こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、PoliPoliさんです。
PoliPoliが掲げるミッションは、「新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。」。政治家に直接意見を届けられる政治プラットフォーム「PoliPoli」、行政と国民が共に政策を共創することができるプラットフォーム「PoliPoli Gov」の開発・運営を行っています。
2022年5月27日には、シリーズAラウンドとして数億円の第三者割当増資による資金調達を実施。引受先はZ Venture Capital、NOW、エンジェル投資家数名で、調達した資金はサービスの拡張と組織拡大に充てられるそうです。
この記事では、PoliPoliの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
PoliPoli転職の要点
PoliPoliの特徴
・「新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。」を掲げ、ソフトウェア開発を行なっている
・政治家に直接意見を届けられる政治プラットフォーム「PoliPoli」を提供
・2022年7月に宮城県が「PoliPoli Gov(β版)」の利用を開始
・2022年5月に数億円の資金調達を実施
・今後サービスの拡大に期待
PoliPoliの会社概要
社名 | 株式会社PoliPoli |
所在地 | 神奈川県鎌倉市御成町11-2 ヤノヤビル 2F |
設立 | 2018年2月 |
資本金 | 35,153,660円 |
従業員数 | 14名(業務委託を除く) |
代表者 | 代表取締役 伊藤和真 |
事業内容 | ソフトウェア開発 |
PoliPoliの商品・サービス
PoliPoli
『PoliPoli』は、国民が政治家に直接意見を届けられる政治プラットフォームです。
政治家や中央省庁・地方自治体はプラットフォームをつかって、進めたい政策についてわかりやすく投稿します。ユーザーは共感できる投稿にコメントしたり、政治家に会いに行くことで政策に参加することが可能になります。
また、ユーザーは自分の興味のあるテーマについて、政策を新しくリクエストすることもできます。審査が通るとプラットフォーム内にリクエストが掲載され、共感してくれるユーザーのみんなの応援を集めます。応援を集めた政策リクエストは政治家に届き、実際に政策が取り組まれることもあります。
事例として、「コロナ禍で経営が圧迫している医療機関や医療従事者に、継続的な手当金を支給したい」と”看護師の友達を助けたい”という思いで投稿したユーザーのリクエストは、政策として実現されています。
このように『PoliPoli』は、一人ひとりの意見を直接政治に届けることで、政策を前進させることができます。
PoliPoli Gov
『PoliPoli Gov』は、行政と国民が共に政策を共創することができるプラットフォームです。
官公庁ユーザーはプラットフォームをつかって、進めたい政策のテーマについての相談や意見募集を投稿することができます。ユーザーは投稿されたテーマに対してコメントすることで、政策のサポートをすることができるようになります。
事例として、デジタル庁は2021年10月〜2022年3月までの期間に「デジタル庁アイデアボックス」という事業を行いました。14個のプロジェクトを投稿し、合計1,738件のコメントを獲得。集まったユーザーの声は、政策推進の参考としているそうです。
このように『PoliPoli Gov』は、一人ひとりの意見を行政に届けることで、共に政策をつくっていくことができます。
PoliPoliの代表の伊藤和真さんの経歴
伊藤さんは1998年生まれ、愛知県のご出身です。
「もっと俳句を多くの人にシェアしたい」という想いから、学生時代に一人で数ヶ月をかけて俳句のSNSアプリ『俳句てふてふ』のサービスを開始します。
2018年に毎日新聞社に俳句アプリを事業売却し、F Venturesでアソシエイトを経験後、慶應義塾大学2年生19歳の時に株式会社PoliPoliを創業、代表取締役に就任しています。
また、現役学生としてはじめて、九州大学にて非常勤講師をつとめるなど、幅広く活躍されている経営者です。
PoliPoliの採用・求人情報
PoliPoliの職種・求人
コーポレート
・広報責任者候補
・【インターン・アルバイト】経営秘書
事業開発
・セールス(政治事業)
・政治家カスタマーサクセス責任者候補
・政治家カスタマーサクセス
・行政事業責任者(COO候補)
・企業カスタマーサクセス
コンテンツ作成
・デジタルプロダクトデザイナー
・【副業】デジタルプロダクトデザイナー
・グラフィックデザイナー
プロダクト開発
・ テックリード
・ソフトウェアエンジニア(ミドルレベル以上)
・【副業】テックリード
・【副業】ソフトウェアエンジニア(ミドルレベル以上)
・プロダクトマネージャー
その他
・オープンポジション
PoliPoliの働く環境
PoliPoliの平均年収・平均年齢
PoliPoliは非上場企業のため、平均年収を公開していません。
コーポレートサイトの求人情報を確認したところ、以下のように役職によって変動があるようです。
・デジタルプロダクトデザイナー 324~720万円
・セールス(政治事業) 420万円~1500万円
メンバーの平均年齢は非公開です。
PoliPoliの労働環境
推奨勤務時間は9:00~18:00としていますが、基本はフレックスタイムで好きな時間に働くことができるようです。週の総労働時間は40時間となっています。フルリモートワークですが、希望によって出社勤務(永田町)も可能とのことです。フルリモートでも数ヶ月に1回は東京で集まる機会を設けているそうです。
PoliPoliに関する口コミまとめ
PoliPoliで働く人からは好意的な口コミが寄せられていました。
やりがいと成長、人間関係、働く環境・待遇の3つのポイントで情報をお伝えします。
やりがいと成長
やるべきことが多い政治・行政などのサポートができること、国民が参加して国をうごかすサービスを提供できることにやりがいを感じるそうです。また、政治などの知識があまりなかったメンバーも、政治に関心を持つようになったとのことです。
人間関係
リモートワークの中でも、コミュニケーションの頻度を決めて定例を行ったり、社内向けのプロダクト広報を発行したり、コミュニケーションの仕方を工夫して行っているそうです。
働く環境・待遇
PoliPoliには「アライアンス」という制度があります。上司やメンバーと相談しながら”自分のキャリア目標”と”会社の発展”のどちらにも貢献できる目標を決めるそうです。もちろんその通りのキャリアになるかは会社と自分次第なのですが、制度としてはとても高く評価されています。
PoliPoli転職を考えるにあたって最後に
株式会社PoliPoliへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
現在、PoliPoliでは様々な職種の採用を行なっています。新しいサービスの拡大に携わるチャンスです。「政治に興味がある」「世の中を良くしたい」という方は、PoliPoliへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。