こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Kotoznaさんです。
Innovation 常に最先端の技術を活用し
Inclusion 全ての人が分け隔てない世界を実現するため
Integrity 一貫して行動することを指針としています
上記をバリューに掲げる同社は、設立以来、一貫してDXにより“言葉のカベを解消する”ことに取り組んできました。
宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール『Kotozna In-room』などを主に提供。現在は更なる市場拡大を見据え、海外展開も視野に入れた事業展開を推進しているそうです。
2022年12月には第三者割当増資による、資金調達を実施しました。引受先はJTB等で、調達した資金は『Kotozna In-room』をはじめとするサービスの機能強化などに充てられる予定です。
この記事では、Kotoznaの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
Kotozna転職の要点
Kotoznaの特徴
・日本各地の「言葉のカベ」を解消することにより、「日本の地方を元気にする」ことを目標に掲げる
・宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール『Kotozna In-room』などを展開
・文化庁の多言語解説整備事業に採択された実績を持つ
・JTBと業務資本提携を実施
・2022年12月に、総額約3.2億円の資金調達を実施
Kotoznaの会社概要
社名 | Kotozna株式会社 |
所在地 |
東京オフィス: 福岡オフィス: 中国オフィス: シンガポールオフィス: |
設立 | 2016年10月 |
資本金 | 32,499,840円(資本剰余金754,779,080円) |
代表者 | 代表取締役 後藤玄利 |
事業内容 | 多言語コミュニケーションツールに関わるサービスの提供 |
Kotoznaの商品・サービス
この項目では、Kotoznaの代表的なサービス『Kotozna In-room』を解説していきます。
Kotozna In-room
『Kotozna In-room』は、宿泊事業者向けの情報発信&コミュニケーションツールとして開発されました。
当サービスの特徴として、次のようなものが挙げられます。
1.宿泊客は自身のスマートフォンで専用のQRコードを読み込むと、施設案内や周辺観光情報などを自分の言語で確認できる。スタッフとのチャットも可能。
2.館内案内などの紙資料はデジタル化OK。全てがスマートフォン内で完結するため、宿泊客とスタッフ双方に「安心・安全」を提供できる。
3.宿泊客からのよくあるお問い合わせには、多言語チャットボットがスタッフに代わり自動応答。そのため、スタッフは必要な対応に専念できる。
4.施設ごとにゲストサービス・クーポンなどの対応メニューのカスタムが可能。宿泊施設の課題解決や売り上げ向上を支援できる。
また、代表的なメリットを以下にまとめました。
・109言語対応で外国人宿泊客への接客をサポート
日本語で情報入力するだけで、すべての情報を109言語で表示可能。“言葉のカベ”を感じないスムーズな接客を実現できる。
・館内消費の向上、販売促進に貢献
お土産・別注料理・ドリンク・館内クーポンなどの紹介も可能。館内での消費促進や売上向上UPに貢献できる。
・専用端末不要
ゲスト自身のスマートフォンを利用するため、専用端末の設置・初期工事は不要。使い方についての問い合わせを受ける機会もほとんどない。
このような特徴・メリットから、「宿泊施設スタッフ・宿泊客のバーチャルでのコミュニケーションをより円滑にする」「おもてなし品質を向上させる」といった効果に期待できるといえます。
“多言語コミュニケーションを支えるツール”として、今後も多くの施設で活用されていくことでしょう。
Kotoznaの代表の後藤玄利さんの経歴
後藤さんは1967年生まれ、大分県のご出身です。1989年に東京大学教養学部基礎科学科第一をご卒業後、アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)へ入社。その後、1994年にヘルシーネット(後:ケンコーコム株式会社)を設立されています。20年にわたり代表を務められ、2004年には東証マザーズ上場に導いた実績もお持ちです。
そして、2016年10 月に前身となるジャクール株式会社を設立。2018年9月に現社名に変更、順調に業績を伸ばし現在に至ります。
Kotoznaの採用・求人情報
Kotoznaの職種・求人
・開発エンジニア(Python, Node.js, Vue.js, AWS Amplify, Dockerでの開発)
・マーケティング(特に海外からの旅行客向け)
・営業
インターン・リモートワークでの参加も可となります。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
Kotozna転職を考えるにあたって最後に
Kotoznaへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
多言語コミュニケーションサービスを軸に、「言葉のカベ」の解消に挑戦するKotozna。
これまでに経産省が推進する、日本のスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」に認定されたり、文化庁の多言語解説整備事業に採択されたりと、多くの実績を培ってきました。
水際対策が緩和され、インバウンド復活に機運が高まっている現在。同社が提供するサービスにますます注目が集まっています。
「各地に潜む言葉のカベを解消し、日本の地方をより活性化させたい」「インバウンド産業の在り方を大きく変えたい」という方は、Kotoznaへの転職をぜひご検討ください。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。