代表取締役社長 鮄川(いながわ)宏樹

米国系コンサルティング・ファーム、Webテクノロジーベンチャー等での経験を経て、「多様性を活かす仕組みを創る」「テクノロジーで世界を変える」というミッションを掲げ、2006年にモンスター・ラボを創業。1998年神戸大学理学部数学科卒、2006年豪州Bond University MBA取得。

株式会社モンスター・ラボ

世界の最適な場所から最適なリソースを提供し、デジタルプロダクトの企画・開発・ローカライズ・マーケティング等を行うグローバルソーシング事業を13カ国23都市で展開している他、音楽配信事業、モバイルゲーム事業、RPA(ロボットによる業務自動化)ツール等の自社プロダクト事業、コワーキングスペース事業なども行っています。「多様性を活かす仕組みを創る」「テクノロジーで世界を変える」をミッションに、カルチャー、国籍、バックグラウンドに関係なく、志の高い人材がチーム一丸となって、高品質なデジタルプロダクト開発領域で世界ナンバー1企業を目指しています。2019年1月現在、欧州やアジアなど13ヵ国23都市に自社拠点を構えており、デジタル・プロダクトの開発実績数は1600件以上になります。

コンサルタントとしてのファーストキャリアでインターネットの世界に魅せられる

高野:今回は、モンスター・ラボ代表取締役社長 鮄川(いながわ)宏樹さんにお話をお伺いします。モンスター・ラボさんは世界展開をしているベンチャーで、ありそうでほとんどない日本発のグローバル企業です。まずは、鮄川さんのご経歴からお伺いしたいと思います。

鮄川:私は神戸大学理学部数学科出身です。学生時代はアイスホッケーに熱中していました。学生時代のアイスホッケー部での経験により、チームで何かを成し遂げることの楽しさを知りました。

就職活動は、まだ社会・世界のことを自分は何も知らないと思っていたので、1つの産業・1つの会社にコミットするよりは、グローバルの舞台でビジネスを広く見て、選択肢を多様に広げることができるのはコンサルティング会社と考え、プライスウォ—ターハウス(現IBM)に入社しました。当時、ベンチャー企業が輝いて見え始める時代でもありました。

高野:優秀な学生さんだったのですね。

鮄川:そんなことはありません。インテリジェンス(現パーソル)も受けていましが、高野さんと違い私はお見送りだったと思います(笑)

高野:それは採用ミスですよ!

鮄川:プライスウォ—ターハウスでは、IT・経営コンサルティング業務に従事しました。ERPやSCMなどの業務を担当していました。私の業務内容は巨大企業の巨大プロジェクトの末端の末端です。大型システムの導入やルノー・日産のシステム統合も経験しています。

当たり前ですが、若手の私の業務はコンサルといっても、経営アドバイスとは程遠い大きな何かの一旦を担う程度でした。

業務と並行しながら梁山泊(りょうざんぱく)にも参加しています。当時、若手社会人中心の異業種交流会が梁山泊と呼ばれていました。スペースマーケットの代表取締役CEO 重松大輔さんなどともここでお会いしています。異業種交流会の場はコンサルタントとして働く僕にとっては刺激的な場所でした。

高野:懐かしい。よく飲み会やイベントを開催してました。あの当時に会った方々がその後独立してベンチャー経営者になっていますね。

鮄川:周りの環境には恵まれており、社会人1年目の時に高野さんともお会いしたことを覚えています。この1999年頃は新しいインターネットビジネスが立ち上がり始めるタイミングでしたね。

高野:激動の時代でしたよね。

鮄川:当時、コンサルティング会社を使うのは大手企業でした。大手にとってインターネットとはまだまだ程遠い時代です。そんな時、大型のERPなどの業務を担っていた私は世の中から取り残される気がしていて、焦燥感を持ちました。

高野:鮄川さんにそんな時代もあったのですね。

鮄川:今でも大型のERPなどのマーケットは伸びているので、僕の予測は外れています(笑)。しかし、当時は10年もしたらインターネットの時代がきて僕は世の中から取り残されてしまうという考えが先行して、1年半で転職をしています。

高野:次の会社は?

