【学歴の就職・転職への影響】何歳まで、いつから見られるのか?人事に聞いてみました

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こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

「就職でも転職でも学歴が見られる」

このお話はよく聞くわけですが、実際は何歳まで学歴を見られるのでしょうか?アンケートをとってみました。

Facebookグループで「人事・人材交流会」という1.6万人のグループの管理人をしておりまして、そこで回答いただけた内容をみますと

・何歳でも見る 144票
・新卒者のみ  20票
・何歳でも見ない 19票

自分の想定よりも「圧倒的」に学歴を見るという方が多かったです。一方で、一人ひとり聞いてみますとまた見えてくるポイントがありました。この記事では、個別で聞いてみて感じたことや参考になると思ったものをご紹介します。

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まずはじめに……学歴以外に重視しているものは?

中途採用の場合は実績や人物を重視している

(Facebookコメントより)

中途採用については、多くの経営者や人事の方々は仕事での実績や再現可能性、人物面を重視しているのは確かです。これは大前提になります。

求職者の方から、第二新卒の求人ないですか?と聞かれることも多くあります。なくはないのですが、実績がないだけでなく実績を残すチャレンジをしていない方には、あまりご紹介しづらい側面があります。

「実績はないですが、これから頑張りたいです」と言われても、採用側は何を評価していいか分かりませんし、ご自身もまた結果を出す前に転職してしまうケースも少なくありません。

では、「実績がないけど転職したい」と思ったときは転職が難しいのか。そうではありません。実績がないことが問題なので、実績を残せばいいと思います。特にスタートアップ、ベンチャーでは、長い期間の勤務経験よりも、短い期間でも「こんなことが貢献できる」と言える実績がの方が評価されることもあります。

具体的には、「実績がないけど、マーケティングがやりたいです」ではなく、「Twitter、Linkedin、youtube、tiktokでフォロワーをこれだけ持っています」、「個人ブログでSEO対策して検索クエリ1位を何個取りました」、「質の高い記事を100記事ライティングし、常に流入があります」と言えるようにしましょう。

上記で紹介した実績は、特にスクールなどに通わずとも、ググりながら実践すれば、個人でも十分作れるものです。自分でできる人はそれでよく、一方で教えてもらった方が早いという考え方もあります。その場合は、オンラインサロン入っていただければ、私からもレクチャーできます。

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適性検査を重視している

面接と適性検査から総合的に評価しているという企業は多いですね。

適性検査によって、測れる適性も異なります。チームプレイができない傾向や、他責傾向にある人は、採用しないようにしている企業が多いです。

中途採用の場合、多くの企業は適性検査で足切りするのではなく、選考過程でマッチ度合いを見極めるために、他の選考と併用していることが多いです。

学歴を見る理由は?

基礎的な学習力の高さをみている

(Facebookコメントより)

学歴をみることで、基礎的な学習力があると判断している人事の方もいらっしゃいます。すごく超越した発想力やクリエイティビティが必要な職場ではそうはいきませんが、多くの企業が求めることは当たり前のことを当たり前にできる能力です。

それは簡単なことではありませんし、面接の1時間の問答の中で評価・判断することも非常に難しいです。その場合に、基礎的なこと・当たり前のことをコツコツ積み重ねた実績として、学歴を見ている場合があります。

これは、学歴が全てということではなく、もちろん例外的に仕事ができる人はいることは理解した上での判断だと思います。それほど、面接の1時間で候補者の能力のすべてを判断するのも無理があると感じているのかもしれません。

学歴に限らず、結果を出す力をみている

特に新卒者向けコメントで多かったですが、学歴だけではなくスポーツ、芸術、部活などなんでもいいので「結果」を出した経験があるかどうかを重視している人は多いようです。

さらに、チームで結果を出せたという人は、評価がより高くなりやすいですね。

一方で、「結果」が分かりにくい人を評価するのは難しいです。基本的には、コミュニケーションを通じて判断していますが、面接官によって個人差が出たり、前の面接者の評価にも影響されたりと、正しく評価するための仕組みは現在も模索している企業が多いです。

