社会人8年目を経過し、転職をするべきかどうか悩んだ経験はありませんか。
転職はリスクがあり今の仕事を淡々とこなすか、新たなキャリアチェンジに向けて行動をとるか悩む時期です。
しかし、転職時のチェックポイントを確認することで、自信を持った将来の決断ができます。
そこで、今回は社会人8年目の転職を決断するためのチェックポイントや、転職が成功する人、後悔する人の特徴を解説していきます。
また、転職アンケートに基づく転職者の傾向やおすすめ転職エージェントについてもまとめました。
本記事の内容を参考にして、理想の職場へキャリアチェンジを実現しましょう。
社会人8年目の転職を決断するためのチェックポイント
社会人8年目の転職を決断するためのチェックポイントは、下記の5つが挙げられます。
- 前向きな理由で転職を希望しているか
- 将来のビジョンをイメージできているか
- 「何となく」転職したいと思っていないか
- スケジュール管理で計画的に行動しているか
- 未経験への業界や職種にチャレンジするのも一案
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
前向きな理由で転職を希望しているか
前向きな理由で転職を希望しているかについて、行動に移す前にチェックしておきましょう。
前向きな転職を考えている人は目的が明確で、志望理由が採用担当者に伝わりやすく、転職成功の確率が高いからです。
例えば、面接において前職の不満を口に出してしまうと、自社で採用しても不満を爆発させて退職してしまうのではないかといった、不安要素を植え付けてしまう結果になりかねません。
また、別の視点として、リモートワーク環境に憧れて転職を決意しても、リモートワークの仕事へ転職したいだけでは、志望動機として弱く受け止められます。
仕事を通してどのような貢献ができるのかをアピールすることで、採用担当者は他の人材にない魅力を感じます。
キャリアアップや新たな道へ挑戦することで幅広い経験を積みたいなど、前向きな転職理由があるかを確認しましょう。
将来のビジョンをイメージできているか
将来のビジョンをイメージできているかを、転職前に一度振り返りましょう。
短期的な視点で転職活動を行うことで仕事への目標を見失いやすく、転職失敗の原因となるからです。
例えば、3〜10年後だけでなく40代以降の生活をビジュアル化し、将来のビジョンを明確にすることで、事務の仕事ならパソコンに関する資格取得への努力、営業の仕事ならセールストークを磨ける書籍の購入など、具体的な目標を言葉として表現できます。
将来のビジョンをイメージし、前向きに働き続けられる環境へ転職しましょう。
「何となく」転職したいと思っていないか
「何となく」転職したいと思っていないか、転職前の心理状況をチェックしましょう。
漠然と気分を一新したく転職を目指しても、転職先で必要なスキルや資格取得の努力も必要で、この仕事に就きたい熱意も求められるからです。
当初の気持ちから切り替えて転職を頑張ればいいじゃないかと思いがちですが、本気で転職活動をしているライバルと比較すると、やはりスタート地点でのモチベーションで差がついてしまいます。
また、転職の時期によって中途採用者の採用が多いシーズンもあることから、思い立った状態で転職をするのはおすすめできません。
一度、転職したい理由を見つめてみましょう。
スケジュール管理で計画的に行動しているか
スケジュール管理を実施し、計画的な転職活動を計画しているかを、実行に移す前に確認しておきましょう。
先ほど取り上げた将来のビジョンにも通じることですが、転職活動は焦らずに計画性を持つことが大切です。
突発的に転職活動を行うと内定後の退職のタイミングに困ることもあり、転職先に合わせるために、段階的な準備なく突然退職しなければならない可能性もあります。
現職での仕事を尊重しつつ、スケジュール管理で転職活動を並行して行いましょう。
未経験への業界や職種にチャレンジするのも一案
未経験への業界や職種にチャレンジしてみるのも、一案として受け止める気持ちを持ちましょう。
年齢が高くなるにつれキャリアチェンジの機会が少なくなることから、未経験の業種へのチャレンジは前向きに検討するべきだからです。
例えば、マイナビ転職の実例からは、「販売」「医療・福祉」「公共サービス」「クリエイティブ」など、幅広い業種で未経験の人材を募集しています。
