何だか今日は仕事に行きたくないなぁ…と感じた経験はありませんか。
仕事に忙殺されている状況にいる時は、自分だけがマイナスな気分に陥り、否定的な気持ちが湧き上がる場面も多いですよね。
中には、実際に転職を検討している人もいるかもしれません。
今回は上記の悩みを解決するために、仕事に行きたくない気持ちと向き合い、原因を分析する方法について解説していきます。
本記事を参考にして、現状打破を目指しましょう。
仕事に行きたくないと思っている人は多い
仕事に行きたくないと思っている人は多いのが現状です。
株式会社ビズヒッツのアンケート集計結果をもとに、9割の人が仕事に行きたくないと思ったことがあるというデータが残っています。
また、仕事に行きたくない理由で多い内容として、上司との人間関係や仕事内容、朝起きるのが辛いなどが挙げられています。
そして、仕事で行きたくない気持ちの受け止め方は、男女に違いが現れているのも特徴的です。
9割の人が仕事に行きたくないと思ったことがある
仕事に行きたくないと思っている人は、多いのが現状です。
引用元:【仕事に行きたくないときの理由と対処法ランキング】男女500人アンケート調査
上記のデータは、株式会社ビズヒッツが、働く男女500人を対象として「仕事に行きたくない理由に関する意識調査」を実施した際の調査結果で、「仕事に行きたくないと思うことがある」の回答率は91.2%と高い傾向にあるからです。
仕事への意欲を高めた状態の維持は難しく、仕事に行きたくないと感じる場面も多いといった本音が考察できます。
一見、自分だけが仕事への嫌悪感を抱いていると捉えがちですが、アンケート結果から周囲の声を聞いてみると、「時には気分が落ち込む事も、当たり前の感情なんだ」と受け入れることができます。
仕事に行きたくない理由で多い内容
仕事に行きたくない理由としては、以下の理由が多く挙げられます。
- 人間関係に悩みがある
- やりたくない仕事がある
- 起きるのがつらい
- 仕事が忙しい
引用元:【仕事に行きたくないときの理由と対処法ランキング】男女500人アンケート調査
上記のデータを参照すると、人間関係の悩みを抱えている人が他の項目よりダントツに多い結果となっています。
具体的な悩みの内容として、
- パワハラの上司に一日中怒られる
- 口うるさい上司に毎日会いたくないし、挨拶もしたくない
- 先輩が理不尽な態度で、自分や同僚、上司に対しても態度が悪く、嫌悪感を抱く
などの意見が挙がっていて、上司との上下関係においての不満が多い印象を受けますね。
また、 2番目は苦手な業務やプレッシャーの大きいプレゼンなどの仕事内容や、朝起きるのがつらいといった理由が上位にランクインしています。
仕事に取り組む際は失敗のリスクを同時に担っており、ネガティブな考えが思い浮かぶことで、仕事へ向き合うことに気が重くなるようです。
そして、起きるのがつらい人は、「もっと寝たい」「布団から出たくない」といった心理が働き、仕事に行きたくないと感じてしまうことがあるようです。
仕事で行きたくない時の男女の受け止め方における違い
仕事で行きたくない時の気持ちは、男女の受け止め方に違いが現れています。
アンケート結果をもとに考えてみると、男性は「辛いの我慢してとりあえず動く」、女性は「楽しみのために割り切って働く」といった内容の回答が多い傾向があるように感じられるからです。
具体的には、「女性は割り切って仕事をする中で、別の楽しみを見出す」「男性は辛いのは当たり前だから、気合いで乗り切る」といった受け止め方がアンケート結果から見受けられます。
仕事で行きたくない気持ちの受け止め方に、男女に違いが現れているのも特徴的です。
仕事に行きたくない気持ちとの向き合い方
仕事に行きたくない気持ちとの向き合い方には、以下の3つの方法があります。
- 仕事に行きたくない原因を分析してみる
- 気持ちを立て直せる改善法を取り入れる
- 年代に応じた状況を視野に入れる
原因や改善法、年代に応じた転職など各項目を詳しく確認する前に、大まかな対処法の流れを把握しておきましょう。
仕事に行きたくない原因を分析してみる
仕事に行きたくない気持ちと向き合うために、仕事に行きたくない原因を分析してみましょう。
原因をしっかり把握できると、期待的な対処法を見出すことにつながるからです。
例えば、仕事に行きたくない原因が過労だとすると、自分に見合った仕事量を求められる職種に転職するのが打開策といえます。
