今回のベンチャー・スタートアップ転職相談
相談者:フリーランスからベンチャー・スタートアップへのキャリアはありますか?
また、そのあとはどのようなキャリアになるのでしょうか?
新卒でベンチャーに就職して、採用担当として働いていました。
現在はフリーランスで採用代行の仕事をしています。
フリーランスで働いていると、成長している実感が無く、もう一度組織人として働きたいと考えています。
フリーランスになるメリット
フリーランスになると、稼げる方・稼げない方というのが当然います。
会社員より稼げても、キャリアについて心配になる方は非常に多いです。
相談者様は、ベンチャーで採用担当として働いて、その後フリーランスで採用代行をしているということですね。
最初に会社員時代にやった仕事をある種切り出して、仕事を受けている。
こうした場合、例えばサラリーマン時代のことをフリーランス化すると安定はしません。
約1.8倍は稼げると、フリーランスをやるメリットはあります。
フリーランスのキャリアについて
キャリアとしては、フリーランスを続ける方も多いです。
また、事業会社に行ってもう一度採用担当でフルコミットするという方もいます。
採用代行の仕事をするという皮切りに、自社サービスを作って、フリーランスから事業化して起業していくというパターンもあります。
しかし、自社サービスを作ることは難しいです。
もちろん作ることは、誰でもできます。
作った後に儲かるかというと、物凄く少ないです。
よく言われるのが
「一旦フリーランスになると元に戻れないんじゃないか?」
という説を言う方がいます。
しかし、私の周りを見ている限り、良い仕事をしていれば関係ありません。
採用の仕事自体は無くならないので仕事はあります。
フリーランスをやっていると、今までやってきたことの切り出しになるので
「自分は成長していないんじゃないか?」
と思う方が多いです。
確かにそれはそうだと言えばそうです。
しかし、そう思わないようにするためには、会社員時代の3倍以上稼いでいるからこそフリーランス化するメリットになると思います。
先ほどは、約1.8倍と言いましたがそれはミニマムラインです。
3倍以上収入が増えたら、新しいサービスを作ったりしてもいいと思います。
目標が低すぎる場合は、高くする必要があります。
フリーランスから、ベンチャー・スタートアップへの転職は可能なのか?
相談者様:今後フリーランスから、ベンチャー・スタートアップへ転職することは可能でしょうか?
フリーランスのキャリアアップの事例を教えていただきたいです。
高野:フリーランスの仕事で信頼を得れていれば、問題なくベンチャー・スタートアップへ転職できます。
フリーランスのキャリアアップ事例は、フリーランスでそのまま続けてキャリアを積み重ねる人もいます。
事業会社に戻る方もいます。
フリーランスから、自社サービスを作って売る人もいます。
私が関与している中でも、イグジットできている方もいます。
フリーランスのキャリアアップの成功事例はいくらでもあります。
※イグジット
イグジットとはベンチャービジネスや企業再生などにおいて、創業者やファンド(ベンチャーキャピタルや再生ファンドなど)が株式を売却し、利益を手にすることを指します