こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Jiteraさんです。
Jiteraは「ソフトウェア開発の次の時代を創る」というMissionを軸に、ソフトウェアの力で社会をより豊かなものにすることを目的としています。また、ソフトウェア開発のデファクトスタンダードとなることをVisionとし、当たり前のようにJiteraでの設計・開発をする世界を思い描きながら、ソフトウェア開発のプロセスを自動化するソフトウェア開発プラットフォーム「Jitera」の開発を手掛けています。
2022年11月末にはAIスタートアップに特化したソフトバンクグループの株式会社ディープコアをリード投資家として、East Ventures、複数の個人投資家を引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行と、みずほ銀行のプロパー融資を含む金融機関からの融資により、シードラウンドにて総額約3.2億円の資金調達を実施しました。
今回の資金調達では、2023年までに「Jitera」の対応機能を約400種類と現状の2倍に拡充するための開発費、また「Jitera」を活用した開発支援事業の体制強化に充てられるようです。
この記事では、Jiteraの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
Jitera転職の要点
Jiteraの特徴
・2022年11月末に総額3.2億円の資金調達を実施
・2022年11月に開発自動化プラットフォーム Jiteraのβ版をリリース
・ソフトウェア開発のプロセスを自動化する開発プラットフォームJiteraの開発・運営
・株式会社JiteraのLinkedInのフォロワー数は1万人を超え、シードスタートアップの中ではグローバル採用市場における圧倒的な認知を得ている
Jiteraの会社概要
| 社名 | 株式会社Jitera（英文名: Jitera Inc.） |
| 所在地 | 〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-28-2 |
| 設立 | 2017年8月21日 |
| 資本金 | 1,000,000円 |
| 従業員数 | 50名 |
| 代表者 | CEO Nao Yanagisawa |
| 役員 | COO Yota Numata |
| 主要関連会社 | JITERA PTE. LTD.（シンガポール） |
| 事業内容 | ソフトウェア開発プラットフォーム「Jitera」の開発 ソフトウェア開発支援 デジタルコンサルティング事業 |
Jiteraの商品・サービス
Jitera
Jiteraはソフトウェア開発会社、デザインファームやDXコンサルティングファーム、事業会社の新規事業開発室、ソフトウェア開発に携わる個人のエンジニアなどを利用対象としたソフトウェア開発のプロセスを自動化する開発プラットフォーム「Jitera」を提供しています。
Jitera導入の主なメリットは、開発の自動化により実装に必要な工数を削減することでシステム開発期間の大幅な短縮が実現できます。さらに、工数削減により、プロジェクト数の拡大、受託開発での粗利率向上、エンジニア採用の縮小にも繋げることができます。
また、JiteraのコードにはReact、Node.js、Rubyに精通したエンジニアが設計しており、エンジニアのスキル向上や本質的な課題解決にかける時間を生み出すことも可能です。実際の導入事例では平均で60〜70%の開発の自動化に成功しています。
今後も日本に留まらず世界におけるソフトウェア開発の革命に大いに貢献していくことでしょう。
Jiteraの代表 柳澤 直さんの経歴
柳澤 直さんは1994年生まれで、慶應義塾大学のご出身です。大学在学中は夜勤でコンビニのバイトをしながら、昼間は情報基礎というプログラミングの授業を受けるといった生活をしていたようです。
柳澤さんがプログラミングに目覚めたのは授業前に友人が見せてくれた一文で、ブラウザで alert(“hello”);という文字だけでいつも見慣れたあのアラートを出せるという可能性に惹かれたのがきっかけだそうです。その後、プログラミングで稼ぐことが目標となり、新規事業としてプログラミングも覚えながら大学生が新規プロダクトを作るというバイトを始めることとなります。
そして、バイト先の先輩の独立起業の誘いを受け、起業の経験をします。大学４年時にはフリーランスで働くか新卒として入社するか迷われ、当時リクルートホールディングスに新卒で入社されました。入社後は1年2ヶ月働いたのち、退職しフリーランスの道を選ばれました。しかし、独立当初はさまざまな困難があり負債を抱えるまでになってしまいました。
そこで新規事業開発は一旦諦め、受託開発の案件に本腰を入れることに方針変更されました。そこで最小限労力で最大限の成果を出すことに成功し4,5ヶ月ほどで借金分のキャッシュを稼ぐことに成功します。負債が無くなったところで自分の感じていたソフトウェア開発の違和感をバネに自分の会社を立ち上げることとなりました。
Jiteraの採用・求人情報
Jiteraの職種・求人
Backoffice
・Recruiter
・Technical Writer
Solution Department
・Remote Field Sales
・Remote Sales Manager
・Sales Engineer
・Solution Architect
・Technical Project Manager
・Translator and Tester
・UI/UX Designer
Jitera Product
・Senior Fullstack Developer (Javascript)
・Senior Fullstack JS Developer
・Senior Javascript Developer
・Senior PHP Developer
・Technical Writer
Solution Department
・Senior Fullstack JavaScript
BOM
・Senior Technical Product Owner
・Technical Product Owner
職種により、勤務地が異なります。
Jiteraの働く環境
平均年収・平均年齢
Jiteraは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
労働環境
Jiteraはフルフレック制を採用しており、日本時間（JST）で、打ち合わせや全社集会以外の勤務時間を自分で決めることができます。また、原則としてフルリモート勤務であるためどの国からでも仕事が可能です。
福利厚生には、会社で契約しているEnglish Classなどの語学学習支援やバースデーギフト、全従業員対象のストックオプション制度、Mac OSのパソコンが全ての従業員に支給されるなど、充実した制度が整っています。
Jiteraに関する口コミまとめ
やりがいと成長
社内の公用語は英語となっており、メンバーの80%が外国人という国際色豊かな環境で、グローバル展開もすでに進められています。
また、採用通過率 0.1%の厳選された海外の実力者と様々なバックグラウンドを持つ優秀な人材が集まるハイレベルな職場環境であることから、自身の既存のスキルを活かすだけでなくさらに高みを目指したスキルアップが可能な環境です。
働く環境・待遇
JiteraではLove&Success、Professional、Hackの3つのValueとソフトウェア開発におけるSkillの一致を重視しています。
2022年11月時点ではフルタイムで40名、パートタイムで15名が働いています。また、エンジニアが全体の49.2%、プロダクトマネジャーが全体の13.6%を占めています。
働く場所・時間の制約がなく、インドネシアやタイなどのアジア地域にまで拠点が広がっており多様性の溢れた環境です。地域によって給与が左右されることもありません。
Jitera転職を考えるにあたって最後に
株式会社Jiteraへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
2024年までには65%のソフトウェア開発においてローコードが使用されるといわれており、ローコードの市場は年間成長率30%にも上っています。
そのような環境の中、Jiteraが開発・提供するソフトウェア開発における自動化プラットフォーム「Jitera」は、大幅な開発工数の削減に貢献しています。すでにアジアに進出しているJiteraですが、今後も「ソフトウェア開発の次の時代を創る」というMissionを達成するべく、ソフトウェア開発分野で台頭していく存在になっていくでしょう。
「JiteraのMission・Valueに共感した方」「グローバルかつハイレベルな環境下で自分の力を試したい」という方は、Jiteraへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください！
