こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、9secondsさんです。
9secondsは「Redefining B2B communication.(B2Bのコミュニケーションを、再定義する。)」をビジョンに掲げ、B2B企業における見込み顧客と営業担当者とのコミュニケーションをアップデートすべく2020年に創業したばかりのスタートアップです。Webサイト上にワンクリックで顧客と会話ができるタッチポイントを設置することができる「Quicker」を開発し、2021年8月よりβ版を提供しています。
2022年3月には日本最大のベンチャーキャピタルであるジャフコグループ株式会社とXTech Ventures株式会社からプレシリーズAラウンドで総額3.2億円の資金調達を実施し、今後採用を強化すると発表しています。
今回の記事では、9secondsの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
9seconds転職の要点
9secondsの特徴
・「Redefining B2B communication.(B2Bのコミュニケーションを、再定義する。)」をビジョンに掲げ、2020年に創業したスタートアップ
・B2B企業のWebサイトを訪問した見込み顧客と法人営業担当者を10秒でつなぐクラウドサービス「Quicker」を提供
・2021年8月にβ版をリリースし、約6ヶ月で商談化率が平均で50%増加、Quicker経由で有効商談件数500件以上などの実績を残す
・2021年の「Incubate Camp 14th」にて、「総合順位2位」と「ベストグロース賞2位」を獲得
・2022年3月にジャフコグループ株式会社 、XTech Ventures株式会社から総額3.2億円の資金調達を実施
9secondsの会社概要
社名 |
9seconds株式会社
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所在地 | 〒150-0011 東京都渋谷区東2丁目25-3 GUILD SHIBUYA 5F |
設立年月日 | 2020年 4月30日 |
資本金 | 346,390,000円(資本準備金含む) |
代表者 | 代表取締役CEO 渡邊 将太 |
役員 | 取締役CPO 宇田川 嵩史 |
事業内容 | 「Quicker」の開発・販売 |
9secondsの商品・サービス
Quicker
B2B向けサービスのWebサイト上にワンクリックで会話ができるタッチポイントを置くことで、見込み顧客と法人営業担当を即座に繋ぐクラウドサービスです。
これまで多くの企業では、見込み顧客がサイト上に設置した問い合わせフォームから問い合わせをしたあとに多くのプロセスが必要でした。具体的には、問い合わせ完了メールの送信やCRMへの取り込み、営業担当からの架電、そして電話がつながってから商談の日程調整といった形でとても煩雑で、平均で42時間ほどかかっていたそうです。
しかし見込み顧客は問い合わせした瞬間が最もサービスへの関心が高く、5分以内に適切なアプローチをすることでコンバージョン率が8倍にも跳ね上がります。
Quickerでは問い合わせフォームへの入力が不要になり、問い合わせをしたいと思った見込み顧客がすぐに担当者と話をすることができるので、初回のフォローアップまでの時間が最短10秒に短縮。商談化率が平均で50%も増加します。またターゲット企業にのみポップアップを表示したり、条件に応じて割り当てる担当を設定することもできるのが特徴です。
9seconds代表取締役の渡邊将太さんの経歴
2014年に新卒でNTTドコモに入社。法人営業として活躍されますが、自身のスキルアップのため2年後に退職を決意し、2016年にベンチャー企業のfreeeへ。インサイドセールスやフィールドセールスに従事し、当時のfreeeで過去最高のアポイント獲得率と課金率を達成したそうです。そこで主な顧客である経営者と対話したことで、素晴らしい会社を増やす一端を担いたいと起業への想いが強まったのだとか。
そして企業に向けて組織作りを学ぶため、スタートアップの人事責任者を経て2019年にDropbox Japanに転職。さらに2019年末にアクセラレーションプログラムに参加し、法人営業を効率化するサービスを始めようと2020年4月に9seconds株式会社を創業します。
9secondsの採用・求人情報
9secondsの職種・求人
・BizDev責任者
・CTO
・インサイドセールスマネージャー
・カスタマーサクセスマネージャー
・バックエンドエンジニア
・フルスタックエンジニア
・フロントエンドエンジニア
9secondsの平均年収・平均年齢
9secondsは非上場企業のため、残念ながら平均年収の公開データはありませんでした。
9secondsの労働環境
オフィスは渋谷駅から徒歩5分の場所に構えており、リモートワークは相談に応じて可能となっています。楽しく働ける環境を作るため、バーカウンターやラウンジスペースも設けているそうです。
Core Valueとしては、「User focus」( 答えはUserが持っている。机上の空論は意味を成さない。)、「Possible driven」(不可能に挑んでいるのだから、困難は当たり前。 どうやってできるか?から思考しよう。)、「Open & Flat」(情報の透明性と公平性がUserや仲間からの信頼に繋がる。)を掲げています。
福利厚生は下記が整備されています。
・希望PCの貸与(上限あり)
・ディスプレイ貸与(上限あり)
・交通費支給(上限あり)
・健康診断 / インフルエンザ予防接種の費用を支給
・入社日に有給休暇を付与(5日)
・ストックオプション制度
・採用リファラルインセンティブ制度
9seconds転職を考えるにあたって最後に
9secondsへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて対面営業が制限されたり、テレワークが普及したことで電話がつながりにくくなってしまったりしたことで、営業の手法は変化を求められています。海外ではQuickerのようなセールスマーケティングの市場は急成長をしており、ユニコーン企業も誕生しています。Quickerも今後、営業のインフラとして浸透していくのではないでしょうか。
B2B企業のコミュニケーションをアップデートするという9secondsの取り組みに興味があるという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。