こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Autifyさんです。
Autifyは「技術の力で世界中の人々の創造性を高める」をミッションに掲げ、アメリカはサンフランシスコで創業したスタートアップです。テスト領域でのグローバルNo.1を目指し、ソフトウェアのテスト自動化プラットフォーム「Autify(オーティファイ)」を提供しています。
2021年10月にはシリーズAラウンドで約11億円の大型資金調達を実施し、日本を含むグローバルでのマーケット拡大に注力するとしています。
主な引受先は既存投資家であるArchetype Ventures、Salesforce Ventures、Tablyに加え、WiL、Uncorrelated Ventures、Jonathan Siegel氏となっています。
世界的にもソフトウェアテストの市場は非常に大きく、今後のグローバルな活躍が楽しみな企業です。
今回の記事では、Autifyの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
Autify転職の要点
Autifyの特徴
・「技術の力で世界中の人々の創造性を高める」をミッションに掲げ、2016年サンフランシスコで創業したスタートアップ
・日本人チームとして初めてアメリカのトップアクセラレータプログラム「Alchemist Accelerator」を卒業
・2019年10月にAIを用いたテスト自動化プラットフォーム「Autify」を正式ローンチし、これまでに100万件以上のテスト実績を有する
・さらに2021年10月にモバイルアプリに対応した「Autify for Mobile」もグローバルローンチ
Autifyの会社概要
社名 | オーティファイ株式会社 |
所在地 | 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-3-6 ワカ末ビル7階 |
設立年月日 | 2016年9月 |
資本金 | 307万米ドル |
代表者 | 代表取締役CEO 近澤 良 |
役員 | CTO 松浦 隼人 COO 清水 隆之 |
事業内容 | AIを用いたソフトウェア自動化プラットフォーム「Autify」の開発、販売 |
Autifyの商品・サービス
Autify(オーティファイ)
ソフトウェアのテストを自動化するプラットフォームです。ユーザのブラウザ操作を記憶させるだけで自動でテストシナリオが作成されるので、ノーコードで誰でも簡単にテストを実施できます。
さらにアプリケーションが追加されても、AIが自動でテストシナリオを更新するのでメンテナンスコストも大幅に削減できます。
作成したテストシナリオを複数ブラウザで同時に検証でき、ブラウザに応じてシナリオを用意する必要はないので、同じリソースでテスト頻度とカバレッジを最大化できます。
グローバルでみても約75%の企業がテストを手動で行っており、テストにかけられている予算は130兆円にも上ると言われており、企業の負担はとても重たいです。
昨今市場のニーズは短いスパンで変化しており、それに対応するためには開発プロセスを短く区切り、高速でサービスをリリースすることが求められます。テストを手動で行っていてはそれを実現することが難しく、テストを自動化するニーズは非常に高まっています。
ソフトウェア開発においては、開発のスピードと品質がトレードオフになりがちですが、テストを自動化することでそれらの両立を実現する可能性は大きく高まるでしょう。
Autify代表取締役CEOの近澤良さんの経歴
20歳の頃から起業をしたいと考えていたという近澤さんは、DeNAにて世界33カ国で売り上げNo.1となるゲームの開発に携わるなど、エンジニアとしての技術を磨きます。そして国際力を身に付けるためシンガポールへ渡り、Vikiに入社。プロダクトマネージャーとしてプロダクト開発をリードしていたそうです。
さらにアメリカのサンフランシスコへ移住し、現地スタートアップに参画。必要なスキルをそろえたところで同社を退社し、2016年にオーティファイの前身となるLocki, Inc.をサンフランシスコで創業します。
創業から2年ほどは挫折も味わったそうですが、2019年にはアメリカのトップアクセラレータプログラム「Alchemist Accelerator」に参加し、Autifyにたどり着きます。Alchemist Acceleratorを卒業したのは日本人チームとして初めてです。
Autifyの採用・求人情報
Autifyの職種・求人
・QAマネージャー
・Ruby on Railsエンジニア
・アカウントエグゼクティブ
・オープンポジション
・カスタマーサポートエンジニア
・コーポレートジェネラリスト
・サイトリライアビリティエンジニア
・セールスアシスタント
・セールスマネージャー
・フロントエンドエンジニア
・リクルーター
・人事
Autifyの働く環境
平均年収・平均年齢
Autifyは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
労働環境
コアタイム、フレキシブルタイムなしのフルフレックスタイム制度が導入されており、基本的にリモートワークでの勤務となります。アメリカで創業し、またグローバル市場を目指していることから、公用語は英語が採用されているそうです。福利厚生としては下記が整備されています。
Autify転職を考えるにあたって最後に
オーティファイへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
アジャイル開発が一般的になっていること、さらにSaaSが普及し、ソフトウェアが買い切りからサブスクリプションが主流となっている今、より一層ニーズが高まっていくサービスであることは間違いありません。
それも踏まえ、日本だけでなくグローバルな展開を見据えており、今回の資金調達ではプロダクト開発の強化に加え、グローバル規模での人材採用に投資するとしています。
エンジニアとして活躍したい、グローバル市場に挑戦したいという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。