転職で失敗するな!ブラック企業の特徴はこれだ!

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最初は優良企業だったのに

厄介なのは、最初は恵まれた職場環境だったのに、だんだんとブラック企業になっていく会社もあるということです。

業界全体が上り調子で、業績も右肩上がりだから、どんどん採用した。そういう業界にはすぐに競合が現れ、業界もいずれ曲がり角に差し掛かります。

そうなると、従来の業績を維持できなくなり、社員評価も悪化します。

その結果、会社経営上、過剰人員が大きな負担になり、リストラを行いそれが社員にはブラックに映ります。

たとえば、ある会社では危機的状況を救うべく、30歳以上で人事評価が基準に達しない社員を一斉に降格させました。その後釜に若手や後輩を据えた結果、前任者は居心地が悪くなって辞めていきます。そして彼らはその会社をブラックだといいふらすのです。

本当のブラック企業はみんな知っている

本当にブラックだといわれる会社は、同業他社や人材ビジネス業界の者であれば、だいたい知っています。

「あの会社に10年もいたのか、きっと根性があって身体も丈夫なのだろう」と、相手企業で高評価を受けた例も多々あります。

一方、今の自分がどれほど不遇を受けているかを、面接などでアピールする人もいます。こういう人は間違いなく評価が下がります。“ブラック企業”という言葉が、このような弊害を生み出しているのも事実です。

ブラック企業のおもな特徴

求人広告や求人票に書いてある内容と、実際にいわれた待遇が極端に違う

公私混同の体質である

現場責任者には権限が与えられておらず、責任だけ負わされている状況

諸経費を自己負担させられる

恐怖政治的な経営が行われている

採用通知などが書面でこない

残業が長いかどうかをどうしても知りたいというのなら、夜、その会社の照明がついているかを見に行くとよい。
深夜2時、3時まで明かりがついているところは考えもの…

 

 

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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