対して、ルーティンワークに飽きたから転職したい場合は、別の楽しみを見つけ、転職活動をすぐに実行しないのも一案です。
上記のように、仕事に行きたくない原因を分析することで、今後の見通しが立てやすくなります。
気持ちを立て直せる改善法を取り入れる
原因の分析後に、今の気持ちを立て直せる改善法を取り入れましょう。
原因ごとに最適な改善策を立てることで、上手に心身のバランスを取ることができるからです。
例えば、モチベーションアップに仕事終わりのご褒美を用意する、蓄積疲労を感じるなら生活習慣の見直しを行うなど、原因に適した方法を取り入れましょう。
年代に応じた状況を視野に入れる
転職を検討する場合、年代に応じた状況を視野に入れておくのが大切です。
年代が上がるにつれて、転職するチャンスが狭まるのが一般的だからです。
例えば、20代で転職を目指す場合は応募できる求人も多く、低リスクで行動に移せます。
一方で、30代後半から転職するなら、家族を養っていると生活を維持することが第一目的で、安易に転職を決断しにくいでしょう。
上記のように、年代に応じた状況を視野に入れた上で、転職を視野に入れることが大切です。
仕事に行きたくない原因
仕事に行きたくない原因として、以下の6つが挙げられます。
- 職場の人間関係に悩んでいる
- 残業が多くて体力的にキツい
- 仕事でのミスを引きずっている
- 仕事のモチベーションが上がらない
- 通勤時間が長くストレスを感じる
- 給与や待遇面での不安がある
それぞれ詳しく解説します。
職場の人間関係に悩んでいる
職場の人間関係に悩んでいることが、仕事に行きたくない原因となっている場合があります。
冒頭部分でアンケートにおける統計データを用いて解説したように、主に直属の上司との関係に悩んでしまい、仕事のモチベーションの低下につながってしまうことがあるからです。
例えば、上司と付き合いにくいだけではなく、理不尽な怒られ方をすることに、嫌気がさしていることもあるかもしれません。
仕事は現在における生活を維持していくために、「行きたくないから行かない」では済まされないものです。
モヤモヤとした感情を抑圧した状態で働き続けると、何かのきっかけで溜まっていた感情が爆発してしまうかもしれません。
悩みの感情をきちんと受け止め、対処する姿勢が大切です。
残業が多くて体力的にキツい
人員不足や業務のボリュームが大きくなり、タスクが溜まる状態が慢性化すると体力的にキツく、精神的にも追い込まれてしまうことにつながります。
仕事を前向きに受け止め、やりがいをもって働いている場合でも、体に蓄積された疲労が溜まっていくと、本来の気持ちとは裏腹に仕事が嫌になることがあるからです。
例えば、
- 納期に追われ、心身を休める暇がない
- ここ最近、連日の残業や休日出勤が続いている
などの勤務形態が続いていると、初めのうちは無理して頑張れることが多いかもしれません。
しかし、最終的に蓄積疲労が原因で、長期的な休養をとらざるを得ない状況に追い込まれることもあります。
残業を始めとした仕事の過労が、精神面に連動して追い込まれることがあるので注意しましょう。
仕事でのミスを引きずっている
仕事でミスした場合も、仕事に行きたくない原因の一つとなることがあります。
仕事上のミスは自分に原因があると受け止めた場合、一時的に職場の居心地が悪くなることがあるからです。
例えば、取引先の人を怒らせたことでプロジェクトの打ち切りが決定し、会社に大きな損失が出たケースをイメージすると、怒られることに加え、職場の居心地が悪くなり、仕事へ行きたくないと感じてしまう心理が働きます。
対して、スムーズに取引や契約などの物事が運んでいる最中は、仕事が楽しくモチベーションも高い状態を維持できることが多いものです。
仕事のミスが原因で、一定期間モチベーションが低下しやすくなります。
仕事のモチベーションが上がらない
仕事へのやりがいを感じずモチベーションが上がらないことが、仕事に行きたくない原因の1つに挙げられます。
人の役に立てている充足感や達成感を味わえないことで、生活費を稼ぐための仕事といった認識を持ってしまうからです。
例えば、生活費を稼ぐ目的でも、生活を維持しながら何となく働いている場合と、一家の大黒柱として家族を養うために働くのでは、前者の方が、周囲の人の役に立っている充足感が得られにくいのかもしれません。
仕事にやりがいを感じずモチベーションが上がらないことで、マイナス思考の負のループに陥ってしまうこともあります。