鮄川:2000年11月、テクノロジーによって社会を変えていくインターネットの世界に魅せられ、当時日本でオブジェクト指向技術の先駆けであったテクノロジーベンチャー、株式会社イーシー・ワンに入社しています。

ここではアメリカの企業と日本でジョイントベンチャーのシステムを作ったり、新しいインターネットサービスのシステム企画や開発などを行いました。2002年に会社がJASDAQ上場を果たし、社内最年少マネージャーとして貴重な経験をさせて頂きました。

高野:あっという間ですね。社内最年少もすごいです!

鮄川:仕事と並行してMBAもオンラインで取得しています。経営・事業戦略など事業サイドに行こうと考えた時、それまでの経験でシステムやオペレーションレベルのことはわかっていましたが、マーケティングや戦略思考が不足していたため、それを身に付けたいと考えたことがMBA取得のきっかけです。

自身のキャリアアップとMBAでの学びを活かす環境を求めてモニターグループという戦略コンサルティング会社(元モニターデロイト)に転職しました。

やりたい事業があるから手段として起業した

鮄川:その後、2006年2月に会社を創業しています。

高野:どんな経緯で起業を決意されたのでしょうか?

鮄川:起業する方の背景は、2つに分けられると考えています。「起業して社長になりたい方」と
「やりたい事業があって起業する方」2パターンです。私は後者です。やりたい事業があるので手段として起業しました。

高野:やりたい事業が見つけられたことは素晴らしいことですね。

鮄川:弟が音楽をしていたり自分も色んな音楽を聞いている中で、「今のマスメディアを中心とした音楽の提供の仕方では多くの素晴らしい音楽が世に出ずに埋もれてしまう」、「多くの方が自分の好きな音楽に出会えずに音楽から離れてしまう」と思い、多様性のあるコンテンツと人が出会える仕組みを作りたくなったのです。

例えば、人気アイドルグループの音楽ももちろん好きな人はいるしあって良いと思いますが、もっと色々な音楽を表現している方々の音楽をインターネットの力で世の中に出していきたいと考えました。

インターネットの力を使えば、大手レーベルに属していないアーティストとリスナーをマッチングすることができる、マスメディアにはできない面白みが生み出せると感じて、音楽配信サービスを構想しました。

高野:新卒時代からインターネットというテーマは変わってないのですね。

鮄川:このままでは日本の音楽はダメになってしまう、多くの才能あるアーティストのチャンスを広げたい!という思いから2006年にモンスター・ラボを創業し、音楽事業として独立系アーティストの為の音楽配信プラットフォーム「monstar.fm」を立ち上げました。

”monstar” の mon はフランス語で「私の」、star は星の「スター」で、多様性の時代の中で「私にとってのスター」を見つけるという意味を込めています。その後、登録アーティスト数は1万近くに達し、世界中の500以上の音楽配信サービスで同時に配信できる海外配信サービスを開始したり、店舗BGMアプリ「モンスター・チャンネル」を開始することで音楽サービスを発展させてきました。

高野:「多様性の時代」とはこれからの時代を表現していますね。

鮄川:今の時代、アーティストの存在も多様です。メジャーデビューも、音楽で稼げることも必須条件ではなく、他の仕事をしながら音楽活動もしている方の中にも魅力的なアーティストが大勢います。

モノが溢れ、情報も膨大になり、人々の価値観はどんどん多様化してきています。この多様化の時代の中で、これまでのマス的なアプローチでは埋もれてしまう多様な才能、アイデア、アートなどを、届きさえすれば響く相手に届けることのできる新しい仕組みを創っていく、それが私達モンスター・ラボのミッションです。

事業が軌道に乗るまで

高野:どのように事業をスタートされたのですか?

鮄川:実は1年半のフリーのコンサルティング時代に創業資金を集めました。創業メンバーはエンジニアが2名とMBAで知り合った方、プライスウォーターハウス時代に一緒だった方と私の5名でした。

音楽のプラットフォームを作ることには共感して頂き、メンバーでアイデアを出し合い構想を練って行きました。もう13年前の話です。

高野:立ち上がりは順調でしたか?

