キャリア

【セカンドキャリアの準備心得】自分に合う環境は必ずある

今いる環境で結果を残すことは、非常に重要です。ただ、その環境が最善かはわからないのが事実です。

特にファーストキャリアで選んだ会社に所属している方は、本当にこのままでいいのだろうか、という不安の声も耳にすることがあります。

そのような中で、「もっといい環境があるはずだ」と思って何もしなければ何も変わりません。環境を変えても同じように別の環境を求めてしまう可能性もあります。

現在の環境で目一杯の結果を残す、同時に自分にあった環境を探すセカンドキャリアの考え方について今回はお話しします。

今の環境にとらわれ過ぎないセカンドキャリアの考え方

「うちの会社で通用しないやつはよそでも絶対通用しないんだよ―。」

会社の中間管理職の方がよくいうセリフです。

ビジネスマンであれば、上司からこんな叱責を受けた経験は少なからず誰にでもあるのではないでしょうか。体育会系のハードワークすぎる会社なら、なおさらのこと。

でも実は、そんな叱責、それほど真に受けることはないのです。確かにどこの会社でも通用する人というのはいますが、そのようなスーパービジネスマンになれるなら、誰も苦労しませんよね。

適材適所。

自分の強みを活かせる部署や会社に転職することで、その人の可能性が花開くことだってあるのです。

ある30代営業マンがセカンドキャリアで成功した例

ある地方の証券会社の支店で働く、30歳の営業マンが相談にいらっしゃったときのエピソードです。

当時、毎日、帰宅するのは終電。売り上げが達成されていない月は、早朝6時に出勤。土日休みでしたがほとんどが出勤することになり、たまの休みには、何もする気が起こらずひたすら自宅で眠りこんでいるうちに、一日が終わってしまう。そんな状態でした。

証券会社の営業の世界は、ハードワークで知られていますが、当時は今以上に、軍隊に通ずるような徹底した旧式の縦割り組織が多く、営業数字へのコミットメントが高く求められていました。数字があがらないと、ものが投げつけられることもしばしばあったそうです。

「証券会社の1年は、普通の企業の3年に値する。」そんな噂もまかり通るほどでした。仕事の密度が濃いので社会人として鍛えられるスピードが速く、確かに忍耐強く優秀な人材を多く輩出しています。

とはいうものの、彼は入社して7年が経っても、営業成績が思うようにあがりませんでした。会社も一時よりは緩くなり、激しく働く必要がなくなったためか、すっかり士気が失われてしまっている様子。

それでも、30歳という節目を迎え、なんとか現状を変えたいという思いで相談をしに来たとのことでした。話を聞くうちにわかってきたのは、経験の中から自分の強みを自覚していて、その特性を活かした職場に転職したいという明確なビジョンを持っていることでした。

「一人のお客さまから信頼を勝ち取り、長くお付き合いをすることが私の最大の強みだと思っているんです。」「今の会社の営業スタイルでは、新規を開拓しつづけることが強要され、自分の適性に合っていないような気がする。業界は変わっても構わないので、東京で自分に適した営業にチャレンジしてみたい」ということでした。

その後、何度か上京し、キャリア相談に訪れましたが、確かに彼は柔和でマメな人柄でした。出張で東京に来るたびに、わざわざ私におみやげを持ってきてくれるし、遠方からマメに連絡をくれたりと、押しつけがましくない心遣い、気くばりにとても長けた人物でした。

私は、彼の電話営業の経験や、物売りではなくサービスを提供する姿勢から、インサイドセールス、とくにSaaS系企業で彼の力は活かせるのではないかと考えました。
そこで未経験ではあったものの、TechCrunchやTHE BRIDGE、私のおすすめのツイッターアカウントを日々チェックしてもらい、日進月歩で成長するIT業界の情報をキャッチアップしてもらいました。そして、とあるSaaS系企業のインサイドセールス職を紹介しました。

転職時はスライドだった年収も、2年後には2倍、今や3倍以上にあがりました。現在は、インサイドセールス部隊のマネージャーとしてチームを率いています。また、フィールドセールスの経験が功を奏し、営業組織全体の最適化を推進する人材としてご活躍されています。

 

適材適所、自分の活躍出来る環境は絶対にある

前職が、時間的にも営業数字的にもハードワークを課せられる会社だと、業界が変わっても、その経験を評価してくれる会社はたくさんあります。

ただ、今回の例のように、努力することはできる方でも、その努力の方向性が合致しないと結果は出づらいです。こうした悩みを抱えている方は多くいらっしゃるのではないか思います。

そういった時は、他に自身を高く評価してくれる会社がないか、探してみましょう。探してみることで、実は今の環境がやっぱり最適だったと気付けることもあります。

「うちの会社で通用しないやつはよそでも絶対通用しないんだよ!」そんな根拠のないセリフこそ、今の時代、通用しません。

あなたの特性を活かせる会社は必ずどこかに存在しますし、それはあなた自身の感性でしかわかりません。

ぜひ自分の足で情報を集めて、自分の目で確かめて、よりよい環境で働きたい。そんな風に考えている方を応援できればと考えておりますので、次なるチャレンジを検討している方は、ぜひCONTACTからご連絡くださいませ。

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