こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、LINKさんです。
LINKは介護士の人材不足や低賃金など多くの課題を抱える介護業界を変えるべく、介護保険適用外のサービスに特化した介護サービス「イチロウ」を展開するベンチャー企業です。代表の水野さんが介護施設に10年以上いる中で見えた課題を解決するため、国の制度が変わるのを待つのではなく、新しいサービスを立ち上げることで課題に立ち向かおうと始まった起業です。
2021年11月にはプレシリーズAラウンドとして、既存投資家3社に加え、新たに株式会社コムレイズインキュベートと株式会社LITALICOを迎え、政策金融公庫の融資を含めた総額1億円の資金調達を実施し、今後はサービス基盤やマーケティングを強化すると発表しています。今後さらに利用者が増えサービス認知度も上がっていくことが期待できます。
今回の記事では、LINKの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
LINK転職の要点
LINKの特徴
・「超高齢社会を支える礎を作る」をミッションに掲げ、介護業界のDXに挑戦するベンチャー企業
・公的介護保険適用外のニーズに特化したオーダーメイド介護サービス「イチロウ」を展開
・介護離職者数の増加や介護士の人材不足や低賃金といった業界の課題を解決する
・2021年11月に既存投資家に加え、新たに株式会社コムレイズインキュベートと株式会社LITALICO、政策金融公庫の融資を含めた総額1億円の資金調達を実施
・調達した資金でオペレーション構築やシステム開発を含めたサービス基盤の強化とマーケティングの強化を図るとしている
LINKの会社概要
| 社名 |
株式会社LINK
|
| 所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目2-17 トランスワークス青山 |
| 設立年月日 | 2017年4月 |
| 資本金 | 33,799,354円 |
| 代表者 | 代表取締役CEO 水野 太祐 |
| 事業内容 | 介護士シェアリング事業 介護施設紹介事業 居宅介護支援事業 |
LINKの商品・サービス
イチロウ
保険適用外のサービスに特化し、介護依頼者と介護士をマッチングするオーダーメイド介護サービスです。
一般的な訪問介護では、申し込んでから実際に利用するまでに1週間以上かかったり、介護保険上認められたサービス以外は受けられない、提供時間が決まっているため1時間以上の介護が受けられないなどの問題があります。多様化する介護ニーズを抱える利用者からすると満足なサービスを受けることができません。
イチロウでは保険適用外のサービスに特化することで、介護保険では対応できない介護や生活支援を提供できるようになっています。
そして介護事業所と雇用契約している人ではなく、イチロウに登録しているプロの介護士とマッチングする仕組みになっているので、最短当日から利用することができるなどのメリットもあります。
マッチングする介護士は、採用率8％という厳しい基準のもと採用されており、高品質でホスピタリティの高いサービスを提供できるのも特長です。
LINK代表取締役の水野友喜さんの経歴
水野さんは1987年生まれ、岐阜県の出身でいらっしゃいます。
高校卒業後は専門学校で介護福祉士の資格を取得し、介護士として勤務します。現場で働く中で知識の必要性を実感し、働きながら日本福祉大学に通い社会福祉士の資格も取得。その後、現場業務からマネジメント業務まで務めるなど10年に渡り幅広い業務を経験する中で、介護施設におけるサービスの柔軟性の低さや介護士の人材不足や低賃金といった問題に直面します。
社会保険サービスに制約があるためにこうした課題が起きるのですが、国が社会保険サービスを変えるのを待ってはいられないと思い、課題を解決するサービスを自分で作ろうと起業を決意。2017年にLINKを創業します。
LINKの採用・求人情報
LINKの職種・求人
・COO候補
・経営企画
LINKの平均年収・平均年齢
LINKは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
LINKの労働環境
オフィスは南青山にあるシェアオフィスで、リモートワークを推奨しているため出社は基本的に週1回程度だそうです。コミュニケーションを取りやすくするため、バーチャルオフィスを使ったり、定期的にオンラインランチ会を開催するなどしています。
LINK転職を考えるにあたって最後に
LINKへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
高齢社会から超高齢社会へとシフトする日本では、ますます介護の需要が高まっていきます。それに伴い要介護者を支える介護保険制度も変わっていく必要がありますが、国の制度では柔軟性も少なく、変わるには時間もかかります。イチロウは福祉制度でカバーしきれない領域を補う新しいプラットフォームとして、介護のインフラになっていくでしょう。
社会的課題を解決するやりがいもあり、介護業界のDX化という新しい価値も生み出すイチロウに興味があるという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。