通勤時間が長くストレスを感じる
通勤時間の長さでストレスを感じ、仕事に行きたくない原因になる場合があります。
毎朝、出勤で満員電車に揺られる辛さや長時間の通勤が、仕事の意欲低下につながることも多いです。
具体的には、通勤時間に関する問題の解決策として、職場の近くへの引っ越しや、リモートワークで働ける職種へ転職するなど、自分の決断で解決できるケースもあります。
もちろん、上記で紹介した解決策は極端な事例ですが、通勤時間そのものを解決するためには、転職活動や経済的なゆとりが必要です。
すぐに解決できる問題と捉えられず、通勤時間の長さが原因で、仕事のモチベーションが下がることもあります。
給与や待遇面での不安がある
給与や待遇面での不安を抱えていると、仕事に行きたくない気持ちが強まります。
一生懸命仕事に邁進しても、労働に見合った正当な評価が得られず、仕事に対して否定的な気持ちが生じるからです。
例えば、マイホーム購入が目標でキャリアアップを目指していたが、正当な評価を受けられないため、仕事へのモチベーションが著しく下がる場合が挙げられます。
給与や待遇面に不安がある場合は、スキルアップに向けてコツコツと努力を重ね、キャリアアップ転職を目指すのも一案です。
仕事に行きたくない気持ちで出社すべきではない理由
仕事に行きたくない気持ちで出社すべきではない理由は、以下の2つです。
- 仕事中のミスが増えやすい
- 人間関係の悪化につながる
それぞれ詳しく解説します。
仕事中のミスが増えやすい
仕事に行きたくない状態では、無理やり仕事モードに切り替えたとしても、仕事に集中できずミスにつながる可能性が高いです。
「仕事だから」と自分に言い聞かせても、ネガティブな気持ちが消えるわけではありません。そのため、「早く終わらないかな」「〇〇さんに会いたくないな」とマイナスなことを考えてしまったり、普段やっていることができなかったりとミスやトラブルにつながってしまいます。
また、ネガティブな状態で、ミスを起こしてしまうと、マイナスな感情がさらに強くなり、より会社に行きたくないと考えてしまいます。
つまり、仕事に行きたくない状態で仕事にいくと、ミスが増えてさらに気持ちが落ち込んでしまい悪循環に陥ってしまうということです。
人間関係の悪化につながる
ネガティブな状態ややる気のない気持ちで出社すると、意外にも同僚や上司から、マイナスな気持ちを見抜かれてしまいます。
部下を育てたいと考えている上司からすると、やる気のない部下に教えようとは思いません。また、ネガティブな人とは仕事したくないと思われ、同僚から避けられる場合もあります。
ネガティブな気持ちのままで出社すると、上司や同僚との人間関係が悪化する可能性があります。
仕事に行きたくない時のNG行動
仕事に行きたくない時のNG行動には、以下の4つがあります。
-
- 感情任せに退職する
- 無断で仕事を休む
- 夜更かしをする
- 我慢をする
それぞれ詳しく解説します。
感情任せに退職する
感情任せに退職することはしないように、気を付けましょう。
感情に赴くまま退職を決意し実行に移してしまうと、今後の生活や人生にマイナスの影響を与えてしまうことがあるからです。
例えば、退職後の生活を維持することができず、周囲の人にお世話になることで、経済的な負担を強いることになるかもしれません。
他には、転職活動前に一時的に無職となり、短期間のブランクが転職活動でデメリットに受け止められてしまうこともあります。
一時的な感情に任せて退職するのではなく、職場の親しい同僚や友人、家族に相談を持ちかけ、冷却期間をおいてから行動するようにしましょう。
無断で仕事を休む
気分が落ち込んでいるような状態でも、無断欠勤だけはしないよう意識しましょう。
仕事に行きたくない気持ちが積み重なり、欠勤連絡なしに会社を休むことは、社会人としてマナー違反の行動だからです。
具体的には、上司や同僚に相談した上で休むことは悪いことではありません。
一人の従業員が休むことで、出勤人数に応じた当初のスケジュール変更も同時に必要となりますが、事前に連絡する周囲への配慮を怠らないことで、自分の仕事量をカバーできる体制へスムーズに変更ができます。
欠勤日に他の人がスムーズに仕事に取り組めるよう、事前に連絡を入れた上で休みましょう。
夜更かしをする
仕事に行きたくない気持ちが強くても、夜更かしをしないよう心掛けましょう。
夜更かしをすることで、仕事上の判断や集中力などのパフォーマンスが低下するからです。