職種 | 未経験者歓迎の求人割合 |
販売 | 93.6% |
医療・福祉 | 84.9% |
公共サービス | 83.1% |
クリエイティブ | 73.1% |
未経験者を募集している求人も幅広いため、年齢を考慮したキャリアチェンジを考えるきっかけにしましょう。
社会人8年目の転職が成功する人の特徴
社会人8年目の転職が成功する人の特徴は、下記の5つが挙げられます。
- 仕事に意欲的なモチベーションで転職を検討している
- 企業の採用ニーズを把握している
- キャリアの棚卸しで自分の強みを明確にしている
- 第三者の意見も冷静に受け入れられる
- 面接対策を徹底している
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
仕事に意欲的なモチベーションで転職を検討している
意欲的なモチベーションで転職を検討していると、良質な仕事へキャリアチェンジがしやすくなります。
8年目の転職は即戦力としてまとめられる立場にあり、前向きな気持ちで保有しているスキルを前面にアピールすることができるからです。
例えば、面接で意欲的で覇気があると「ニコハキ」(ニコニコハキハキ)となり、明るく爽やかな印象を与えることができます。
他には、残業も前向きな気持ちで取り組むことができると受け止められ、本来持っている自分の良さを活かしきることができます。
キャリアアップしたい、自分の持っているスキルを活かせる場所があるのではないか、といった視点で転職活動を行いましょう。
企業の採用ニーズを把握している
企業の採用ニーズを把握していると、理想の転職を実現しやすくなります。
企業はやみくもに採用活動をしているのではなく、採用ニーズに基づいた人材を積極的に雇用したい背景があるからです。
例えば、企業研究を徹底し、自分の保有しているスキルを活かせる求人に応募することで、通常の採用率が高めになります。
他には、在職中の転職活動はスケジュール管理が大変ですが、ある程度の企業に応募限定することで、無理のない日程で面接などの予定を入れることが可能です。
多少の時間をかけても企業研究に取り組むことで、効率的かつ有意義なキャリアチェンジができます。
キャリアの棚卸しで自分の強みを明確にしている
キャリアの棚卸しによる自己分析で自分の強みを明確にすると、転職が成功する可能性が高まります。
客観的に過去の実績をもとに自分を分析すると、見えていない自分の強みが認識できるからです。
一例として、自分の長所を「紙に書く」「言葉に出す」などを実践すると、言葉化できるかで明確に意識できているかをチェックできます。
積み上げたキャリアを振り返り、自己分析を進めることが大切です。
第三者の意見も冷静に受け入れられる
第三者の意見も冷静に受け入れられる人は客観的に自己分析する能力が高く、理想的な職場へ転職できる可能性が高まります。
上司や同僚、転職エージェントなど第三者からの意見を受け入れる姿勢は、転職活動だけではなく、仕事をする上で重要なスキルと位置づけられるからです。
対して、自分の考え方に固執し周囲の状況まで把握できていないと、スムーズな仕事の進め方が期待できる人材とは言い切れません。
面接においては自己PRの手法と捉えがちですが、仕事をする上で欠かせない能力と言えるでしょう。
面接対策を徹底している
面接対策を徹底していることが、転職成功者の特徴の1つです。
面接は一時的なテクニックではなく面接対策を徹底し、具体的なエピソードを織り交ぜることで、一貫性のある内容をアピールする必要があるからです。
例えば、面接対策として自己分析を繰り返して自分の強みを理解していないと、面接で自信が持てず、あたふたしてしまうケースは多く見受けられます。
対して、自分の長所や短所、これまでの実績を振り返り、客観的な視点で自己を見つめている人は、面接当日も良き理解者として、自分自身の味方になることができます。
堂々とした態度で面接に臨むために、面接対策を徹底しましょう。
社会人8年目の転職で後悔する人の特徴
社会人8年目の転職で後悔する人の特徴として、下記の3つが挙げられます。
- 仕事に飽きたから転職を検討している
- 転職活動に期間を設けていない
- 思い立った時に転職活動を開始する
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
