メガベンチャーに転職するメリット・デメリット

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今回のベンチャー・スタートアップ転職相談

相談者様:メガベンチャーと旬のスタートアップならどちらに転職するべきでしょうか?

 

メガベンチャーに転職するメリットはありますか?

 

 

メガベンチャーに転職するメリット

  

転職する目的が大事です。

 

メガベンチャーに行くメリットはあります。

 

スタートアップとメガベンチャーを比べている人は、将来事業をやりたいというタイプの人が多いです。

 

将来自分で事業をやりたいのであれば

 

「ECをやりたい」

 

「Webプロモーションをやりたい」

 

このようにやりたいことが決まっている場合は、大手でもメガベンチャーでも良いです。

 

その経験をもとに、自分で将来事業をやることができます。

 

メガベンチャーに転職するデメリット

メガベンチャーに行くデメリットとしては、将来事業をやりたい場合にメガベンチャーに転職した後に

 

「スタートアップに行った方が良かったかな?」

 

と言われることもありますが、年齢が上がれば上がるほど相応の経験が必要です。

 

メガベンチャーに転職して自分なりの経験・実績が本当に積めたと言える人は意外と限られます。

 

「メガベンチャーだから看板でできたのではないか?」

 

このように思われてしまう人もいます。

 

スタートアップに行きたいのであれば若ければ若い方が良いです。

 

スタートアップとメガベンチャーを比較する際の注意点

スタートアップとメガベンチャーを比較するときの注意点があります。

 

スタートアップは経営者の近くで働けるという理由で入社を決める人が多いです。

 

これは半分当たっていて、半分当たっていません。

 

CxOで入社すれば社長と一緒に働けます。

 

しかしメンバーで入社した場合は20〜30人の会社でも社長からは実は遠いです。

 

社長の近くで働くことを目的にすることが正しいアプローチではありません。

 

そうではなく看板の無い会社で結果を出して

 

「自分が本物だ」ということを証明する。

 

本当の実力を付けたい人は、規模の小さいスタートアップに行くと良いです。

転職は深く考えて決断すること

自分なりの仮説を立てて考えた上で「とりあえず頑張ってみる」ということなら私は大賛成です。

 

本当に良くない転職は、人に誘われたから

 

「まあいいや」

 

となんとなく受け身で転職を決めることです。

 

このような思考の人は自分なりに深く考える癖がない。

 

これだといつまでたっても成功できません。

 

「本当はスタートアップに行きたいけど、まだ力が無いから不安だし取り敢えずメガベンチャーに行こう」

 

このように単に問題を先送りにしてしまう。直線的に考えない。

 

いつまでたっても悩んでいる人がいます。しかしここ一番という時に深く考えて決断することも必要です。

 

受け身な体質が強すぎる人は、転職のタイミングや誘われたときに深く考えるようにすることです。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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