例えば、夜更かし後の出勤は集中力に欠け、ノルマを達成できず残業に繋がり、帰宅後にまた夜更かしをしてしまうといった、負のスパイラルに陥ってしまう可能性もあります。
仕事の拘束時間が長くなると、自由な時間を求めて夜更かしをしがちです。
今後状況を好転させるために、夜更かしをしない生活を心掛けましょう。
我慢をする
仕事をしたくない・会社に行きたくないと思った時に、我慢をしすぎるのもよくありません。
自分の気持ちに蓋をして我慢し続けると、自分でも気づかないうちに、心や体に限界がきてしまいます。限界がきてしまうと、取り返しのつかないことになる可能性もあるため、「我慢しすぎるのもよくない」と覚えておきましょう。
自分なりに現状を打破する方法を試しながら、現状が変わらない場合や限界と感じた場合には、我慢しすぎず休息を取ることをおすすめします。
仕事に行きたくない気持ちの改善法【7選】
仕事に行きたくない気持ちの改善法として、以下の7つがあります。
- 仕事終わりにご褒美を用意する
- 生活習慣を見直す
- 自分の長所を書き出す
- 好きな音楽を聴いてテンションを上げる
- あえて体を動かしてみる
- スキルアップを目指して勉強する
- 異常なパワハラは実務的に対処する
それぞれ詳しく解説します。
仕事終わりにご褒美を用意する
仕事終わりにご褒美を用意すると、日々の生活や仕事に楽しみを見つけることができます。
直接的に仕事の悩みを解決するのではなく、別の視点でご褒美を与えることで、モチベーションが保ちやすくなるからです。
例えば、「今日仕事を頑張った帰り道で、コンビニスイーツを買う」など、仕事終わりの小さな楽しみを用意すると、いつも以上に仕事に向き合う意欲が湧きやすくなります。
他には、運動が趣味の人は、仕事終わりにジム付きのホテルへ一泊してみるのも良いかもしれません。
好きなことや、やっていると楽しくて時間を忘れることなどをピックアップし、ご褒美で自分を鼓舞しましょう。
生活習慣を見直す
これまでの生活習慣を見直すことで、仕事への向き合い方が変わった人も多くいます。
多少の環境や過ごし方を変えてみることで、生活を楽しめるゆとりを持つことができるからです。
具体的な方法として、1時間早く家を出ることを習慣化すると、毎日の通勤ラッシュ前の時刻で会社に到着し、駅周辺のカフェでゆったり過ごしてから出勤するのが有効な方法です。
上記の一例のように、いつもとは違った環境を楽しむことで、穏やかな気持ちで過ごすことができます。
これまでの生活習慣の一部に変化を加えることで、出勤することを苦手に感じにくくなります。
自分の長所を書き出す
自分の長所を紙に書き出すと自分の仕事ぶりに自信が持て、仕事に行きたくない気持ちを改善することにつながります。
自分の強みや成長できた点を振り返ることで、客観的な視点を持つことができるからです。
具体的には、ノートや紙に書き出し、視覚化することが有効な方法です。
書きながら整理することで、これまで気づかなかった仕事面や人間的な成長を実感し、モチベーション向上のきっかけにつながります。
自分の仕事ぶりに自信が持てないと感じている人は、自分の長所を書き出すことからはじめましょう。
好きな音楽を聴いてテンションを上げる
好きな音楽を聴いてテンションを上げると、前向きな気持ちで仕事に取り掛かることができます。
出社前にお気に入りの音楽をかけることで、ポジティブな気持ちへ切り替えることができるからです。
例えば、前日に気分が落ち込むような出来事があった人は「アップテンポ」、冷静に落ち着いて仕事に取り組みたい人は「クラシック」といったように、自分の状況に合わせた音楽を聴くと、仕事を乗り越える一助になります。
好きな音楽のテンポを上手に活用し、前向きな気持ちで仕事に取り組める環境を整えましょう。
あえて体を動かしてみる
あえて体を動かしてみると、気分をリフレッシュできることがあります。
体を動かすことで一つの悩み事を深く考えていた状況から抜け出し、気分を意識的に切り替えることにつながるからです。
具体的には、ハードなトレーニングだけではなく、ウォーキングやストレッチ体操など低負荷の運動も効果的です。
悩んだ時は悩み解決の1点にフォーカスしがちですが、あえて体を動かして気分を切り替えることで、状況を打開することにつながります。
スキルアップを目指して勉強する
スキルアップを目指して勉強することで、仕事への苦手意識が少なくなるきっかけ作りになります。