仕事に飽きたから転職を検討している
仕事に飽きたと同時に転職を希望する場合は、再考する時間を設けるために、一度踏みとどまった方が良い可能性もあります。
感情的に無計画で動くほど怖いものはなく、良質なキャリアアップやキャリアチェンジを目指すならば、念入りに準備を進めていく必要があるからです。
例えば、職場やホームページ、採用パンフレットなどの雰囲気だけで転職に成功した人を想定してみましょう。
求人票に記載されていない元社員・現社員のリアルな口コミは把握できていないため、転職後の仕事に当初のイメージと大きなギャップが生じて、不満を抱くかもしれません。
仕事に飽きたから転職したいと思った時は、フェイントをかけるように1度踏みとどまり、自分の気持ちを再認識するようにしましょう。
転職活動に期間を設けていない
転職活動に期間を設けていない人は心のメリハリが付かず、次の仕事が決まらず長引いてしまうことがあります。
最終的なゴールを設定していないと、逆算してスケジュールをイメージすることができないからです。
例えば、半年後の転職期限を設定した場合は、6カ月目の段階で退職手続きが進められる状態にしておかなければなりません。
それまでの過程として、3カ月目は数社面接を受けている、2カ月目には全ての応募書類が仕上がった状態で、面接で志望動機を説明できるように準備しておくといったように、「いつまでに何をするべきか?」を明確にしておくと、目標に合ったスケジュールを立てることができます。
転職活動における目標を達成できるスケジュールを設定し、メリハリを付けて行動しましょう。
思い立った時に転職活動を開始する
思い立った時に転職活動は計画性がないため、転職後に後悔する可能性があります。
社員の口コミや社内情報を把握せずにイメージが先行し、理想とのギャップを感じることが多いからです。
焦って転職をするより現職の環境を大切にして、じっくりと転職したい理由を見つめましょう。
客観的に転職エージェントで求人を検索している方が、理想の職場に出会える可能性があるかもしれません。
「社会人8年目の転職を決断するためのチェックポイント」を振り返り、計画性を持った転職活動を行いましょう。
転職アンケートに基づく転職者の傾向
転職アンケートに基づく転職者の傾向をご紹介していきます。
今後の転職のタイミングやきっかけを振り返る材料として、アンケート結果を活用しましょう。
転職のきっかけで多い意見
引用元:1万人が回答!「転職のきっかけ」実態調査―『エン転職』ユーザーアンケート―
転職のきっかけで多い意見として、「給与改善」「仕事へのやりがいを感じたい」「将来性を考慮した」などです。
男女ともに3位までは同じ意見が上位になっていて、性別に関わらず意見が同じ点が印象的な結果となっています。
掲載されている意見として、「自分の給料が30万円を超えるために計算したところ、今の会社だと思ったよりも時間がかかることが分かった」「アシスタント業務の雑用がメインで、暇が多くて時間を持て余しているため、やりがいを感じない」「新企画を提案しても通らないだけではなく、社員が経営層のために働いているように感じて、将来が不安に思えた」などがありました。
それぞれの現職での不満が高まり、転職したい気持ちに向かうようです。
転職を検討する人に多い前職傾向
引用元:【転職成功者の平均年齢調査】転職するなら何歳まで?年代別ポイントは?
引用元:【転職成功者の平均年齢調査】転職するなら何歳まで?年代別ポイントは?
転職を検討する人に多い前職傾向は、「営業系」「販売・サービス系」「技術系」の割合が高いです。
30代前半以外の20代後半や30代後半の転職者でも、前職の上位3つは同じデータになっていて印象的です。
また、多少ですが「クリエイティブ」の前職者割合も20代よりは増加しており、一例として、エンジニアでキャリアプランを考慮した転職をイメージしている人もいるのかもしれません。
そして、2020年と2021年を比較すると「営業系」の増加率が顕著な反面、「技術系」の割合が約7%低下しており、リモートワークの拡大やオンライン広告による営業促進で、時代の働き方が影響していると想定できます。
転職成功時の平均年齢は31.7歳
引用元:【転職成功者の平均年齢調査】転職するなら何歳まで?年代別ポイントは?
