こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、株式会社Srushさんです。
株式会社Srushは「データ分析をもっと簡単に思い通りにする」というミッションを掲げており、エクセル・スプレッドシートのデータ集計グラフ化作業から解放するデータ分析SaaS “Sales Rush Board” を提供しています。
2022年7月には、総額1.8億円の第三者割当増資と金融機関からの借入による資金調達を実施しました。引受先はマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社HIRAC FUND、ニッセイ・キャピタル株式会社で、調達した資金は”Sales Rush Board”の開発強化やサービスの販売拡大、人材採用の促進に充てられるそうです。
また、今回の資金調達により、累計調達額は2.6億円となっています。
この記事では、株式会社Srushの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
株式会社Srush転職の要点
株式会社Srushの特徴
- 2022年7月に総額1.8億円の資金調達を実施、累計調達額が2.6億円に到達
- データ分析に関わる業務が全てノーコードで実現可能なデータ分析 SaaS “Sales Rush Board” を提供
- 様々な企業規模・業界のユーザーによる利用実績
- SaaS企業のユニコーン指標であるT2D3の達成に向けて売上成長率2000%で急成長
株式会社Srushの会社概要
社名 | 株式会社Srush |
所在地 | 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目24−9 |
設立 | 2019年11月 |
資本金 | 1億5千万円(資本準備金含む) |
代表者 | 代表取締役CEO 樋口 海 |
事業内容 | Sales Rush Boardの企画・開発・運営・販売、データコンサルティング事業 |
株式会社Srushの商品・サービス
Sales Rush Board
昨今、リモートワークやサブスクリプションの普及、ユーザのメディア化、次世代インターネットWeb3への移行によるデータの分散化により、企業が扱うデータ量の爆発的な増加やデータの分断が急速に進んでいます。
しかしながら、企業はこの膨大なデータを活用するための人材や専門知識が不足しており、課題となっているのも事実です。
データ分析業務で必要なBIツールを導入したとしても専門性の高いデータスキルがない、それゆえ、マーケティングや営業の現場にいるデスクワーカーは使い慣れたエクセルで収集したデータの整理、手動での更新作業といったデータ分析業務を行っているのが現状です。
その作業時間は一人当たり年間360時間とも言われています。そして、デスクワーカー3000万人の作業時間は、金額に換算すると年間約10兆円もの経済損失を生み出していることになります。
そのような課題を解決するため、”Sales Rush Board”は生まれました。データ分析の際の問題点は多岐に及びます。
分析対象のツールが多くデータのチェック及び統合作業が負担であること、表計算ソフトやSFAでの分析は解像度が粗くデータに基づく意思決定が出来ていないこと、表計算ソフトの分析やSFAダッシュボードやBIツールの属人性が高いことが挙げられています。
しかし、”Sales Rush Board”はデータ連携に関わる負担がなく常に最新の連携データであり、高解像度な分析を可能にし、誰でも見れる・作れる・知れる簡単ダッシュボードなのです。
今後も”Sales Rush Board”は進化を続け、デスクワーカーのデータ分析の負担を減らすだけでなく、最終的にデスクワーカー3000万人の作業時間=10兆円もの価値を生み出すことに繋がるでしょう。
株式会社Srushの代表 樋口 海さんの経歴
樋口さんは早稲田大学のご出身です。高校時代は勉強があまり得意ではなかったそうですが、3年生の時に1日14時間くらい勉強する生活を続けたことで早稲田大学に進学できました。
大学卒業後は通信関連の会社を志望され、リーディングカンパニーであるNTTグループで、中でも事業領域がグローバルに広がるNTTコミュニケーションズに就職されました。法人営業部にて大手自動車企業を担当され、グローバルインフラの導入に従事し、全社表彰や最高評価を受賞されています。
