Scene転職のための採用・求人情報、代表のビジャヤン スワティナトさんについてまとめました

求人紹介          
       
       
     

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめは、Sceneさんです。

Sceneは「新しいものを創造する人が、デジタルテクノロジーを最大限に活用できる世界を作る」というミッションを掲げており、3Dドキュメントツールを活用した手順書作成やコミュニケーションに貢献する「Scene」の企画・開発・運営を行なっています。

2022年11月には、シードラウンドで総額1.1億円の資金調達を実施。投資家は株式会社サイバーエージェント・キャピタル、グリーベンチャーズ株式会社、京都芸術大学 Art & Biz ファンド、株式会社グロービス(G-STARTUPファンド)、ミナミインキュベート株式会社、90s株式会社、大冨智弘氏、ナリン・アドバニ氏 (Nalin Advani)となっています。

今回の資金調達では新機能開発加速に向けたエンジニアチームの拡大を見据えられています。また、今回の資金調達により累計調達額は1.7億円になりました。

この記事では、Sceneの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。

Scene転職の要点

(コーポレートサイトより)

Sceneの特徴

・2022年11月に総額1.1億円の資金調達を実施、累計調達額が1.7億円に到達
・製造業における生産工程の効率的な伝達に貢献する3Dデータを活用した「Scene」を提供
・製造業の生産技術部門における作業標準資料作成工数のペインに着目
・資料作成時間を大幅に削減し、手戻りリスクも軽減

Sceneの会社概要

社名 Scene株式会社
所在地 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町11-6 DAGビル302
設立 2019年12月19日
資本金 8,900万円
代表者 ビジャヤン スワティナト
役員 取締役COO 江澤 怜
事業内容 3D ドキュメントツール「Scene」の企画、開発、運営

(コーポレートサイトより)

Sceneの商品・サービス

(コーポレートサイトより)

Scene

「Scene」は製造業における様々な課題を解決すべく開発されたサービスです。

製造業界では短納期化や多品種化が進んでいますが、品質の維持・コスト削減は依然として高まっています。さらに、多品種少量品においては断面図や分解図だけが製造現場に渡され、組立指示書なしでベテラン作業者の勘と経験に基づいて組み立てられており、作業者による品質のバラツキや作業の手戻り、ノウハウのブラックボックス化といった課題が浮き彫りになっています。

また、生産技術部門では資料作成のために30~50%の作業時間を占めていることもあり、生産情報の伝達の問題は製造業における大きな課題であるのが現実です。

そんな課題を解決するために生まれた「Scene」は、3D CADデータをそのまま読み込み、立体的な手順書を作成できるツールで、慣れていない生産・製造部門でも簡単に使えるのが特徴です。従来の組立手順書作成を2倍のスピードで行うことができ、圧倒的に分かりやすい資料が作成ができることから大幅な業務効率化が可能になります。

今後は組立手順書作成にかかるスピードを2倍から10倍まで早くできるようにプロダクト改善がされる予定で、さらには手順書作成だけでなく設計情報や製造情報を紐づけて各部門が共通のデジタル情報にアクセスでき、横断的なやり取りが可能になるようなコミュニケーションプラットフォームの構築も目指されています。

Sceneの代表 ビジャヤン スワティナトさんの経歴

(コーポレートサイトより)

ビジャヤン スワティナトさんはインドの出身で立命館アジア太平洋大学経営学部を首席で卒業されています。さらには、国際安藤百福名誉博士栄誉賞受賞も受賞されている優秀ぶりです。

卒業後は、インターネット広告事業を手がけるセプテーニ・ホールディングスにて、プロダクトマネージャーとしてディープラーニングを利用した広告プラットフォームの構築に従事。

2017年には、人工衛星向けのアンテナのシェアリングプラットフォーム構築を行う宇宙スタートアップに参画し、事業開発として顧客との関係を築きつつ顧客の声に基づいたプロダクト設計、マーケティング戦略の策定などに従事されています。そして、2019年Sceneの創業に至ります。

Sceneの採用・求人情報

Sceneの職種・求人

Engineering
・ソフトウェアエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・シニアソフトウェアエンジニア 「テックリード候補」
・CTO候補

Design
・プロダクトデザイナー

Sceneの働く環境

平均年収・平均年齢

Sceneは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。

コーポレートサイトの求人サイトによると給与は、ソフトウェアエンジニア・フロントエンドエンジニアは500~800万円、シニアソフトウェアエンジニア 「テックリード候補」・CTO候補は720~1,200万円、プロダクトデザイナーは600~800万円 となっています。

労働環境

入社時より3ヶ月間試用期間が設けられており、有給は入社初日に2日付与、入社半年後に10日付与(所定労働日数による)されます。また、休日は完全週休2日制(土曜日、日曜日、祝日)で年末年始休暇、慶弔等に係る特別休暇もあります。諸手当としては交通費支給、社会保険、健康診断費用負担があります。

Sceneに関する口コミまとめ

やりがいと成長

0→1フェーズのスタートアップであるため、フロントエンドからバックエンドと、インフラまで一貫した開発を経験できるのがやりがいの一つです。また、顧客の課題や思い描くものを実現させるための奮闘であったり、他ではなかなか携われない複雑Webアプリケーションの開発といった裁量の高い業務に挑戦することができます。

働く環境・待遇

現時点での社員は3名で、働き方も社風も組織としてはこれからということもあり、スタートアップならではの組織づくりが求められるでしょう。

バッググランドが優秀な方達の集まりなので、自分自身の成長できる機会も見つけることができそうです。

Scene転職を考えるにあたって最後に

Scene株式会社への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

モノづくり大国でもある日本の製造業はデジタルテクノロジーの可能性を活用しきれていないと代表のビジャヤン スワティナトさんは述べています。そんな製造業の生産情報の伝達における課題解決に貢献すべく、Sceneが開発した「Scene」は分かりやすい3Dの立体的な手順書を作成できるツールとして、デジタルテクノロジーを最大限に活用した変革でもあります。Sceneは、今後も製造業の変革に貢献する企業として進歩し続けることは間違いありません。

「製造業に変革を起こしたい」「0→1で挑戦したい」という方は、Sceneへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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