こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、ファームノートさんです。
ファームノートは北海道帯広市に本社を構える、農業系ITベンチャーです。クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」の開発・運用をメインに、さまざまなサービスを手がけています。
2021年9月には、親会社であるファームノートホールディングスが総額14.4億円の資金調達を実施。
引受先は、未来創生2号ファンド・マイナビ・丸紅・前田工繊キャピタル・千葉道場2号投資事業有限責任組合・中部飼料、SMBCベンチャーキャピタル6号投資事業有限責任組合・KOBASHI HOLDINGS・萩原建設工業・イノベーション エンジンPOC第2号投資事業有限責任組合等となっています。また、調達した資金は営業体制強化、設備・開発投資などに充てられる予定です。
酪農DXを牽引する存在として、今後も更なる成長が期待されています。
この記事では、ファームノートが持つ特徴や求人情報などの詳しい情報をまとめています。
目次
ファームノート転職の要点
ファームノートの特徴
・2021年9月に総額14.4億円の資金調達を実施、累計調達額が約44億円となる
・「世界の農業の頭脳を創る」をミッションに掲げる
・2021年8月より、酪農・畜産DXの推進に向けて、丸紅株式会社との協業を開始
・北海道標津郡中標津町に自社牧場を立ち上げ、酪農生産を開始
・第8回「ものづくり日本大賞」 内閣総理大臣賞を受賞
・第5回「日本ベンチャー大賞」 農林水産大臣賞(農業ベンチャー賞)を受賞
ファームノートの会社概要
社名 | 株式会社 ファームノート |
所在地 | 本社 〒080-0847 北海道帯広市公園東町1-3-14 東京オフィス 〒108-0071 東京都港区白金台2-26-10 札幌オフィス 〒060-0908 北海道札幌市東区北8条東4-1-20 西日本支社 〒899-4332 鹿児島県霧島市国分中央3-9-13 2階 |
設立 | 2013年11月28日 |
資本金 | 9000万円 |
代表者 | 代表取締役 下村瑛史 |
主要関連会社 | 株式会社 ファームノートホールディングス 株式会社 ファームノートデーリィプラットフォーム |
事業内容 | 農業IoTソリューションの開発・提供 |
ファームノートの商品・サービス
Farmnote Cloud
クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」は、場所や時間を問わず、牛群のさまざまな情報を管理・記録・分析します。
牛群設計・マルチユーザー・活動の一括登録機能が搭載されているため、数千頭の大規模牛群であってもOK。また、手書きのようにかんたんに“発情・繁殖・治療・移動・肥育成績”などの活動を入力できます。
登録された活動からカレンダーも自動生成されるため、予定管理もスムーズに行える点もメリット。「発情見逃しや作業漏れの防止に役立つ」と、非常に高い評価を得ています。
加えて、「強力なカスタムリスト」「レポート・乳検データ分析」などの機能によって、さまざまなデータを複合して分析することも可能です。多忙な酪農業務を大きく効率化することに成功しました。
「Farmnote Cloud」は、さまざまなデバイスに対応しており、PC・タブレット・スマートフォン全てで利用できます。現在、5,100の生産者が導入、524,000頭の牛が管理されているそうです。
ファームノートの代表 下村瑛史さんの経歴
代表の下村さんは1982年生まれ、北海道札幌市のご出身です。
中央大学在学中に、広告系ベンチャーにインターンとして入社。2005年に大学卒業後、同企業にそのまま就職されています。
そのまま、広告業界に約10年従事されており、大手広告代理店出向を経て、2014年株式会社ファームノートへ転職。北海道エリアのセールスマネージャー、取締役 専務執行役員を経て、現職に就任されました。
ファームノートは、「日本の食糧基地北海道の技術革新を世界中に広めたい」という考えのもと、積極的な挑戦を続けています。今後も更なる躍進を遂げていくことでしょう。
ファームノートの採用・求人情報
ファームノートの職種・求人
エンジニアリング
・バックエンドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・データマイニングエンジニア
・Flutterエンジニア
・QAエンジニア
セールス/事業開発
・北海道セールス
・九州セールス
・フィールドセールス
・法人営業
ファームノートの働く環境
平均年収・平均年齢
ファームノートは非上場企業のため、平均年収・年齢を公開していません。情報が確認でき次第、随時更新します。
ファームノートに関する口コミまとめ
やりがいと成長
“個人の成長を大切にしている環境”と感じる方も多く、研修制度等が非常に充実しているそうです。メンバー間でのコミュニケーションも活発なので、何かあった時も支え合いながら円滑に仕事を進めていけるでしょう。切磋琢磨しながら、個々のスキルを磨ける点も魅力です。
ファームノート転職を考えるにあたって最後に
ファームノート転職を考えるにあたって、さまざまな留意点をお伝えしました。
スマート農業マーケットが年々拡大している影響もあり、ファームノートの知名度も大きく上がっています。社会にとって「あれば便利」ではなく「なくてはならない会社」を目指し、日々挑戦を重ねている企業です。
“成長・挑戦”を重視するファームノートでは、現在会社を盛り上げてくれるメンバーを募集しています。「食糧課題を解決させるために、行動を起こしたい」「農業DXをサポートしたい」という方は、是非転職を検討してみてはいかがでしょうか?
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!