NTTコミュニケーションズの退職とともにMBA受験を目指され、一橋大学大学院商学研究科を修了しています。
その後、シンガポールにて日系製造業の営業戦略を担当。帰国後には、製造業向けSaaSを提供する会社の立ち上げを経て、代表取締役として株式会社Srushを共同創業されました。
私生活では父としての顔を持つ樋口さんですが、最初の会社の立ち上げの際に家庭に割く時間がなかった経験から株式会社Srushではライフアズワークのように進めていきたいとお話しされています。
株式会社Srushの採用・求人情報
株式会社Srushの職種・求人
エンジニアチーム
・Webエンジニア
・データアナリスト
・データサイエンティスト
・データエンジニア
カスタマーチーム
・セールス
・カスタマーサクセス
CxOチーム
・COO
・CFO
オープンポジション
詳細はコーポレートサイトをご確認ください。
株式会社Srushの働く環境
平均年収・平均年齢
株式会社Srushは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
また、年収に関してもコーポレートサイトに記載はなく、個人の希望や業務内容によって最終的に決定されるようです。
労働環境
株式会社Srushはコアタイム 11:00~16:00のフレックスタイム制を採用しています。完全週休2日制(土日)・祝日休みに加え、各種休暇には夏季休暇・年末年始休暇・忌引きなどがあります。
全社会議のために月2~4回のオフィス出社の指定がありますが、基本的にはリーモート勤務可能です。
また、オフィスにはデュアルディスプレイ完備やバリスタが在籍しているカフェ、屋上BBQが併設されているほか、福利厚生には書籍購入や資格取得費用などの各種手当、12月25日利用限定で経費1万円が支給されるサンタさんからのクリスマスプレゼントといった面白い制度もあります。
株式会社Srushに関する口コミまとめ
やりがいと成長
株式会社Srushは「最低限のルールを設けたらあとは自由裁量に任せる」という体制であるため、裁量権を持ってどんどんトライできる環境です。
社員からは、スタートアップだからこその自由な発想で0→1の仕事が出来る、各々が持ち前の得意分野を活かして意思決定し自立的に取り組める、責任も大きい分やりがいや達成感も大きい、楽しんで自由に働けるという意見が挙がっています。
人間関係
株式会社Srushはリモートワーク中心の働き方ですが、コミュニケーションが取りにくいと感じている社員はいないようです。加えて、会社としてもオンライン・オフライン問わずメンバーのタッチポイントを増やそうという雰囲気があるため、出社の有無に関わらずコミュニケーションが盛んなようです。
働く環境・待遇
スタートアップと言えばプライベートに割く時間がほとんどなく、土日もフルコミットで働くといったイメージが拭いきれません。しかし、株式会社Srushの大きな魅力はスタートアップらしいチャレンジが出来つつ、自分の生活スタイルを守る事が出来る点です。メンバーの保護者率が高いことから、仕事の時は仕事に全集中し、終わったらプライベートに専念するといった社風です。
株式会社Srushはスタンダードな給料でありながらも働きやすく、プライベートと仕事を両立しながら働ける環境と言えるでしょう。
株式会社Srush転職を考えるにあたって最後に
株式会社Srushへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
ITは急激に進歩しているにもかかわらず、エクセルは30年変わることなくデータ分析に膨大な時間をかけざるを得ない現在の状況は企業にとって大きな損失です。
「データ分析をもっと簡単に思い通りに」を目的としてエクセルからの脱却及び劇的な生産性向上のために開発された”Sales Rush Board”は、今やSaaS、プラットフォーム、流通、人材、ECなどB向けC向け問わず、様々な業界において、スタートアップから上場企業と幅広い企業に利用されています。
そして、今後も株式会社Srushは最新鋭のテクノロジーを使ったデータの活用で顧客の体験価値向上を実現し、「顧客の飛躍的な成長のために、点在する情報をつなぎ、確かな行動へ導く」をもとに社会の発展に貢献していくことでしょう。
「データ分析のプロダクトにご興味のある方」「仕事を楽しめる方」「裁量権を持って自由に働きたい方」「仕事とプライベートを両立したい方」という方は、株式会社Srushへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!