「根性」を見るためのラベルという意見も

こちらの記事公開後、株式会社SHIFT代表取締役社長の丹下大さんにもコメントいただきました。

学歴はこの時代の根性を見るための単なるラベルなんで仕事が出来る人を見るためのものではないです。本当に仕事が出来る人が欲しいので、ぶっちゃけ学歴は全く気にしないですが、相応にして学歴が高い人は親からの思想・しつけレベルが高くて、役員になる人は結局、思想レベルが高く学歴が高い傾向にあるなーっていつも思っています。仕事が出来るのは学歴関係なし、ただ上位レベルに行くには学歴をとってる人がなりやすい。でも学歴大嫌いなんで、他に変わる根性や思想を付けれる教育体系を探っています、個人的に

仕事ができる人を見るためのものではない、という意見も参考になりますね。

職種への適性をみるために学歴を見る場合もある

(Facebookコメントより)

エンジニアやデザイナー、クリエイターなど職種の違いで分けている企業もあるようです。当然、学部や専攻分野の違いなどによって、専門性も違ってきますよね。

学歴はいつから、どこから見られている?

大学よりも高校の偏差値をみている場合も

(Facebookコメントより)

「過去、自社で活躍している人を調べたら、高校偏差値が68以上の人だったため、それから高校偏差値を重視している」という方もいらっしゃいました。

実際に共通項を洗い出してみたら、共通していたことを採用基準に据える会社も多いですよね。それが正しいかどうかを確かめるのも難しいのですが、単純化のために一旦設定している、という声もよく聞きますね。

また、ビジネスの内容によっては、学習しなければいけないことがたくさんあり、その学習内容もどんどん増えるため、勉強が好きで続けられる、あるいは得意な人がいい、ということもあります。

偏差値を重点的に見るようになるのは、大学からのイメージがありますが、大学は受験の仕方が幅広く、参考にならなくなってきた部分もあるようです。

学歴はいつまで、何歳まで見られている?

職歴が長くなるにつれて、仕事の実績を重視するように

(Facebookコメントより)

年齢が上がるほど、重視しなくなる、という声もよく聞きます。具体的な基準はないのですが、30歳を超えると職歴しか見ないという企業も少なくないような気がします。

加納さんが、学歴評価が減衰していくことを数式で具体的に示してくださったので、ひとつ参考にしていただくといいかもしれません!  dN/dt = -N/3

(Facebookコメントより)

全体を通じてまとめ

今回、採用に関わる皆様にアンケートをして、何歳まで学歴を見られるか、いつから見られているか、を紹介しました。

記事を投稿したところ、株式会社アッテル代表取締役の塚本鋭さんに興味深いコメントをいただきました。

入社後活躍を定義して分析している企業は、全体の約1割(これでも多いほう)なので、ほとんどの会社は、「なんとなく学歴が重要そう」「学歴が高い人が活躍している!(実は学歴が高くても活躍していない人を無視している)」というバイアスでとらえているのだと認識はしています。

入社後活躍を定義して分析している企業は、全体の1割ほどという結果が出ているんですね。

月並みですが、「企業や部署によって異なる」という結果になりそうです。ただ、企業や部署によって違うから、全く考えなくていいや、ということではなく、なぜこの違いが生まれるのか、を考えることがミスマッチの予防につながると思います。転職を考えている方は、「この企業の採用基準はなにか、なぜそれを大切にしているのか」ぜひ考えてみてください。

冒頭でも触れたように、多くの経営者や人事の方々は仕事での実績や人物面を重視しているのが大前提です。アピールできる実績がある人は、今よりも大きなチャレンジをしてみるのもいいと思いますし、実績がない人は実績を作るために行動してみることをオススメします。

また、学歴とは少し異なるかもしれませんが、大学別に起業家の皆さんをまとめています。ぜひ併せてご覧ください。

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執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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