こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、フロンティア・フィールドさんです。
フロンティア・フィールドは、“医療の情報革命によって、全ての人を幸せにする”ことを目指すヘルステックベンチャーです。医療機関のDX化及び働き方改革の促進を図るべく、独自の視点から画期的なサービスを開発。これまでに医療機関専用スマートフォン『日病モバイル』や、健康管理ツール『メディ・チェック』を主に手がけてきました。
また、2022年6月にはシリーズBラウンドで総額10億円の資金調達を実施。引受先は東京大学エッジキャピタルパートナーズ・Global Catalyst Partners Japan2・アルフレッサ株式会社・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社で、株式会社日本政策金融公庫からも融資も受けています。また、調達した資金は自社サービスのマーケティング活動や新規機能開発に充てられる予定です。
この記事では、フロンティア・フィールドの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
フロンティア・フィールド転職の要点
フロンティア・フィールドの特徴
・「医療のICTプラットフォームを創り、医療をデジタル化する」をビジョンに掲げる
・医療機関専用スマートフォン『日病モバイル』、健康管理ツール『メディ・チェック』の提供がメイン
・『日病モバイル』が経済産業省「IT導入補助金」の対象ツールに認定
・「JAアクセラレーター第4期」にて、イノベーティブ賞を獲得
・2022年6月に総額10億円の資金調達を実施済
フロンティア・フィールドの会社概要
社名 | 株式会社フロンティア・フィールド |
所在地 |
〒105-0023 |
設立 | 2016年7月15日 |
資本金 | 1,091百万円 |
代表者 | 代表取締役会長 平野浩治 代表取締役社長兼CEO 佐藤康行 |
事業内容 | 医療機関専用スマートフォン『日病モバイル』の企画・開発・販売・保守 |
フロンティア・フィールドの商品・サービス
この項目では、フロンティア・フィールドを代表するサービス『日病モバイル』について説明していきます。
日病モバイル
『日病モバイル』は、医療機関向けに開発されたスマートフォンです。
経済産業省が主催するビジネスコンテスト「ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト」で優秀賞を獲得。“PHPの悩みを解決できるサービス”として、現在非常に注目を集めています。
当サービスの代表的な機能を下記にピックアップしました。
・ログイン管理機能
・ナースコール連携
・チャット機能
・カメラ機能
・エマージェンシーコール
・モバイル端末管理
さらに「ビデオ通話カンファレンス」「電子カルテ連携」といった機能も、オプションにて使用可能。
また、独自のメリットとしてこのようなものが挙げられます。
・端末は複数人で利用OK。端末や回線にかかる費用負担を減らし、コストカットを実現。
・専用回線を介した通信を採用。医療機関向けの厳重なセキュリティも完備。
・院内、院外問わず活用できるため、利便性も非常に高い。
加えて“1.申し込み→2.電波整備→3.納品・導入→4.利用開始”の4ステップでのみで導入できるシンプルさも、多忙な医療業界で支持される理由の一つ。サポート体制も充実しているため、不具合などが発生したときも安心して利用できる点も魅力です。
これまでに医療法人徳洲会 成田富里徳洲会病院・社会医療法人厚生会 中部国際医療センターをはじめ、多くの医療現場に導入された実績もあります。医療業界のDX化を大きく前進させる存在として、今後も更に活躍していくでしょう。
フロンティア・フィールドの代表の平野浩治さんの経歴
平野さんはNTTドコモにおいて、理事や支店長を歴任された経歴をお持ちです。その後は、グループ会社である日本アルトマークへ。当企業は1962年の創業以降医療分野に特化した情報提供サービスを主に手がけており、製薬企業などの医療関連企業へメディカルデータベース(MDB)を主に提供しています。代表取締役として3期連像で増収・増益に導き、2019年にフロンティア・フィールドへ参画。代表取締役会長に就任され、現在に至ります。
フロンティア・フィールドの代表の佐藤康行さんの経歴
佐藤さんは1986年にNTTに入社されています。略歴を以下にまとめていますので、ぜひご覧ください。
1999年 NTT東日本 研究開発センター
2009年 NTTドコモ(第一法人営業部 課長)
2013年 日本アルトマークへ出向(イノベーション事業部長)、株式会社メドパス(取締役)
NTTドコモのモバイルデザイン推進室では、複数プロジェクトを牽引されたとのこと。加えて、日本アルトマークでは、医療情報提供ビジネスにおいて責任者を務めた実績をお持ちです。
その後「医療・通信の知見を活かしたい」「社会に役立つ事業を展開したい」という考えに至った佐藤さんは、49歳でNTTドコモを退職。2016年7月にフロンティア・フィールドを設立され、現在に至ります。
フロンティア・フィールドの採用・求人情報
フロンティア・フィールドの職種・求人
・ソリューションセールス(リーダー)
・ソリューションセールス(メンバー)
・アプリ開発エンジニア
・サーバーサイドエンジニア
・ネットワークSE
フロンティア・フィールドの働く環境
フロンティア・フィールドの平均年収・平均年齢
フロンティア・フィールドは非上場企業のため、平均年収の情報は公開されていませんでした。
採用のために発信している情報によると、
・ソリューションセールス(リーダー) 年収500万~800万円
・ソリューションセールス(メンバー) 年収300万~550万円
・ネットワークSE 年収400万~700万円
となっており、職種によって変動するようです。また、平均年齢は36.3歳となっています。
フロンティア・フィールドの労働環境
所定労働時間は9:30~18:30で、基本的なお休みは土日祝日となっています。
また、福利厚生では下記が整備されています。
・各種社会保険完備
・健康保険組合指定の健康診断または人間ドック
・資格取得支援制度
・福利厚生施設(宿泊施設・レストラン等)の割引プログラムあり
医療領域に携わる企業ということもあり、将来的にはより福利厚生を充実させていく方針のようです。具体的には「人間ドック」「社員の家族に対する福利厚生の提供」などを検討されているとのことでした。
また社内にフリードリンクスペースを設け、コミュニケーションを取りやすい環境が用意されています。役職者を含めた社員間でのコミュニケーションが非常に活発です。お互いの個性を認め合い、自由に意見交換・発言できる雰囲気づくりを心がけています。
フロンティア・フィールドに関する口コミまとめ
2022年7月13日現在、フロンティア・フィールドで働くことに関する口コミを確認できませんでした。
情報が確認でき次第、随時更新していきます。
フロンティア・フィールド転職を考えるにあたって最後に
フロンティア・フィールドへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
日本の医療機関は数多くの課題を抱えており、そのなかでも業務の効率化が進まない点は長年問題視されています。そこで、フロンティア・フィールドは『日病モバイル』などを開発。“医療現場で闘う人の気持ちに寄り添った”サービスとして、非常に高い支持を得ています。今後も更なる事業拡大が進められていくでしょう。
「医療業界のDX化に貢献したい」「ヘルステックベンチャーで大きく成長したい」という方は、フロンティア・フィールドへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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