで実費支給)
・各種慶弔金
・健康診断、人間ドッグ(40歳以上)費用の全額負担
・インフルエンザ予防接種費用の補助
・入社時に最適なPC・外部ディスプレイ等の貸与
・書籍購入費用の補助
・テックカンファレンス、勉強会参加費用の補助
・福利厚生サービス (wantedly perk)
・オフィス内禁煙
STANDS転職を考えるにあたって最後に
STANDSへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
昨今、サービスが売り切り型からサブスクリプション型に変わりつつあることに加え、コロナ禍でDXを支援する様々なSaaSも生まれ、より一層カスタマーサクセスの重要性が高まっています。しかしカスタマーサクセスは属人的で労働集約型になりがちです。STANDSは、そこをテクノロジーの力で変えるUXのインフラを目指しており、今後ますます利用者が増えていくでしょう。
カスタマーサクセスのあり方を変えようとする取り組みに興味があるという方、世の中に便利なプロダクトを増やす手伝いがしたいという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。