EmbodyMe転職のための採用・求人情報、代表の吉田一星さんについてまとめました

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こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめは、EmbodyMeさんです。

EmbodyMeは、「学習し模倣するAI」を「想像し創造するAI」へと進化させることをミッションに掲げ、自分の外見をAIによって他の誰かに置き換えることができるアプリ「xpression camera」をメインに提供しています。創業者の吉田さんはヤフー出身で、これまでに多くのアプリをリリースし注目を集めてこられた方です。

2018年にAIを使って簡単にフェイク動画を作ることができるスマートフォンアプリ「xpression app」をリリースすると、同年にはアメリカのトップアクセラレータプログラムに採択。さらにInfinity Ventures Summit 2018 SpringのLaunchPadに参加した際には、日本企業で唯一入賞し準優勝の成績を収められています。

2022年3月にはFreakOut Shinsei Fund、DEEPCORE、キャナルベンチャーズ、山口キャピタルから1.5億円の資金調達を実施したと発表しています。

今回の記事では、EmbodyMeの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。

EmbodyMe転職の要点


(コーポレートサイトより)

EmbodyMeの特徴

「学習し模倣するAI」を、「想像し創造するAI」へと進化させることをミッションに掲げる2016年創業のテック企業
・AIを用いて自分の外見を好きな画像の人物に置き換えることができるアプリ「xpression camera」と動画の中の人の顔を乗っ取ってフェイク動画を作れるスマートフォンアプリ「xpression app」を提供
・xpression cameraは2020年8月にβ版をリリース後、2022年3月に正式版をリリース
・2018年に米国NVIDIAのAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」やFacebookによるスタートアップ支援プログラム「FbStart」に採択されたほか、2019年には米国のトップアクセラレータ「Techstars」にも採択
・2022年3月にはFreakOut Shinsei Fund、DEEPCORE、キャナルベンチャーズ、山口キャピタルから1.5億円の資金調達を実施

EmbodyMeの会社概要

社名
株式会社EmbodyMe
所在地 東京都新宿区高田馬場3-23-3 ORビル M2F
設立年月日 2016年6月
代表者 代表取締役CEO 吉田 一星
事業内容 ・自分の外見をAIで置き換えてリアルタイムにコミュニケーションができるアプリ「xpression camera」の提供
・AIを用いて動画の中の人の顔を乗っ取りフェイク映像を作ることができるスマートフォンアプリ「xpression app」の開発

(コーポレートサイトより)

EmbodyMeの商品・サービス


(サービスサイトより)

xpression camera

AIによって自分の外観をあらかじめ用意した別の人物の画像に置き換えることができるアプリです。ユーザーは使いたい画像を1枚用意するだけで、特別な加工も必要ありません。ZoomやTeamsといったビデオ会議でも、誰かになり代わってリアルタイムにコミュニケーションをとることができます。

Teams、Zoom、Skype などのビデオ会議ツールとも連携しているので、実際には寝起きのままでも、スーツを着た自分でビデオ会議に参加するといった使い方もできます。

2020年9月にβ版をリリースしていましたが、2022年3月に正式版をリリース。AIのコアエンジンを入れ替えや、バーチャル背景が利用できるようにするなどの機能改善をした他、有料プラン「Pro Plan」を用意。無料プランではアプリに用意されている画像しか利用できないなどの機能制限があります。

xpression app

AIを用いて誰かの顔を自分の顔で乗っ取ったフェイク動画を簡単に作れるスマートフォンアプリです。どんな映像でも画像でもOK。1枚用意するだけで人物の表情を自由自在に、しかもリアルタイムに動かすことができます。現在はiOS向けプリのみ提供されています。

EmbodyMe代表取締役の吉田一星さんの経歴


(コーポレートサイトより)

小学生の頃からインターネットに興味を持っていたという吉田さん。大学はインターネットの創始者として知られる村井純氏を輩出した慶應義塾大学へ。ソフトウェアやプログラミングに特化した研究室に所属し、自分でプロダクトを作ってみるなどプログラミングに没頭します。在学中には経済産業省とIPAが主催している「未踏ソフトウェア創造事業(現 未踏IT人材発掘・育成事業)」に応募して採択された実績もお持ちです。

大学卒業後はヤフーに入社。エンジニアとして分散処理やコンピュータビジョン、検索、機械学習など当時の先端技術を研究されていました。2013年頃にVRに出会い、同年、好きな顔に変装できる「怪人百面相」というARアプリをリリース。グッドデザイン賞を受賞するなど注目を集めました。

しかしその後新しいアプリをリリースしようとするも思うようなスピードで展開できないことに疑問を持ち、起業を決意。2016年6月にEmbodyMeを創業します。2018年5月にはAIを用いてフェイクビデオが作れるiOS用アプリ「Xpression」をリリースし、国内外のメディアで取り上げられるなど話題となりました。その後も海外のトップアクセラレータに採択されるなど、高い技術力が評価されています。

Wantedlyでは、下記の受賞歴が紹介されています。

・Infinity Venture Summit@台北で準優勝(日本企業では唯一の入賞)
・Xpressionの論文がSIGGRAPH Asia Emerging Technologiesに採択
・NVIDIA Inception Award受賞
・Facebookのスタートアップ支援プログラム、FB Start Accelerate採択
・NVIDIAのスタートアップ支援プログラム、NVIDIA Inception Program採択

EmbodyMeの採用・求人情報

EmbodyMeの職種・求人

Swiftエンジニア
機械学習サイエンティスト

EmbodyMeの平均年収・平均年齢

EmbodyMeは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。

EmbodyMeの労働環境

テック企業ということもあり、エンジニアの労働環境には力を入れているようです。オフィスチェアにはハーマンミラーのアーロンチェアまたはエンバディチェアが用意され、希望するPCや周辺機器も支給。書籍やカンファレンスなどの学習支援制度も整備されています。

その他の福利厚生は下記が整備されています。

・フリードリンク(ネスプレッソ、ウィルキンソンジンジャエール瓶など)
・フレックスタイム制
・交通費全額支給

EmbodyMe転職を考えるにあたって最後に

EmbodyMeへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

AIを用いて次世代のコンテンツやメディアを創造すべく、市場をリードするAI技術で挑戦を続けているEmbodyMe。世界にも通用する高い技術力で、これからも私たちの想像を超える新たなプロダクトを生み出していくでしょう。

最先端のAI技術を身に付けたい、次世代のコンピュータグラフィックに興味があるという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。

成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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