ベンチャー企業を早期退職する人の3つの特徴

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今回のベンチャー・スタートアップ転職相談

相談者様:ベンチャーに転職しても、早期に退職してしまう人の特徴や共通点はありますか?

 

ベンチャー企業を早期退職する人の3つの特徴

①期待値ギャップがある人

期待値ギャップは

 

「もっとこういう良い会社だったんじゃないか?」

 

「もっと教育制度があったらここが良かったんじゃないか?」

 

「プロダクトに強い面があると思ったんだけどな」

 

「もっと楽して儲かると思った」

 

などが期待値ギャップある人です。

 

②隣の芝生が青く見えてしまう人

「隣の芝生が青い」というのは、転職した後に友達の話を聞くと、そっちの会社の方が良く思えてしまうことです。

 

人は常に隣の芝生症候群と戦っています。

 

「あっちの方が良い」

 

「こっちの方が良い」

 

このようなことは誰にでもあります。

 

会社や仕事ですと

 

「X社Y社の方が給料が高いんじゃないか?」

 

「今旬のビジネスを捉えている」

 

「凄く賞与が出ている」

 

このように考えてしまう人は、ベンチャー企業を早期退職する人の特徴です。

 

③人間関係で悩んでいる人

退職するとき、人間関係が原因で退職することが多いです。

 

上司と合わないことは、どうしてもあります。

 

コトラの大西社長は、非常に優秀な方で

 

「人間関係合う合わないあるでしょ」

 

「合わなかったら言ってね」

 

という風に仰っていました。

 

部下が

 

「この上司とは合わないです」

 

と言ったら

 

「上司としてどうなの?」

 

という風に「上司の責任」という雰囲気があると思います。

 

しかし、大西社長は一切マイナス評価をしません。

 

人間関係が合う合わないで辞める人が多いので

 

「上司が合わないときはもっと言って欲しい」

 

と仰ってます。

 

サイバーエージェントの曽山さんも、退職する場合はグループ会社や沢山の部署があるので

 

「人事異動ができるかもしれないので、どうぞ人事の方に言ってください」

 

と仰ってました。

 

今日伝えたら、明日から人事異動できるかと言われたら組織はそこまで簡単ではありません。

 

転職されてしまうなら、会社の中で吸収したいと思っている社長は沢山います。

 

しかし、そこまでフォローしてくれる経営者や人事は実はあまりいません。

 

実際人間関係が嫌になって

 

「もういいや」

 

と辞めてしまう人は多いです。


※株式会社コトラ
金融・IT・コンサル・製造業・経営層の、ハイクラス転職に特化した転職エージェント

 

※株式会社サイバーエージェント
メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業を主とする会社

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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