こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Showcase Gigさんです。
Showcase Gigは「日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させること」をミッションとして定め、飲食業界のDX化を推進するべく、決済サービスの次世代店舗創出プラットフォーム「O:der(オーダー)」の運営・開発を行っています。
2021年1月には、外⾷市場を中⼼にリアル店舗向けに券売機やKIOSK 端末を国内に約1万8000台導⼊しておりシェア1位を誇るグローリー株式会社と資本業務提携を行い、Showcase Gigの累計資⾦調達額は約50億円となりました。また、2022年12月にもグローリー株式会社を引受先とする第三者割当増資を行っており、連携強化が進んでいます。
今後は、インバウンド需要の増加や注文方法の多様化といったさまざまなニーズへの対応を目的とした次世代型飲食ビジネスソリューションの構築を進化させるため、O:der Platform・KIOSK・ドライブスルー・受取ロッカーなどを融合させることも計画されています。
この記事では、Showcase Gigの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
Showcase Gig転職の要点
Showcase Gigの特徴
・シェア1位を誇るグローリー株式会社との資本業務提携。
・飲食業界のDX化を目的に、決済サービスの次世代店舗創出プラットフォーム「O:der(オーダー)」の運営・開発を行う。
・近年では飲食店を中心に累計約5,000店舗越えの導入を達成。
・個人飲食店から有名チェーン飲食店など幅広い店舗への導入実績。
Showcase Gigの会社概要
社名 | 株式会社Showcase Gig(読み:ショーケース・ギグ) |
所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷 3-26-8 ブライトキューブ |
設立 | 2012年2月 |
資本金 | 510,024,500円(50億円) |
従業員数 | 90名 |
代表者 | 代表取締役CEO兼CTO 石亀 憲 |
役員 | 取締役Founder 新田 剛史 取締役 中野 彰 |
事業内容 | 次世代店舗創出プラットフォームの提供 |
Showcase Gigの商品・サービス
O:der Platform
Showcase Gigが提供するサービスには、客自身がスマホを使って注文するモバイルオーダーサービスとして、店内向けにモバイル「O:der Table(オーダーテーブル)」、テイクアウト向けに「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」、そして次世代タッチパネル型注文決済端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」があります。
これらのサービスは、世界でも例がほとんどない新しいプロダクトであり、導入店舗は大規模チェーン飲食店から個人飲食店まで様々です。
「O:der Table」は、お客様の端末からQRコードでメニューを読み取ってもらうため、タブレットを設置する必要はなく、店側の初期費用や工事費用も不要です。さらに、オーダーに費やしていた店舗の人員を削減することができるため人材不足の解消や最適な人員配置にも繋がっています。
「O:der ToGo」は新型コロナウイルス拡大後に増えたテイクアウトブームに後押しされたサービスで、注文・支払い・受け取りの“スムーズさ”が魅力となり、2021年2月には全国600店舗以上へ導入されています。
「O:der Kiosk」は店頭のセルフ注文決済端末として活躍しており、キャッシュレスの比率アップやレジ締めの時間削減、スタッフの作業負荷も軽減により人手不足の課題解決に貢献しています。
これらのサービスは、店舗が抱える人手不足や新人教育に費やす時間とコスト削減など、飲食業界における様々な課題の解決に繋がっています。これらのサービスの他にもモバイルオーダーとロッカーを掛け合わせた次世代店舗出店など、Showcase Gigは飲食業界のDX化推進に向け、新しい体験価値を生み出し続けていくことでしょう。
Showcase Gigの代表 新田 剛史さん・石亀 憲さんの経歴
新田 剛史さんは上智大学のご出身で、大学卒業後は東京ガールズコレクション・プロデューサーとして数々のプロジェクトを手掛けられていました。2009年には株式会社ミクシィに入社し、ソーシャルビジネスの責任者としてSNSを活用したマーケティングなどに携わっておられました。