鮄川:創業前からコンサルをしながら準備をしていたので、そのお金でみんな食べていくことはできました。「monstar.fm」を作ったタイミングで6000万円くらいを集めています。これをきっかけにメディアに出てベンチャーキャピタルからお金が集まったりと注目されることこそありましたが、初期は売上などの観点ではうまくいきませんでした。

投資していただいたとはいえ、売上が立たなければ1年で資金はなくなってしまう。その後に、リーマンショックなどもあり外部資本に頼れないと思い、受託開発をスタートしました。

高野:鮄川さんにもご苦労されている時期があったのですね。

鮄川:過去のキャリアで中国の開発拠点を持つことがありました。この経験を踏まえて、中国の開発拠点を持ち、受託開発で稼いだお金を音楽配信サービスに投資することを2008年からスタートしています。中国では優秀な人材はエンジニアになる傾向があるので、当時からエンジニアのレベルは高く、人数も多かったです。

高野:景気の影響を受けて、受託開発をスタートされたことが功を奏したのですね。

鮄川:まず中国で受託開発をスタートしました。中国だけでなくアジア新興国のエンジニアリソースを活用することは、日本のエンジニア不足の解消にも新興国の雇用創出にも大切だと気がつきました。

その後は、地道に事業を伸ばすことに専念しました。音楽配信事業で2007年に資金を調達してから、次の調達は2014年なんです。その間は、受託開発で利益を出しながら音楽配信に投資していました。そして、受託開発の延長上でグローバルソーシング事業(※)を構想したのが2013年です。

(※)グローバルソーシング事業とは、世界のITエンジニア・クリエイターリソースを活用し、デジタルプロダクトの企画・開発・運用を行うサービスです。

高野:グローバルソーシング事業はこのように生まれたのですね。

鮄川:2013年に、グローバルソーシング事業を行うためのプラットフォームとして、セカイラボをローンチしました。

2014年に1億円を調達して、ここからは毎年調達もしています。

高野:売上を立てることに苦労されながらも、音楽配信事業をなぜ継続されたのでしょうか?

鮄川:アーティストが音楽を発信する場を提供したいという想いと、今後その音楽ストリーミングが主流になるという確信がありました。

高野:やりたい事業があるから手段として起業されたと思いますが、これまでの起業家人生を振り返り実際のところどうでしたでしょうか?

鮄川:起業したら苦労の連続でした。ただ、起業する時はリスクや苦労は感じませんでした。新しくサービスを立ち上げる際には、必要な人材と最低限のお金があればいいのです。それさえあれば、良いサービスは作れますからね。

自分の場合、それまでの社会人人生で出会ってきた素晴らしい仲間が集まってくれましたし、資金も潤沢には必要なかったので、起業時は大変ではなかったです。しかし、サービスが拡大していくにつれてサーバー代や人件費が更にかかってきます。そのために資金を集めて、人材を増やしていかなければならないのです。サービスは作ることよりも、成長させることが大変だと痛感しました。

今後の事業展望

高野:改めてモンスター・ラボさんの事業内容の現在と今後の展望を教えてください。

鮄川:世界の最適な場所から最適なりソースを提供し、デジタルプロダクトの企画・開発・ローカライズ・マーケティング等を行うグローバルソーシング事業を13カ国23都市で展開している他、音楽配信、モバイルゲーム、RPA(ロボットによる業務自動化)等の自社プロダクト事業、コワーキングスペース事業なども行っています。

高野:音楽事業から派生し様々な事業が生まれていますよね。

鮄川:今は、グローバルソーシング事業が大きくなっています。2019年1月現在、欧州やアジアなど13ヵ国23都市に自社拠点を構えており、デジタルプロダクトの開発実績数は1600以上になります。

モバイル・Webサービスの他にもAI、ブロックチェーンのような新しいテクノロジーを使ったプロダクトを、グローバルな人材リソースを使って開発しています。

高野:これだけ多くの国でビジネスをしているスタートアップはないですよね。

鮄川:世界の主要国に台頭するようなグローバル企業を目指します。単に、クライアント企業様と開発会社をマッチングだけしても、上流の仕事や品質管理は難しいです。

そのため、信頼できる開発会社には資本を入れて、グループ内で企画から開発、運用までを一貫してソリューション提供をするというのが現在の方向性です。

海外拠点を設立・運営するための5つのポイント

高野:日本のベンチャーで13ヶ国23都市拠点とは本当に凄い実績であると思います。どのようにして、世界展開を成功されたのでしょうか?