能動的にスキルアップすることで、仕事の目標を生み出すことにつながるからです。
山を具体例としてイメージしてみると、高い所まで登ったら視界が開けてくるのと同じで、以前よりも広い視野で仕事を見通せることができます。
求められているニーズを的確に把握できることで、次に学ぶべき知識が見えてくることもあるかもしれません。
仕事のスキルアップを目指すことで、苦手意識を克服することにつながります。
異常なパワハラは実務的に対処する
異常なパワハラを受けている場合は、実務的に対処することを心掛けましょう。
職場で話し合うことは上下関係が生じており、こちら側の主張を聞き入れてもらえることが少ないからです。
実務的に処理する具体的方法として、
- 総合労働相談コーナー
- みんなの人権110番
上記のどちらかの公的機関に、パワハラを受けていることを相談してみるのがおすすめです。
もちろん、社内でパワハラの相談受付センターや窓口が設置されていますが、内部機関のため、守秘義務に対する信頼度が懸念される部分もあります。
上記の理由から、公的機関に相談する方が、安心できる部分が大きいかもしれませんね。
どうしても仕事に行きたくない場合の対処法
どうしても仕事に行きたくない場合の対処法には、以下の4つがあります。
- 思い切って長期休暇を取得しリフレッシュする
- 身近な友人や家族に相談してみる
- 部署変更願を出してみる
- 転職を視野に入れる
それぞれ詳しく解説します。
思い切って長期休暇を取得しリフレッシュする
思い切って長期休暇を取得し、心身をリフレッシュしましょう。
一時的に仕事から離れることで、中途半端ではなく思い切って休めるからです。
例えば、目覚まし時計をセットせず眠りたいだけ眠り、予定を入れずのんびりと過ごす、行きたかった場所へ出掛けてみる、気になっていた映画を鑑賞するなど、1日中好きなことをして過ごせる休日です。
特別な用件がなく仕事を休めないと、休暇に対して罪悪感を抱く必要はありません。
日頃の勤務で取得した長期休暇を活用し、リフレッシュのひとときを過ごしましょう。
身近な友人や家族に相談してみる
身近な友人や家族に相談してみると、良いアドバイスを受け取れることもあります。
一人で悩んでいる状況より、身近な人の意見を聞くことで、狭くなっていた視野を広げることができるからです。
具体的な相談相手は、自分が信頼できて打ち明けられる人を選びましょう。
あなたの雰囲気や様子から、体の状態を察知してくれる相手の方が、的確なアドバイスを伝えてくれることが多いものだからです。
また、 話してリラックスする中で気持ちを整理していくと、自分では見えていなかった部分が理解しやすい状態になります。
その結果、複雑な思考が解け、今後の対策が思いつくことも多いですよ。
部署変更願を出してみる
仕事に行きたくないと感じる人のなかには、特定の部署での仕事や、上司・同僚といった人間関係が原因の場合があります。
そのような人は、部署変更をして働く環境を変えるのがおすすめです。同じ会社のなかでも部署や上司によって、職場の雰囲気が異なりますし、部署が変わるだけで自分らしく生き生きと働けるようになったという例はあります。
部署移動ができるかは、会社規模によっては難しいかもしれませんが、色々と手を尽くしても改善されない場合は、人事部や上司に相談してみましょう。
転職を視野に入れる
これまで紹介した対処法を実践しても、悩みを解決する糸口が見えない、体調不良が改善しないなら、思い切って転職を視野に入れてみることも必要です。
悩みの本質が必要以上のパワハラや過労による体調不良など、転職で心身の健康を取り戻すことが大事なケースもあるからです。
一例として、転職を視野に入れた情報収集を始めると、転職をシミュレーションした際に、業務内容が異なっていても役立ちそうな自分の能力について、再確認できるなど、仕事に対する捉え方も変わってくることもあります。
転職活動を通じて、現状打破の道やヒントを探すこともおすすめです。
今の仕事を続けるべきか悩んだ時に振り返ること
今の仕事を続けるべきか悩んだ時に振り返ることとして、以下の3つがあります。
- 悩みを全て書き出して悩みの根源を見つめる
- 理想のキャリアプランをイメージする
- 一度寝かせた後に再考してみる
それぞれ詳しく解説します。
悩みを全て書き出して悩みの根源を見つめる
悩みを全て紙に書き出し、悩みの根源について見つめてみましょう。
