こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、PIDさんです。
PIDが掲げるビジョンは、「人々の時間をつくる」。脱炭素社会の実現に向けたGXマネジメントツール『Enecon』、不動産向け多言語連絡・管理ツール『Dicon (Diversity Concierge)』の開発・運営を行っています。
2022年5月31日には、総額2億円の第三者割当増資による資金調達を実施。引受先は株式会社アコード・ベンチャーズ、日本ベンチャーキャピタル株式会社で、調達した資金はGXマネジメントツール『Enecon』の開発および採用・組織体制の強化に充てられるそうです。
この記事では、PIDの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
PID転職の要点
PIDの特徴
・「人々の時間をつくる」を掲げ、はたらく人の業務の効率化に特化したSaaS事業を行なっている
・カーボンニュートラル実現に向けたGXの推進を支援するクラウドサービス「Enecon」を開発
・現在までに多くのエネルギーコンサルティング会社にエネルギー管理システムを提供している
・2022年5月に総額2億円の資金調達を実施
・エネルギー・CO2排出削減の効率化など、エネルギー利用の変化に期待できる
PIDの会社概要
社名 | 株式会社PID |
所在地 | 〒105-0004 東京都港区新橋3丁目16-12 第一横山ビル2階 |
設立 | 2013年9月 |
資本金 | 262百万円(資本準備金含む) |
従業員数 | 100名 |
代表者 | 代表取締役 嶋田 史郎 |
事業内容 |
不動産テック事業 |
PIDの商品・サービス
Enecon(Energy Concierge)
『Enecon(Energy Concierge)』は、脱炭素社会実現に向けた上場企業及びその取引先向けGX SaaSです。
エネルギーの使用には、改正省エネ法に基づき報告の義務があります。企業にとって省エネは、コストの削減、企業のイメージ向上、設備寿命の延伸など、多大なメリットがあるため、実現したいテーマのひとつです。
『Enecon』を活用し、利用エネルギー量を自動で見える化することによって、エネルギー効率が悪い部分を即時に発見・改善の支援ができます。また、膨大な量のデータ集計作業を支援し、無駄な作業に費やす時間を削減できます。
Dicon (Diversity Concierge)
『Dicon (Diversity Concierge)』は、Diconはアプリ不要でチャットを行えるBtoC、BtoBtoC企業向け多言語コミュニケーションSaaSです。主には不動産管理に必要なコミュニケーションの効率化のために使われています。
『Dicon』は、賃貸管理のコミュニケーションに必要な機能に絞ったシンプル設計になっています。管理者は、入居者のスマホ・携帯電話にSMSでメッセージを送るだけなので、これまで大変だった掲示物やハガキを使った情報伝達が不要になります。
入居者はアプリのダウンロードが必要なく、QRコードからブラウザでのチャットができます。また、16言語への翻訳機能があるため、外国の方も安心してコミュニケーションできます。
PIDの代表の嶋田史郎さんの経歴
代表の嶋田さんは、公認会計士・税理士の資格を取得されており、PwC国際業務担当にて、NYSE及び外資系企業のアシュアランス業務、財務・会計関連コンサル業務に従事されていました。独立後、スタートアップの経営及びターンアラウンドに携わり、黒字転換経験社数は4社にもおよびます。
また、中小企業戦略アドバイザー、不動産関連のアドバイザー、商業ビルの評価関連業務及び上場企業非常勤役員に従事しながら、千葉商科大学大学院MBA課程にて非常勤講師となり、CRM・フィンテック系ベンチャー企業のCSO/CFOを兼任されていました。
その後、2017年に田子智志さんと共にPIDを創業。代表取締役に就任されています。
PIDの採用・求人情報
PIDの職種・求人
・IT総務事務
・自社内開発
・不動産テック営業
・UI/UXデザイナー
・経営管理スタッフ
PIDの働く環境
PIDの平均年収・平均年齢
PIDは非上場企業のため、平均年収を公開していません。
コーポレートサイトの求人サイトを確認したところ、以下のように役職によって変動があるようです。
・不動産テック営業 360万円
・UI/UXデザイナー 400万円〜600万円
平均年齢は公開されていませんが、20~30代のメンバーが多いそうです。
PIDの労働環境
10:00~15:00をコアタイムとしたフレックスタイム制です。標準労働時間は1日8時間、完全週休二日制です。フルリモートワークが可能で、リモートワーク支援(PC、モニター貸与) もあります。
PIDに関する口コミまとめ
気になる口コミですが、PIDには好意的な口コミが寄せられている印象を受けました。
やりがいと成長、人間関係、働く環境の3つのポイントで情報をお伝えします。
やりがいと成長
経営層との距離も近く、数多くのインターンが活躍しており、役職や年齢関係なく日常的に会話する機会が多くあるようです。様々な人と触れ合う中でスキルアップできる環境のようです。
人間関係
20〜30代の社員が多く、社員同士フラットな関係性のようです。外国人エンジニアや女性エンジニアなども多く在籍しています。
オンラインでの食事会など業務以外でもコミュニケーションを取れる環境を作っているそうです。
働く環境
週1回の全体ミーティングで、デザインサイドとビジネスサイドとの調整や情報共有し、常にエンジニアが働きやすい環境や開発の悩みに答えられるような文化が作られているそうです。
PID転職を考えるにあたって最後に
株式会社PIDへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
現在、PIDでは様々な職種の採用を行なっています。新しいサービスの拡大に携わるチャンスです。「SDGsやGXに興味がある」「効率化に特化したサービスに携わってみたい」という方は、PIDへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。