こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、monoAI technologyさんです。
「先進技術で、エンタメと社会の未来を創造する。」を理念に掲げ、創業当時から行っているゲーム開発で培った通信技術とAI技術を駆使した幅広いサービスを展開しています。XRソリューションとして提供しているバーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」は、メタバース市場が拡大する昨今、特に注目を集めています。
その「XR CLOUD」の開発と事業強化を目的に、2022年1月にはSony Innovation Fund、GMCM VENTURES PTE. LTD.、きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合、株式会社アドウェイズ、株式会社イグニス、個人投資家を引受先に総額7.5億円の資金調達を実施しています。
今回の記事では、monoAI technologyの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
monoAI technology転職の要点
monoAI technologyの特徴
・「先進技術で、エンタメと社会の未来を創造する。」を理念に掲げ、通信・AI・ゲームエンジンを駆使したサービスを展開
・早くからバーチャル空間に目を付けて独自開発してきた「XR CLOUD」を主軸に事業を展開
・monoAI technologyはXR開発、AIを使った品質管理事業を行う持株会社で、様々なグループ会社を束ねている
・2022年1月にはSony Innovation FundyGMCM VENTURES PTE. LTD.を引受先とする総額7.5億円の資金調達を実施
・調達した資金で「XR CLOUD」の開発と事業強化を進めるとしている
monoAI technologyの会社概要
社名 |
monoAI technology株式会社
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所在地 | 神戸本社:神戸市中央区京町78番地 三宮京町ビル 3階 A号室 東京支社:東京都新宿区新宿 1-9-2 ナリコマHD新宿ビル 4F |
設立年月日 | 2013年1月 |
資本金 | 407,500千円 |
代表者 | 代表取締役社長 本城 嘉太郎 |
役員 | 取締役 安田 京人 取締役 モリカトロンAI研究所所長 森川 幸人 取締役 成沢 理恵 取締役 山下 真輝 取締役 山村 太巳 社外取締役 谷間 真 監査役 谷川 健一 社外監査役 髙橋 正樹 社外監査役 川口 洋司 最高技術責任者 中嶋 謙互 |
事業内容 | 1. ゲーム開発事業 2. XR事業 3. AIQA事業(AIQVE ONE株式会社) |
monoAI technologyの商品・サービス
XR事業
2020年12月に独自の「大規模VR空間共有技術」をベースにしたバーチャルとリアルが融合するバーチャル空間構築プラットフォーム「XR CLOUD」をリリースしました。独自の通信技術で大規模同時接続エンジンを搭載し、標準時には1000人の同時多接続が可能なのが特長の1つです。
PC・スマホのマルチデバイス環境でバーチャルイベントが開催でき、就職セミナーや商談展示会、パブリックビューイングなどのイベント会場やカンファレンスなどに活用されています。
ゲーム開発事業
コンシューマからスマートフォンまで、リアルタイム配信やゲームAIの技術をベースにしたネットワークゲームを作っています。
提供しているゲームは「Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM」「勇者のくせにこなまいきだDASH!」などがあります。
AIQA事業
ゲーム開発に必要なQAを効率化するためのAIテストツール「AIQVE ONE」を提供しています。AIだけに頼るのではなく、エキスパートチームによる品質分析とコンサルティングで、QAの大幅なコストダウンを実現します。(AIQA事業は分社化したAIQVE ONE株式会社が事業者)
また、monoAI technologyはホールディングス制を敷いており、通信ミドルウェアのライセンス販売事業を行う「モノビットエンジン株式会社」、AIの開発を行う「モリカトロン株式会社」、地方活性化をコンセプトにしたゲーム制作会社「株式会社AVOCADO」などがグループ会社としてあります。
monoAI technology代表取締役の本城嘉太郎さんの経歴
本城さんは1978年生まれ、神戸市の出身でいらっしゃいます。
子どもの頃からゲームが大好きだったという本城さん。MMORPGに出会ったことで、自分でオンラインゲームを作りたいと思うようになったそうです。大学を1年で中退してからは独学でプログラミングを習得し、会社勤めを経てフリーランスのプログラマーになります。
そして京都のゲーム開発会社に就職しゲームの開発に携わりますが、自身の野望だったオンラインゲームの開発はできなかったため、自分の企画したゲームを作ろうと起業を決意。2005年に現社名に変更になる前の株式会社モノビットの前身となる会社を立ち上げます。
システム開発やオンラインゲームの受託開発を行っていましたが、オンラインゲームの開発に専念するため、2013年に株式会社モノビットを設立し、代表取締役に就任します。その後新会社の設立やホールディングス体制などを経て、2019年に社名を「monoAI technology株式会社」に変更しています。
monoAI technologyの採用・求人情報
monoAI technologyの職種・求人
・3Dキャラクターモデラー
・社内情報システム担当
・ゲームプログラマ
monoAI technologyの平均年収・平均年齢
monoAI technologyは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
monoAI technologyの労働環境
勤務時間は10:00〜19:00です。リモートワークも可能で、月々の水道交通費を定額で支給するリモートワーク補助もあります。
福利厚生は下記が整備されています。
・各種社会保険完備
・社内研修制度
・社内クラブ活動補助制度
・スキルアップ応援(IT系資格取得受験補助)制度
・引越し補助制度(別拠点への転勤の場合のみ)
・空気清浄機、ウォーターサーバー完備
・ゲーム、書籍、技術書購入補助
monoAI technology転職を考えるにあたって最後に
monoAI technologyへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
長年のゲーム開発で培った高い技術力を元に、XR領域でも市場を牽引する存在として成長を続けるmonoAI technology。VR技術は今後産業からエンタメまで幅広い分野で活用され、私たちの生活を豊かにしてくれるでしょう。
ゲームが好きという方はもちろん、最先端の技術を身に付けたいという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。