頭の中で実行するだけではなく、抱えている悩みをすべて紙に書き出すと、根本的な悩みを見つめるきっかけに繋がる場合があるからです。
具体的には、上司との人間関係に悩んでいる状況をイメージすると、上司から罵倒された結果、仕事のスキルまでも否定してしまっていることがあるかもしれません。
上記のケースにおける悩みの根源は、上司との関係を改善することです。根本的に悩みから逸脱し、自分を卑下してしまっていることもあります。
一度整理するため、ノートや用紙に悩みをすべて書き出してみましょう。
理想のキャリアプランをイメージする
理想のキャリアプランをイメージすると、現在の職業における悩みの根源が理解できるきっかけとなります。
これから先、どのような仕事に就いて、どのように働いていくのかといった長期的な視点でキャリアプランをイメージすることで、現在の仕事を続けていくべきかを、自信を持って判断できるからです。
例えば、「なんとなく辞めたくなったから退職する」というケースを例に上げると、今後のキャリアプランを視野に入れてないのが明確な理由から、不安が残る辞め方と言えます。
現場の仕事が辛いと感じても、理想のキャリアプランをイメージし、今後の状況について分析していきましょう。
一度寝かせた後に再考してみる
一度判断した後で再考してみると、現状の悩みを的確に判断することにつながります。
一時的な感情で誤った判断となる可能性があり、一度寝かせて冷却期間を置くことで、自分の本心を探るきっかけになるからです。
具体的には、「色々と考えたけど転職しよう」と決断した人をイメージしてみましょう。
冷却期間中に「すぐに転職活動を実行せず冷却期間を設けたが、転職サイトの求人チェックが面倒に感じた」なら、本心では転職するのがめんどくさいと感じているのかもしれません。
上記のように、自分の意見を寝かせることで、今後の進展についての本心が浮かび上がることがあります。
判断に迷った場合は決めた方針を一度寝かせて、後日に再考してみましょう。
転職したい時におすすめの転職エージェント【20代向け】
20代向けの転職したい時におすすめの転職エージェントとして、以下の3つがあります。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
それぞれ詳しく解説します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、2023年6月6日時点で38万件以上の公開求人と28万件以上の非公開求人が掲載されていて、転職するチャンスを最大限に広げられる転職エージェントです。
求人大手のリクルートグループが運営元の転職エージェントのため、業界内で屈指の求人数を掲載することができるからです。
また、優秀なキャリアアドバイザー面談を経て最適な求人を紹介してもらえるので、良質な求人を幅広くチェックすることができます。
具体的な機能として、職種や勤務地、業界、キーワードなどの検索方法を用いて、最短で理想の仕事を見つけることが可能です。
そして、リクルートエージェントは、短期間の転職活動の方が内定率が上がるデータがあり、スピーディーな転職活動を推奨しているようです。
すぐに転職活動に踏み切りたい方は、リクルートエージェントで時間を有意義に活用しましょう。
マイナビエージェント
出典:マイナビエージェント
マイナビエージェントは徹底したヒアリングで、強みを活かした転職活動プランを提案してもらえる転職エージェントです。
また、「IT・Webエンジニア」「ものづくり・メーカー」「金融業界」「営業職」などの職種に特化した専門サイトも用意されていて、これまでの経歴に基づいた良質な転職をサポートしてもらえます。
そして、京橋や新宿をはじめ10か所で面談も実施しており、各エリア付近に居住している人は手軽に相談もできます。
さらに、マイナビエージェントのみの取り扱い企業も豊富に見つけられるチャンスがあり、自分に合った転職先が探せます。
doda
dodaは求職者に合った転職先の紹介を心掛け、最適な環境への転職が実現できるエージェントです。
在宅勤務、完全週休2日制、年間休日120日以上など、勤務希望を細かく設定でき、満足できる希望通りの転職を徹底サポートしてもらえます。
また、doda転職フェアを開催し、応募前に企業の人事担当者や現場担当者などと直接面談ができるため、インターネット上には掲載されていない「リアルな情報」が知れるチャンスも用意されています。
