ベンチャー・スタートアップで活躍できない人の3つの特徴

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今回のベンチャー・スタートアップ転職相談

相談者様:ベンチャー・スタートアップで働くことに向いていない人の特徴はありますか?

 

ベンチャー・スタートアップで活躍できない人の3つの特徴

①言い訳する人

言い訳する人は、ベンチャー・スタートアップに限らず大企業でも活躍できません。

 

「でも」

 

とかよく言う人がいますが、このような人はどこで働いていても大変です。

 

②仕事の結果にコミットしない人

仕事の結果にコミットしない人は、ベンチャー・スタートアップでは向いていません。

 

私の同期が勤めている大手の企業では

 

「この仕事は受注するしない含め何十年単位だから、自分が生きているうちに変わらないかもしれない」

 

このようにロングレンジで働いている人はいくらでもいます。

 

しかし、ベンチャー・スタートアップの場合、今月・四半期・半期という目線でしかありません。

 

短いスパンで見ているので「仕事の結果にフォーカスできる人」「コミットできる人」以外は、ベンチャー・スタートアップでは難しいです。

 

※ロングレンジ
長距離に達する、遠大な、長期の

 

③自分の仕事では無いという人

「それ、自分の仕事では無いので」

 

と言う人はベンチャー・スタートアップに向いていません。

 

ベンチャー・スタートアップでも、ジョブ型と言われるものになってきています。

 

そのような会社は増えていますが、仕事と仕事の間にボールが落ちることがあります。

 

Xさん、Yさん、上司、部下の間に落ちてきたボールを

 

「これ誰がやるの?」

 

このようになったとき、誰がやるかは全て定義できません。

 

なので、落ちてきたボールをちゃんと拾う必要があります。

 

または

 

「勝手に拾ったらまずいかな?」

 

と思えば、ボールが落ちてきたことに気づいたときに上司に確認してから拾う。

 

隙間のような仕事を取っていく必要があります。

 

これは、仕事の境界線を浸食するという意味とは違います。

 

勝手に人の仕事を取るのはダメです。

 

人と人との間にある仕事を上手く巻き取って、仕事の結果に繋げられる人がベンチャー・スタートアップに向いています。

 

「それ言われたこと無いので」

 

「その仕事は私の業務では無いので」

 

このようなことをいつも言ってしまう人は、ベンチャー・スタートアップでは活躍できません。

 

※ジョブ型
業務内容や責任の範囲、必要なスキル以外にも勤務時間や勤務場所などを明確に定めた上で雇用契約を結びこと

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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