石亀 憲さんは大学卒業後にシステム会社を立ち上げ、エンジニアとしてモバイルを中心とした各種開発業務に携わっていました。その後、株式会社ミクシィとのジョイントベンチャー、株式会社tuthを設立し、副社長に就任されています。
2人は同い年、同郷の仙台出身で、2012年に株式会社Showcase Gigを共同設立しました。
Showcase Gigの採用・求人情報
Showcase Gigの職種・求人
Business
・事業計画
PM/Director
・プロダクトマネージャー(モバイルオーダーサービス)
・プロダクトマネージャー(Partner Solutions)
Engineer
・ソフトウェアエンジニア(O:der事業部)
・QAエンジニア
・インフラエンジニア
・バックエンドエンジニア(仙台拠点)
Creative
・UIデザイナー
Corporate
・コーポレートエンジニア
Showcase Gigの働く環境
平均年収・平均年齢
Showcase Gigは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
給与に関しては、経験・能力を考慮の上社内規定により決定されるようです。また、幅広い年代の方が活躍している職場です。
労働環境
Showcase Gigはフレックスタイム制(10:00~19:00)を採用しており、コアタイムは11:00~16:00となっています。休日や休暇 に関しては、完全週休2日制(土日祝)で、年末年始休暇 、年次有給休暇、特別休暇(産前産後休暇・介護休暇・慶弔休暇)があります。
社会保険も完備されており、そのほかの福利厚生としては社内カフェ無償利用制度、プライベートの海外旅行の費用一部を会社が一部負担するGo!グローバル制度、Showcase GigのサービスであるO:der利用時の手当、フィットネスクラブやジム利用の費用を会社が一部負担するなど、独自の制度も充実しています。
Showcase Gigに関する口コミまとめ
やりがいと成長
Showcase Gigでは、サービス利用店舗の方や消費者の方の反応を見る機会が多く、生の声を聞くことができるので、達成感を得られやすいという意見が多く挙がっています。
また、前例がないからこそ消費者の声を活かし、より良い品質のプロダクトを自分たちで作り上げていくことにやりがいを感じているようです。
人間関係
月に1度、社内で振り返りや懇親会が開催されており、仕事やプライベートの活発なコミュニケーションが行われています。
また、社員入社時には所属部門メンバーで行う歓迎ランチの費用を会社が一部負担しており、部門内でのチーム作りも積極的な雰囲気です。
働く環境・待遇
社員の半数がエンジニア・PMメンバーで、テクノロジー感度の高いメンバーが集まっています。また、バックグランドも様々で、ネット業界からPOS、金融など様々な業界の出身メンバーがそろっています。
自ら手を挙げて挑戦していくことが求められる社風ではありますが、提案者の意見が尊重される文化です。皆が、日々より良いプロダクトづくりに励んでいるため、挑戦しやすい環境でもあります。
また、Showcase Gigではオフィスの概念を「行かなければならない場所」から「新しいインスピレーションを得るための場所」としており、一棟のビル内にはフリーアドレススペースや執務エリアが充実していて、社内でのコミュニケーションの活性化やリラックスして仕事に集中できる環境が整っています。
Showcase Gig転職を考えるにあたって最後に
株式会社Showcase Gigへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
人材不足が課題となる飲食業界では、最適なオペレーションを回すための人員配置や人員不足を補うための採用で雇った新人店員への教育などにかかる時間・コストに課題を抱えていました。
しかし、飲食業界のDX化を推進するShowcase Gigのサービス「O:der」の登場によって、コストを抑えたスムーズな店舗運営やお客様自身の新たな体験価値に繋がり、お客様もスタッフもストレスのないサービスとして昨今私たちの身近にも目にする機会が増えてきました。これからもShowcase Gigは、飲食業界に新たなムーブメントを起こし、更に導入実績を伸ばしていくことでしょう。
「サービス業の未来を変えたい」「DXを通して、新しい価値観を生みだしたい」という方は、Showcase Gigへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!