理想の転職を掲げ、直接企業と交流することで、納得ができる転職先が見つけやすいです。
転職したい時におすすめの転職エージェント【30代向け】
30代向けの転職したい時におすすめの転職エージェントとして、以下の2つがあります。
- ビズリーチ
- パソナキャリア
それぞれ詳しく解説します。
ビズリーチ
ビズリーチは導入企業数 17,100社と直接コンタクトが取れる転職エージェントで、有意義な転職活動ができます。
主にキャリアアップ転職向けの求人を集めており、経営幹部や管理職などの求人を見つけられます。
また、一定の基準を満たす優秀なヘッドハンターが5100人在籍していて、転職のプロに相談することも可能です。
現在の年収が仕事の技能と見合っていないと感じる場合はビズリーチを活用し、キャリアアップ転職を実現しましょう。
パソナキャリア
出典:パソナキャリア
パソナキャリアはキャリアアップ求人を掲載している転職エージェントで、転職コンサルタントが理想の転職を実現できるよう、徹底してサポートしてもらえます。
過去には、4年間の離職期間がある方でも転職に成功した事例があり、応募先の企業に求職者の魅力を最大限伝えることが可能です。
また、パソナキャリアの70%が非公開求人で、他の転職エージェントにない求人を見つけられる可能性もあります。
そして、転職後年収アップ率は約67%で、徹底したサポート体制のもと、キャリアアップが実現しやすくなります。
転職エージェントを有効活用するコツ
転職エージェントを有効活用するコツとして、以下の3つがあります。
- 複数の転職エージェントに登録する
- キャリアカウンセリングを受ける
- 履歴書や職務経歴書を添削してもらう
それぞれ詳しく解説します。
複数の転職エージェントに登録する
複数の転職エージェントに登録し、転職活動を進めていくのがおすすめです。
各転職エージェントで得意領域が異なり、1社のみだと理想の求人を発見できるチャンスを逃してしまうからです。
具体的には、5~6社の転職エージェントに登録すると、スムーズに転職活動を進められます。
注意点として、最終的に転職エージェント数は2社までに限定しましょう。
多くの転職エージェント登録後に全てを併用して活用すると、同一求人に2度応募する危険性があるからです。
最初は複数の転職エージェントに登録し、最終的に転職エージェント数を2社までに限定していきましょう。
キャリアカウンセリングを受ける
転職エージェント登録後に、キャリアカウンセリングを受けましょう。
これまでの職歴や能力を客観的に分析することで、今後の仕事の方向性やキャリアイメージに関する、客観的なアドバイスを受け取れるからです。
例えば、1人でキャリアを想像してみると、思考や視野が狭くなりがちですが、専門家の視線でアドバイスを求めると、新たな職種や業種に活かせる技能や適性を見いだすきっかけが広がるかもしれません。
自己分析でキャリアを築き上げることも可能ですが、客観的な視点を同時に持てると、自分の可能性を大きく広げられます。
転職エージェント登録後に、積極的にキャリアカウンセリングを受けてみましょう。
履歴書や職務経歴書を添削してもらう
専任のキャリアアドバイザーに履歴書や職務経歴書を添削してもらうと、転職成功率が上げられます。
応募企業で採用時に重視している項目や必要なスキル、求める人材は異なるからです。
一例として、輝かしい経歴を持っていても、応募先の企業が求めている人材にマッチしていないと、採用される確率は大きく下がります。
自分の良さをしっかりとアピールするために、企業カラーに合わせた応募書類へと添削してもらうと、書類選考で通過率が格段にアップします。
積極的に、専任のキャリアアドバイザーに履歴書や職務経歴書を添削してもらいましょう。
まとめ
今回は、仕事に行きたくない気持ちと向き合い、原因を分析する方法、年代別に転職したい時におすすめの転職エージェントなどについて解説しました。
仕事に行かないことは甘えといった考えが浮かびがちですが、徹底して原因を分析してみると、具体的な対処法が見えてくることが多くあります。
また、原因と根本的に向き合えると、転職活動へ歩みを進めることも対処法の1つだと、素直に受け入れることができます。
本記事で取り上げた内容を参考にして、現状の仕事における悩みを解決する方法を探り、現状打破を目指しましょう。
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