面接に行く時の身だしなみについて質問されることがあります。新卒の時と違って、服装で判断されることはありませんが、見せ方は大事です。カジュアルな格好でOKな企業が増えてきたとはいえ、大半の会社は服装についてはまだまだ厳しいのが現実です。ノーネクタイで面接に行くのは適切ではありません。清潔感のある服装をする、靴を磨くなど、人前に出ても恥ずかしくないきちんとした身
だしなみを心がけましょう。ちなみにヘアスタイルは、額を出しているほうが好印象を与えると言われます。相手に対して隠し事がなく、正々堂々とした雰囲気を感じさせるからです。これが正解というわけではありませんが、一般的な受け止められ方として心に留めておいてください。服装以上に案外、気になるのが身体の動きです。

●ドアを開けて部屋に入り、面接官に一札して椅子に腰かける


この一連の動きをテキパキとおこなうだけでも印象が違います。要は、モタモタせすに、サッと立って、サッと動くということです。たったそれだけのことですが、そういう身のこなしができていない方が意外と多いのです。
なんとなく入ってきて、のそっとした感じで座る。そういう方は背筋もあまり伸びていません。全体的にピシッとした雰囲気がないため、だらしない印象を与えてしまいます。キビキビした動きのほかに、はっきりした声で明るくあいさつすることも大事です。実際の性格はどうあれ、ある程度、明るくふるまうことも、社会人としてのマナーです。新卒の就職活動でもそうですが、体育会系出身の人が歓迎されるのは、きちんとした印象を与える所作が自然と身についているからでしょう。日本人が求める基本的な礼儀作法をおさえています。

上の年齢の方ほど、ビジネスマナーにはうるさいですから、面接に臨む際は身体の動きにも気をつけてください。会話を交わす前から面接は始まっています。Vさんは子どもの頃から柔道をやっていました。大学時代も体育会に所属し、上下関係の厳しい部で4年間がんばりました。

練習もハードでしたが、驚いたのは礼儀作法に関する厳しさです。柔道場ではもちろん、部室を出入りする時でさえ、ちょっと気を抜くと「あいさつがなっていない」「声が小さくて聞こえない」と先輩から叱責されたものです。先輩には敬語を使うのも当たり前でした。
当時はうるさいなあと思いましたが、身についたあいさつやお辞儀が自分の財産になっていると気づいたのは社会人になってからでした。

新卒入社した会社では営業部に配属され、多くの客先を訪問しましたが、「今度、うちの担当になった新人、礼儀正しいナイスガイだね」と評判がいいらしいのです。
Vさんが大きな声ではっきりあいさっする態度は、社会人になりたてで物怖じする同期に比べて目立ったのでしょう。1年目から好成績を達成することができました。

転職活動の際も最終面接で会った社長に「最近の若者には珍しいてきぱきした態度が気に入った」と言われ、第l志望の会社に採用が決まりました。
書類選考を通過し面接にはこぎつけるものの、なかなか採用に至らないという人は実に多いのです。

面接にまで行けるということは、実績面でもスキル面でも一定の評価を得られたということでしょう。
そこで、面接の対策をしてみると、採用にならない理由がわかる時があります。
特に多いのは、話す内容以前に、姿勢の悪さと声の小ささ、さっそうとした身のこなしがなく、暗く覇気のない印象を与えてしまっているということです。
実に惜しいと思いませんか?

実際に、話し方や姿勢、歩き方に気をつけるようにしただけで、内定を勝ちとれた方もいます。鏡を見てチェックしたり、自分の声を録音して、わかりやすい話し方を練習することをおすすめします。

 

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