エマルションフローテクノロジーズ転職のための 採用・求人情報、代表の鈴木裕士さんについてまとめました

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こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめは、エマルションフローテクノロジーズさんです。

エマルションフローテクノロジーズが掲げるミッションは、「レアメタルの課題をエマルションフローで解決する」。『エマルションフロー』技術による、レアメタルリサイクル事業を行っています。

2022年9月13日には、シリーズAラウンドとして4.5億円の第三者割当増資による資金調達を実施。引受先はリアルテックファンドをリード、本田技研工業株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、KDDI Green Partners Fund、岡三キャピタルパートナーズ株式会社で、調達した資金はシステム開発、研究開発拠点の整備、事業拡大に伴うチーム体制の強化等に充てられるそうです。

この記事では、エマルションフローテクノロジーズの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。

エマルションフローテクノロジーズ転職の要点


(コーポレートサイトより)

エマルションフローテクノロジーズの特徴

・「レアメタルの課題をエマルションフローで解決する」を掲げ、リサイクル事業を行なっている
・使用済み核燃料の元素分離技術として開発された新しい溶媒抽出技術『エマルションフロー』がコア技術
・革新的な技術『エマルションフロー』でリチウムイオン電池を中心としてレアメタルのリサイクルを実現
・2022年9月に4.5億円の資金調達を実施
・今後レアメタル問題を解消し完全循環型社会の実現に期待

エマルションフローテクノロジーズの会社概要

社名 株式会社エマルションフローテクノロジーズ
所在地 茨城県那珂郡東海村大字白方2番地5
設立 令和3年4月5日
資本金 535百万円(資本準備金込み)
代表者 代表取締役 鈴木裕士
事業内容 ・エマルションフロー技術を活用したレアメタルリサイクル事業
・エマルションフロー技術に関するトータルサポート事業
・エマルションフロー技術に関する新規開発事業

(コーポレートサイトより)

エマルションフローテクノロジーズの商品・サービス


(コーポレートサイトより)

「エマルションフロー」によるレアメタルリサイクル事業

『エマルションフロー』は、原子力機構で生まれたレアメタルリサイクルを実現する溶媒抽出技術です。

溶媒抽出とは、互いに交じり合わない液相間における物質の分配を利用することで、目的成分のみを選択的に抽出するための技術です。従来の溶媒抽出技術では、液相どうしを「混ぜる」、「置く」、「分離する」の3工程を必要としていますが、エマルションフローは「送液」するだけで、簡単かつ効率的に溶媒抽出を行うことが可能な新技術です。

この『エマルションフロー』技術でレアメタルを精製する際、連続処理が可能になることで99.99%以上の高純度化が実現できます。従来技術と比較して低コストで高効率にレアメタルの高純度精製が可能となります。

エマルションフローで溶媒抽出を行うことで、従来の10倍以上の生産能力が可能となり、ランニングコストの低減を実現できます。さらに、無臭で快適かつ安全な作業環境を実現でき、IoTを活用した24時間無人運転が可能になることで人件費も削減できます。

エマルションフローテクノロジーズの代表の鈴木裕士さんの経歴


(コーポレートサイトより)

鈴木さんは東京都立大学大学院工学研究科の博士課程を修了後、2003年に日本原子力研究所(現、日本原子力研究開発機構/JAEA)に入所されています。JAEAでは約15年間中性子利用研究に従事されていたそうです。

その後、2018年度にNEDOが主催する高度専門支援人材育成プログラム「NEDO SSA」を受講したことで、国研から発表されている研究開発成果を社会実装することの重要性を知り、JAEA 内にイノベーション推進室を設立。原子力分野から創出される研究開発成果の社会実装の支援を開始されたそうです。

2021年にエマルションフローの普及を目指したJAEA発ベンチャー、株式会社エマルションフローテクノロジーズを設立。代表取締役に就任されています。

エマルションフローテクノロジーズの採用・求人情報

エマルションフローテクノロジーズの職種・求人

・プラント開発エンジニア(プレーヤー〜部長候補)

エマルションフローテクノロジーズの働く環境

エマルションフローテクノロジーズの平均年収・平均年齢

エマルションフローテクノロジーズは非上場企業のため、平均年収を公開していません。 

求人情報によると、現在求人のある「プラント開発エンジニア」の想定年収は400万円~700万円とのことです。

メンバーの平均年齢は非公開です。

エマルションフローテクノロジーズの労働環境

勤務時間は9:00〜17:30(休憩60分、時間外労働有)、完全週休2日制です。勤務地は茨城県那珂郡東海村で、家賃補助手当があるそうです。各種保険も完備されています。

エマルションフローテクノロジーズに関する口コミまとめ

エマルションフローテクノロジーズで働く人からは好意的な口コミが寄せられていました。 

やりがいと成長、人間関係、働く環境・待遇の3つのポイントで情報をお伝えします。 

やりがいと成長 

『エマルションフロー』の技術を社会実装できていることと、都市鉱山からのレアメタルのリサイクルが実現し、事業自体が社会貢献に直接つながっていることが、やりがいにつながっているそうです。今後も『エマルションフロー』の普及活動をすすめていく意欲のある人を求めているとのことです。

人間関係 

代表の鈴木さんをはじめとして、日本原子力研究所での実務経験のあるメンバーや、プラント開発事業に関して専門知識のある少数先鋭のメンバーで構成されていることが強みの1つです。

働く環境・待遇 

現状、エマルションフローテクノロジーズ実務経験者を求めているので、プラント開発における知識や実務経験を活かしたい人にとっては魅力のある環境になります。

エマルションフローテクノロジーズ転職を考えるにあたって最後に

株式会社エマルションフローテクノロジーズへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

現在、エマルションフローテクノロジーズでは様々な職種の採用を行なっています。新しいサービスの拡大に携わるチャンスです。「リサイクル事業に興味がある」「プラント開発の知識がある」という方は、エマルションフローテクノロジーズへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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