こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、株式会社ACES(エーシーズ)さんです。
株式会社ACES(エーシーズ)は、「アルゴリズムで社会をもっとシンプルに」をミッションに掲げるスタートアップ企業です。
現代社会におけるあらゆるビジネスが有する課題解決をおこなう、AIアルゴリズムソリューションを開発・提供しています。
具体的には、人間がおこなうタスクをコンピュータに学習させる人工知能のひとつ、「ディープラーニング」アルゴリズムにより実現した画像認識APIサービスや、人の行動や感情を検知し分析するヒューマンセンシング技術などを用いて、数々の大手企業とDX(デジタルトランスフォーメーション)を取り組んでいます。
また、2020年12月に株式会社経営共創基盤(IGPI)とVCファンド「Deep30投資事業有限責任組合」を引受先とし、総額約3.2億円の資金調達を実施しています。
いまやDX(デジタルトランスフォーメーション)は多くの方が聞いたことがある用語になったのではないでしょうか。
この記事ではDXに早い段階で注力し、企業のDXを実現してきた学生起業家率いるAIスタートアップ企業「ACES」に興味をお持ちの方にその特徴や転職する先の留意点をお伝えします。
目次
ACES転職の要点
ACESの特徴
・東京大学松尾研究室(※)発のAIスタートアップ企業
・現代社会におけるあらゆるビジネスシーンの課題解決をおこなうAIアルゴリズムソリューションの開発・提供している
・官民問わず、さまざまな産業・領域のDX支援を行っている
・国内のプロ野球球団向けに、選手の身体情報の分析を行うアプリケーションの提供が話題になった
・2020年、週刊東洋経済すごいベンチャー100に選出
ACESの会社概要
社名 | 株式会社ACES |
所在地 | 〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-14 湯島ファーストジェネシスビル 3階 |
設立 | 2017年11月20日 |
資本金 | 1億7853万円 |
従業員数 | 21人 |
代表者 | 代表取締役CEO 田村浩一郎 |
事業内容 | AIソリューション事業およびAPI・アプリケーション提供事業 |
ACESの商品・サービス
共同DX事業
電通とのデジタルスポーツ事業をはじめ、Zoff、テレビ東京やSOMPOホールディングスなど大手企業と共同でDXプロジェクトをすすめています。
また、保育園における自動見守りによる保育士への負担軽減や、最近では介護者支援のスタートアップ企業への行動認識技術提供など、その対象産業は小売、建設、製造、保育、介護、エンタメ、報道と多岐にわたります。
画像認識アルゴリズムAPI/SDK「SHARON」
「SHARON」は最先端の画像認識アルゴリズムをAPI・SDKとして開発・提供しています。
「SHARON」はヒトの行動や感情の認識、モノの検知などを実現しているアルゴリズムです。
AIによる分析導入を手軽でシンプル化することで、より多くの実ビジネスにおける、複雑で属人的、非効率な業務負担を軽減していくが可能になります。
ACES代表の田村浩一郎さんの経歴
代表の田村浩一郎さんは、2016年に東京大学に入学され、2019年に修士課程を修了、現在は博士課程(松尾研究室)在籍の現役大学院生です。
ネットワーク分析、自然言語処理や広告最適化などに対して機械学習の応用研究に従事され、GCI講座優秀賞、DeepLearning応用講座最優秀賞、トヨタ・ドワンゴ高度人工知能人材奨学金などDeepLearningに関わる様々な賞を受賞されています。
その他にも、数多くの企業との共同研究プロジェクトでプロジェクトマネージャーを経験された後、在学中の2017年、ACESを創業されました。学術的な研究を基盤に、AI技術の社会実装を加速化させるべく、事業を推進させていらっしゃいます。
ACESの採用・求人情報
ACESの職種・求人
・機械学習エンジニア
・アルゴリズムエンジニア
・ソフトウェアエンジニア
・自社AIプロダクトのデザイナー
・プロジェクトマネージャー
・自社AIプロダクト事業開発
・経理・財務
ACESの働く環境
平均年収・平均年齢
平均年収・平均年齢ともに公式な情報は公開されていませんが、発足メンバー6名が大学院在学中の起業であるため、平均年齢は比較的に若く20代〜30代が活躍する職場であると考えられます。
労働環境
設立4年という若い会社でありながら、AIアルゴリズムの開発・提供により、数々の大手企業とDXプロジェクトの取り組みを進めている、チャレンジングな環境です。
また会社規模としては小規模ですが、今後もハイレベルな人材が最大限パフォーマンスを発揮できる環境整備に力を入れていくでしょう。
ACES転職を考えるにあたって最後に
今回は、株式会社ACESへの転職を検討されている方へ求人情報や転職の際に留意すべき内容をお伝えしました。
日本をフィジカルからデジタル化へと改良していく次世代を担う領域に少しでも興味がある方は株式会社ACESの一員となる道をご検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業への転職を支援した実績は数多くありますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。