こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、KAERUさんです。
超高齢社会のお買いものをなめらかにするためのエイジテック/フィンテックサービス『KAERU』を主に展開。「超高齢社会における、やさしい金融サービスをつくる」をミッションに掲げ、“安心して歳を重ねられる社会を構築する”ことを目指しています。
また、2022年3月にはW ventures株式会社・Sony Innovation Fund・株式会社FINOLAB・南都キャピタルパートナーズ株式会社・株式会社ベンチャーラボインベストメント・G-STARTUPファンドを引受先とした、総額1.4億円の資金調達をプレシリーズAラウンドで実施しました。
調達した資金は更なるサービス拡充や、採用をはじめとしたKAERUの組織力強化に充てられる予定です。
この記事では、KAERUの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
KAERU転職の要点
KAERUの特徴
・「誰もがお買いものを楽しみ続けられる世の中にする」をビジョンに掲げる
・アシスタントプリペイドカード「KAERU」の開発・運営がメイン
・グロービスが主催するアクセラレータープログラム「G-STARTUP」に採択
・Plug and Play Japan、アクセラレータープログラム Winter/Spring 2022 Batchに採択
・ASACスタートアップアクセラレーションプログラム第12期に採択
・2022年3月に、総額1.4億円の資金調達を実施済
KAERUの会社概要
社名 | KAERU株式会社 |
所在地 | 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17番2号 兜町第6葉山ビル4階 |
設立 | 2020年10月 |
資本金 | 170,992,383 円 |
代表者 | 代表取締役CEO 岡田知拓 |
事業内容 | お買いものアシスタントアプリ「KAERU」の企画・運営 |
KAERUの商品・サービス
KAERU
『KAERU』は、高齢者と彼らをサポートする方がともに安心して使用できるキャッシュレスサービスです。
「視力が下がったらメガネをかける」「足腰が弱ったら杖をつく」、そのような“ニガテなこと”が増えてもお買い物を続けていく。そういった世界を実現させるために、当サービスが開発されたそうです。
『KAERU』が持つ特長は次の通りです。
・事前チャージ式のプリペイドカード式で、支払いがスマート
・1日に使用する金額の設定も可能、使いすぎを防げる
・万が一落としても、スマホからワンタッチでカードを停止できる
また、基本機能には「決済」「使いすぎ防止」、アシスタント機能には「パートナー機能」「お買い物メモ」などが搭載されています。キャッシュレスでのお買い物やアプリの利用に慣れていない高齢者の方は少なくありません。アシスタント機能を使えば難しい操作は家族などのパートナーにまかせることができるので安心です。
日本経済新聞・朝日新聞といったメディアにも取り上げられており、いま非常に注目を集めています。今後も超高齢社会におけるやさしい金融サービスの提供を目指し、更なる機能拡充を図る予定です。
KAERUの代表 岡田知拓さんの経歴
岡田さんは、東京農工大学 応用生命化学修士をご卒業されています。新卒でネットプロテクションズの法人営業・事業開発を担当。その後、東南アジアのスタートアップにジョインしたそうです。日本に帰国後は、LINE株式会社に入社。LINE Payサービスの立ち上げ初期、戦略立案から個別のプロダクト企画など、数多くの業務に携わっています。そのようななかで「より付加価値のあるペイメントサービスを創りたい」と考え、起業を決意。現取締役COOの福田勝彦さんと共に、2020年10月にKAERUを設立されました。
KAERUの採用・求人情報
KAERUの職種・求人
KAERUでは、現在ソフトウェアエンジニア職のみ募集されています。必須要件は「0からサービスを一人で作った経験」「事業サイドと会話しながらプロダクトを開発した経験」「Webサービス開発・運用の経験」、歓迎要件は「SIer もしくは金融システムでの経験のある方」「要件定義から仕様策定、開発までの一通りの経験がある方」とのことです。詳細が気になる方は、ぜひお問い合わせください。
KAERUの平均年収・平均年齢
KAERUは非上場企業のため、平均年収・平均年齢の情報については公開されていません。コーポレートサイトの求人情報を確認したところ、ソフトウェアエンジニア職の年収は700万~800万円程度となっています。
KAERUの労働環境
勤務時間はコアタイム 10:00~17:00のフレックスタイム制で、週休2日となっています。「日々変化する状況を楽しめる」「柔軟かつ建設的に議論できる」「課題を解決するためにチームを超えてコミュニケーションできる」といったメンバーが集結。少数精鋭の組織体制なので、裁量を持ってさまざまな業務に取り組めるでしょう。
KAERUに関する口コミまとめ
2022年4月19日現在、KAERUで働くことに関する口コミを確認できませんでした。
情報が確認でき次第、随時更新していきます。
KAERU転職を考えるにあたって最後に
KAERU株式会社への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
“もの忘れが増えてきた・認知症と診断された”など、認知機能の低下に不安を持つ人をターゲットに開発された『KAERU』。画期的なアイデアが盛り込まれた当サービスは、超高齢化社会を迎える日本には欠かせないものとなるでしょう。
エイジテック/フィンテックサービス業界で成長したい方、金融サービスにイノベーションを起こしたい方は、KAERUへの転職をぜひご検討ください。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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