転職成功時の平均年齢は31.7歳で、大卒(新卒)入社後8年目の転職と同じくらいの年齢から、転職に成功している事例が多いようです。
また、年代別で比較すると、30代にあたる20代後半から30代前半にかけての割合が高いように見受けられます。
もちろん、全ての方が31歳前後で転職するとは限りませんが、中途採用も高齢になるほどチャンスが少なく、今後のキャリアチェンジを考えるタイミングです。
転職成功事例は転職市場の求人傾向とも比例することから、指針となるデータと考えられるでしょう。
社会人8年目の転職における注意点
社会人8年目の転職における注意点は、下記の3つが挙げられます。
- 実務経験を重視した採用が増加する
- 転職活動で職場に迷惑をかけないように心がける
- 3カ月から半年程度の転職活動期期間が必要
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
実務経験を重視した採用が増加する
8年目の転職はミドル層が多く、実務経験を重視した採用が増加する傾向にあります。
社会経験があり、20代のようなポテンシャル採用より、即戦力として実務的なスキルを備えた人材が期待されるからです。
具体的には、8年目の転職は「マネジメント経験」や「役職に就いた経験があるか」を確認することが多くなります。
現職で役職についていない場合は、できるだけ早いタイミングで転職した方が、有利に働きやすいと言えます。
これまで役職経験がある場合は、面接時に長所として積極的にアピールしましょう。
転職活動で職場に迷惑をかけないように心がける
転職活動で職場に迷惑をかけないように、配慮する姿勢が大切です。
辞めるタイミングを考慮せずにその場の気分で転職活動を始めると、現職のプロジェクトや仕事の繁忙期などの状況によっては、多大な迷惑をかけてしまう場合もあります。
具体的な目安として、退職意思の表示から退職日までの1ヶ月を見積もり、有給消化の期間や業務の引継ぎも考慮して、2ヶ月前後を見ておくと良いでしょう。
自分が退職した後に前職の従業員に負担のかからないタイミングを逆算してから、転職活動を始めましょう。
3ヶ月から半年程度の転職活動期間が必要
転職したい気持ちが湧き上がっても、3ヶ月から半年程度の期間で地道に進めていく必要があります。
「すぐにでも退職したい」と考えても転職活動が長引く可能性を考慮し、退職時期を冷静に見極めることが大切です。
一般的な転職の流れとして、書類作成の転職準備で約2週間、求人応募や採用面接で約2ヶ月、 採用内定や退職手続きで約1ヶ月半の時間がかかります。
現職の業務量や転職先に求める条件を考慮し、各ステップでかかる時間を算出して、計画を立てましょう。
社会人8年目の転職を成功させるコツ
社会人8年目の転職を成功させるコツは、下記の3つが挙げられます。
- 自分自身の強みや弱みを把握しておく
- 企業の情報収集を念入りにしておく
- 転職先が決定するまで会社を辞めない
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
自分自身の強みや弱みを把握しておく
自分自身の強みや弱みを把握しておくと、理想の転職を実現しやすくなります。
過去の実務経験やスキルから強みを見出すことで、面接で質問されても具体的な強みをアピールすることができます。
具体的には、「前職の経験を洗い出す」「前職中の成功体験を振り返る」「成功体験から強みを複数抽出する」の3つに着目すると効果的です。
前職の経験を洗い出す | 社内の営業担当チームを、自分が責任者としてまとめていた |
前職中の成功体験を振り返る | 4名体制のチームをまとめて営業成績20%アップの売り上げ上昇に貢献した |
成功体験から強みを複数抽出する |
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具体例を参考にして、自分の強みや弱みを把握しておきましょう。
企業の情報収集を念入りにしておく
企業の情報収集を念入りにしておくと、転職成功へ繋げることができます。
転職活動の応募先企業の情報収集は大前提で、広く浅い情報収集は他の受験生に差をつけられ、担当者が魅力を感じないからです。
具体的な対処法として、気になった企業より優先順位の高い企業から応募することで、納得ができる転職を実現できます。
片っ端から企業へ応募するより、徹底したリサーチの上で、入社したいと思える企業を厳選しましょう。
転職先が決定するまで会社を辞めない
次の転職先が決定するまで、現職にとどまりましょう。
退職後に一時的でも収入が途絶えることは不安が生じて、転職成功の妨げになる可能性があるからです。