鮄川:自社で新しく拠点を立ち上げることに加えて、M&Aもしています。海外で7件の買収を行った他、日本国内でも1件、UI・UXに強みを持つ株式会社A.C.O.を子会社化しています。

高野:M&Aは実際にどのような方法でやられていたのですか?

鮄川:基本的には仲介会社を使わず自分たちでリサーチして、可能性のある会社に訪問して、直接経営陣と交渉しています。

例えば、ヨーロッパの場合は300社をリサーチし、そのうち150社とリモート(ビデオ会議)で話をして、そこから70社に会いに行くようなプロセスを地道に行いました。

高野:投資銀行いらずです。

鮄川:このプロダクト開発の領域ですと、世界で一番詳しい自信があります。アジアも300社以上見ています。業務提携でパートナーとして提携するケースもありますし、買収の場合もあります。

高野:全て鮄川さんが担当されているのですか?

鮄川:リサーチチームが先発、中継ぎは私で、抑えとデューディリジェンス(買収監査)はアメリカ人のM&A
責任者社員が担当します。私もデューデリジェンスに関わりますが、主要な部分はアメリカ人が担当しています。

買収後に現地の経営者と新規オフィスの立ち上げ、 または別の会社の買収を行うことで拠点を増やすこともあります。それぞれの国や地域でナンバーワンになれる会社と経営者を選んで一緒に取り組んでいくのが弊社のスタンスです。

高野:これまでたくさんの海外拠点を設立・運営されて得たノウハウを教えて頂きたいです。

鮄川:海外拠点を設立・運営するための5つのポイントをお伝えさせて頂きます。

①目的から海外進出の手段を考える
②優秀なリーダーをM&Aで引き入れる
③M&A前のすり合わせを徹底的に行う
④本社に管理能力のある人材を置く
⑤経営者自身が直接足を運び交渉を行う

高野:日本のスタートアップをなぜここまで世界に広げていくのでしょうか?

鮄川:日本のエンジニアリソースはみなさんもご存知の通り不足していて、経産省の発表では60万人の不足と言われています。世界の最適なリソースを最適な場所で活用することが事業の目的です。

IBMやアクセンチュアさんの得意とする基幹システムと異なり、新規事業やイノベーティブなプロダクトを開発する会社の殆どは各国のドメスティック企業が担っています。技術もプラットフォームは世界共通になってきているのに、世界的企業が少ないのです。この領域であれば世界一の企業になれる可能性が十分にあると考えています。

年間150回以上飛行機に乗る社長の働き方とは?

高野:ここまで世界を舞台にビジネスを展開されている鮄川さんはタイムマネジメントをどのようにされているのですか?

鮄川:基本的にリモートでできる仕事は全てリモートで完結させることで時間の無駄を なくしています。仕事はオペレーションに入り過ぎず、メンバーに任せることができます。既存の事業部に僕が「何かして欲しいことはある?」と聞くと、メンバーからは「任せてください!海外に行ってください」と言われたりします。

高野:素晴らしい組織ですね。

鮄川:実は時差がある方が、生活しやすいこともあるのです。変なこと言っていますね(笑)

日本とヨーロッパとの時差が7-8時間あるので、早朝に起きると日本は午後になってますが、その分、現地で午後になると日本が静かになります。社長というのは基本的に毎日ひっきりなしに誰かから連絡がくると思いますが、時差によって空白の時間が生まれるのです。

空白の時間が生まれることにより、重要な戦略を考えたり経営者としてより重要な仕事に時間を使えます。ちなみに年間150回以上は飛行機に乗っています。

高野:海外の日本人社員は現地採用なのですか?

鮄川:現地採用と日本人社員の出向の2パターンが あります。海外拠点においても日本からの仕事を受けているので、日本基準のアウトプットを保つ為にも日本人社員が海外拠点に赴き、ベトナム・フィリピン・バングラデシュなど、世界各地で活躍しております。

高野:最終的にはどんな企業を目指すのですか?

鮄川:グローバルソーシングで世界一のプロダクト開発企業になることが一つの目標です。世界中にエンジニアやクリエイターと新しいプロダクトを作ることを目指しています。同時に、世界中で雇用を生み出し、人材を育み、若い人が社内ベンチャーを興していけるような企業群を目指しています。

モンスター・ラボさんはこんな方を求めています

高野:そんな鮄川さんはどんな方と一緒に働きたいのでしょうか?

