今回のベンチャー・スタートアップ転職相談
相談者:大手メーカーの法務職として働いています。
法務職でベンチャー・スタートアップ企業に転職するメリットはありますか?
法務職の方のベンチャー転職はニーズが高い
ベンチャー・スタートアップ法務は物凄く枯渇しているんですね。
法務系の方は弁護士や大手企業に優秀な方が多いので、ベンチャー、スタートアップにはとても少ないのです。
そもそもベンチャー、スタートアップに法務がしたいから転職するという方がいないです。
一方で弁護士や法務の方で稀に「将来、管理部長や管理系の役員を目指しています」
という方や
「非常勤監査役・常勤監査役を目指している」
という方もいます。
例えばメドレーの田丸さんも、大手の法律事務所を辞めて、メドレーで法務系のキャリアから管理系の取締役になっています。
同じくメドレーの今仲さんは大手の法律事務所のパートナーの方でした。
非常にベンチャー・スタートアップ側は、ニーズが高いです。
M&Aなど仕事もあり、法務職の方はやれることが沢山あります。
法務系の方のベンチャー・スタートアップ転職は非常にニーズがあるので、ぜひトライしていただけるとチャンスが大きいです。
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今回のベンチャー・スタートアップ転職相談
相談者様:法務職のキャリアチェンジの動向を知りたいです。
無資格の場合は厳しいでしょうか?
資格よりも経験があることのが大切
法務職の求人は凄く多いです。
ベンチャー・スタートアップ界隈で、法務の求職者の方がいたらチャンスです。
無資格でも関係なく「経験がある」ことが大切です。
採用の際に資格は問われませんが、法務の経験が問われます。
以前、YouTubeでライブ配信をした際にAuthenseの西尾公さんに出演して頂きました。
西尾さんは「出向法務」をAuthenseでやっていて、出向するような形で法務を受けているというお話をして頂きました。
なぜ「出向法務」が流行るのかというと、法務の人が採用できないからです。
法務の方は積極的に転職するという方がいないので、出向法務のニーズが高まってくるということです。
※Authense法律事務所
法律事務としてはM&A/企業再編、ベンチャー、労働法務等の企業法務に加え、不動産法務に注力している。また相続、離婚、交通事故等の一般民事事件や刑事事件も取り扱う総合法律事務所
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。