例えば、家賃が払えるか確定していない経済状況で2次面接まで進んでも、現実の生活の不安が拭えず、転職活動へ全力投球することができません。
一見、転職活動のみを行うことが理想的な状況では?と思いがちですが、今後の生活が危うい状態では、良質な求人へ転職するチャンスを前向きに受け止めることも難しい状況と言えます。
転職時は焦らず現職に留まり、 今後のキャリアプランについてじっくり検討しましょう。
8年目の転職活動の進め方
8年目の転職活動の進め方として、下記の2つが挙げられます。
- キャリアの棚卸しから数字や具体的なエピソードを振り返る
- 転職エージェントを併用する
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
キャリアの棚卸しから数字や具体的なエピソードを振り返る
最初に、キャリアの棚卸しから数字や具体的なエピソードを振り返りましょう。
キャリアの棚卸しとは、これまで仕事で得た経験やスキルを、時系列に掘り下げていくことです。
目立つ仕事や大きな成果だけでなく、普段の業務や経験についても振り返り、自身が持っている強みや価値観を明確にすることで、納得のいく転職を実現できます。
キャリアの棚卸しの方法は、これまでの仕事で出した数字や具体的なエピソードの実績をまとめていくことからはじめます。
お客様からいただいた感謝の言葉を書き出すのもおすすめです。
実績の棚卸しと並行して、今までのキャリアの「設定していた想定ターゲット」「どのような価値を提供したのか」「どのようなやり方で取り組んだのか」を具体的に分解していきます。
作業を進めていくと、キーワードや強みなどを発揮した、共通の環境が見えてくるはずです。
理解した自分の強みを、仕事探しや自己PR文の作成に入れ込みます。
応募先企業で求める人物像に違いがあるため、企業ごとで活かせる長所をピックアップしていきます。
棚卸しから自己PR文を作成する際は100字~200字程度で、具体的な内容を盛り込むことを意識しましょう。
自分の強みを経験や実績に裏付けしながら、仕事を通して企業に貢献できるかを丁寧に説明できれば理想的です。
転職エージェントを併用する
転職活動に転職エージェントを併用すると、有意義な自己分析や書類作成、求人をピックアップすることができます。
転職エージェントは担当者がついており、応募先の企業のスムーズな連絡や企業の内部情報が入手できるなど、利用するメリットは多くあります。
また、転職エージェントの登録は無料で、利用者が料金も請求される心配がありません。
そして、各転職エージェントは非公開求人や独占求人を保有しており、転職のチャンスを最大限に広げられます。
転職エージェントを併用し、理想の仕事へ転職を実現しましょう。
8年目の転職におすすめのエージェント【5選】
8年目の転職におすすめのエージェントとして、下記の5つが挙げられます。
- doda
- マイナビエージェント
- ビズリーチ
- JACリクルートメント
- パソナキャリア
それぞれについて、詳しく解説していきます。
doda
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また、各業界や職種に特化している約800名のコンサルタントが所属していて、高い専門性を備えています。
そして、求人の60%はサイト内に掲載されていない「非公開求人」で、JAC独占求人も多数用意しています。
これまでの管理職や技術職、専門職での経験を活かした転職を検討している人は、将来の可能性を大きく広げられますよ。
パソナキャリア
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管理職求人の割合が約28%で、8年間の実務経験を活かした転職を実現しやすい求人を取り揃えています。
また、パソナキャリア独占求人数が800件以上で、キャリアアップオファーも受け取れるチャンスが広げられます。
そして、経験豊富なコンサルタントが在籍しており、企業のニーズを把握して最適な求人マッチングや書類添削を実施するため、安心して転職活動を進めることができますね。
8年間の実務経験をアピールすることで、キャリアアップ転職が実現できますよ。
まとめ
今回は、社会人8年目の転職を決断するためのチェックポイントや、転職が成功する人、後悔する人の特徴を解説しました。
何となくといった気持ちで転職活動を進めて行くのではなく、現状と自分の気持ちを明確にした上で転職を進めていくと、理想の職場へ採用される確率を上げられます。
本記事で取り上げた内容を参考にして、 理想の職場へ転職を実現しましょう。
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