鮄川:一番大切にしているのはマインドです。

・できない理由を考えるのではなく、どうやって実現させるかを考えられる方
・自分の力で道を切り開こうとすると同時に、チームのことも考えられる方
・高い志を持ち、日々努力の出来る方

新卒・若手からベテラン層までみなさんの力が必要です。

高野:詳しく教えてください。

鮄川:例えば、プロジェクトを担って頂くプロジェクトマネージャーにはグローバル人材として成長することのできる環境を提供させて頂きます。

デジタルトランスフォーメーションがあらゆる産業で起こる中、僕らは企業のITイノベーションを起こそうとしています。新規事業や新プロダクトを通して、イノベーションを起こし、世の中に付加価値を提供したい方にとっては非常に面白い仕事だと思います。

日本が直面している人材不足に対して、海外のリソースを使って解消し、さらに海外のマーケットを切り開くことは国として必要な事業ではないでしょうか。

高野:現在は新卒・若手採用も積極的ですよね。

鮄川:若手を積極的に起用しています。これからは、日本・海外を含めてグローバルで活躍することは当たり前になっていく時代です。国をまたいでグローバルな仕事をしたい方には世界中のエンジニアやクリエイターと仕事をすることができる魅力的な環境だと思っております。

今後もグローバルに新しい事業を増やして行きます。新規事業や拠点の立ち上げなど、アプローチ方法は様々です。将来の幹部候補や事業部長として一緒に多様性を活かす仕組みを創って行きましょう。

高野:これからのさらなる成長が楽しみです!

ビジネスを通したストリートチルドレンや難民支援

鮄川:モンスター・ラボでは、ストリートチルドレンや難民の方々の支援もしています。

SDGs(Sustainable Development Goals 『持続可能な開発目標』)という持続可能な世界を実現するために国連が掲げている17の目標をご存知でしょうか。弊社ではこの目標のうち、「9. 産業と技術革新の基盤を作ろう」と「10.人や国の不平等をなくそう」の達成に向けて取り組んでいます。ヨルダンやパレスチナのガザ地区で仕事の機会がない若者がエンジニアとして働くことのできる機会づくりを提供しようとしています。

ヨルダンやパレスチナのガザ地区にいるシリア難民に会い、エンジニアとして生計を立てられるよう教育や雇用を創出するプロジェクトを進めています。また、バングラデシュの拠点では、エクマットラさんとストリートチルドレンのためにPC操作やプログラミング授業を提供することで将来手に職をつけることのできる機会を提供しています。

モンスター・ラボでは事業を通じて、世界に貢献することのできる仕事があります。

高野:ビジネスを通して、ストリートチルドレンや難民支援の国際貢献ができるとは素晴らしいお仕事ですね。

鮄川:音楽事業からスタートした弊社ですが 、アーティストの支援から始まり、今ではエンジニアやクリエイターの支援をしています。根本的な理念は変わらず、テクノロジーを活用して多様性を生かす仕組みを創ろうとしています。「多様性を生かす仕組みを創る」「テクノロジーで世界を変える」ことに共感していただいた皆様のお力添えを待っています。

 

キープレイヤーズ高野のコメント

日本からはじめ、世界で拠点をこれだけ多く持つスタートアップはなく、本当に珍しい存在だと思います。鮄川さんとは元々は前職時代に同僚に紹介されたことがあり、相当前からお会いしておりますが、起業し組織もかなり拡大されておりとても頼もしい経営者の方です。

また、私がバッタリ、バングラデシュに行くときに経由地で一緒になったこともあるのですが、志があり、世界展開をされていて本当に魅力的な方です。2011年から私もバングラデシュに法人を持っているのですが、エンジニアリングチームを組織してマネジメントしていくという勇気は持てませんでした。その意味でもリスペクトしています。

さて、モンスターラボさんといえば、事業もどんどんと拡大していますので、若手層の方はもちろんとして、会社を支える幹部や中堅幹部クラスの方の採用ニーズも十二分にあります。この記事を作っている最中にも新しい拠点が作られるかもしれません。そのくらいの勢いのあるスタートアップです。

グローバル感のあるスタートアップで、挑戦していきたい志のある方、そしてできない理由を述べるのではなく、どうやったらできるかを考え抜き、実行できる方に大変オススメの企業です!!

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

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