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キャリア 転職
2020/06/16 | 2020/09/08

今後拡大が予測される成長産業・成長業界でキャリア形成を

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

「成長産業・成長業界に身を置いた方がキャリア形成においてメリットが大きい」

私はかねてより、このように考えておりました。ただ、この成長産業に身を置くという言葉は簡単なようで意外と難しいです。キャリア形成をしていくためには、「今」成長しているだけでは不十分だというのが私の見解です。

私は現在、エンジェル投資の活動もさせていただいておりますが、この投資も採用も、「今後」成長する産業と密接に関わる仕事だと感じております。成長を見込む・目指すからこそ、優秀な人材が必要になりますし、お金も集まりますよね。また、日本をもっとよくしたいという企業や業界を応援したくなるのが人間の性だと思います。

私はこうした、「今後」成長する産業・業界に身に置くことが重要だと考えています。こちらの記事では、私の考える成長産業について、主に採用・求人の切り口でみていければと思います。

こちらの記事はYouTubeでも解説させていただいていますので、動画で見たい方はぜひ動画でご確認ください!

Contents

  • 求人増加・市場成長が予測される代表的な産業・業界(2020年6月現在)
    • インターネット全般
    • クラウドコンピューティング
    • ブロックチェーン・AI
    • より一層加速する成長業界への優秀な人材の転職・流入
  • キャリア形成における成長業界に身を置くことのメリット・重要性
    • 業界が成長しているからこそ面白いポストと仕事が多い
  • 最後に

求人増加・市場成長が予測される代表的な産業・業界(2020年6月現在)

現在、求人がたくさんあって成長している代表的な業界は次の3つです。

●インターネット全般

●クラウドコンピューティング

●ブロックチェーン、AIなどの最先端領域

インターネット全般

ここ10年で、日本のインターネット業界は大きく伸びました。それを象徴するものとして、2019年から2020年にかけて地上波テレビ広告の市場規模をインターネット広告の市場規模が逆転する見込みです。まさに第一メディアが逆転する瞬間と言えます。長らく成長が続いている業界の成長に人の供給が追いついていない状況で、まだまだ多くの企業が採用強化しています。

一方で、スマートフォンの普及によって起きたような、一人当たりの利用時間も利用人数も爆発的に伸びるようなことは日本では起きづらいのかな、とも思っています。なだらかに他の時間を奪っていくことはあるかもしれませんが、インターネット利用時間の奪い合い激化していくのではないでしょうか。

これから一人あたりの利用時間、利用人数ともに伸びが大きいのは、やはりアジア、アフリカでしょう。先進国の支援もあり、通信インフラが急速に整えられています。日本企業でも、海外市場に展開を進めているIT企業は多く存在しますね。

「国境をまたいだ仕事がしたい」という方は多くいらっしゃいます。こうした方がモノが動く仕事だけでなく、これからはインターネットの仕事もチェックするのが当たり前になるといいな、と思います。

13カ国23都市で事業を展開するモンスター・ラボ社長 鮄川(いながわ)宏樹さんが語る日本初グローバルべンチャーの経営論

クラウドコンピューティング

クラウド型のビジネスはまだまだ幅を広げていきそうですね。月額課金のモデルが広まったことで、解約率を下げることの重要性が以前よりも高まりました。より満足度を高めるためのエンタープライズ契約を用意している企業も多いですね。これによって、ユーザーの利便性は大きく高まったように感じます。

同時にカスタマーサクセスの考え方が広まり、カスタマーサポートの重要性も同時に高まりました。結果に繋がる支援ができないと解約率が高まってしまうためですね。ユーザーデータが蓄積され、顧客を適切にセグメントに分けてセグメント別に施策が打てるようなアルゴリズムができるまでは、個別企業に個別化する役割が必要になります。

このようなCSの求人は現在増えています。そして今後も増加が見込まれていますね。

カスタマーサクセスとは何か?仕事内容や転職に必要なスキル・年収まで解説します

ブロックチェーン・AI

これを一括りにするのは物議を醸すかもしれませんが、現時点で言えることは導入したいけど導入できていない企業が多い、という点では共通していると感じています。

「とりあえずAI使った何かをやってみたい」「ブロックチェーン技術を活用した事業展開も検討したいから調査しておいて」

こんな風に社内で指示を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実はこの領域はこの領域に特化したベンチャー企業だけでなく、資金力がある大企業も波に乗り遅れまいと必死になっています。それだけ期待値も大きな領域だと言い換えられると思います。

ただ、成功事例があまり共有されない、ノウハウが共有されづらい領域なのか、象徴的なサービスはあれど、あまり大きな成果が上がったという声はあまり聞いたことがありません。現在は、ブロックチェーンやAIについて深い知見を持った人材が、その他の産業について深い知見のある企業にハンズオンで入り込んで、活用事例を作っていく段階にあるように思います。

アイデミー代表の石川 聡彦さんがAIのビジネス活用の現在地と展望を徹底解説!

AIQ代表 高松睦さんが提案する、個人と企業の新しい関わり方とは

逆に、大きな成功事例が一つできれば一気に普及すると思います。この領域は求人が増えている一方で人材供給が限られている領域でもあります。早い段階で手をつけてみるのもいいかもしれません。

より一層加速する成長業界への優秀な人材の転職・流入

現在の若い方は様々な時代の変化を短期間で体験してきたので、こうした時代の流れをつかもうという人が多いような気がします。そのため、成長業界が活気づくまでのスパンも短くなっているように感じます。

それを象徴するように、新卒での就職先も様変わりしています。NewsPicksで発表された2019年新卒の就職人気ランキングのTOP20にはITサービスを提供する企業が8社ほどランクインしています。

東京大学の卒業生の就職先も、外資系金融、外資系コンサル、総合商社が「御三家」と呼ばれていました。これらの企業は今でも人気がある一方で、サイバーエージェント、DeNA、GREEのようなIT企業が「新御三家」として台頭してきています。LINE、メルカリといった企業も人気が高まっています。

この東大生の就活動向はまさに時代を反映していると言えるでしょう。これの企業は、会社の規模や歴史より、自分の意欲や能力を活かせる企業を希望する学生の就職先としても人気を集めています。仕事はハードですが、初任給も高く、実力のある学生には魅力的なのでしょう。安定志向だけではない学生が確実に増えています。

キャリア形成における成長業界に身を置くことのメリット・重要性

先ほど新御三家として名乗りをあげている企業は「メガベンチャー」と呼ばれ、社員数も2000人規模と大きい企業が多いですね。大企業とベンチャーのいいとこどりができるということで、こうしたチャンスに挑戦する学生が増えているのだと思います。求人数が多いうえに、仕事のやりがいや裁量も大きいことが多く、年収アップも期待できるのであれば、安定性についても問題ないですよね。

現在、知名度のある大企業も過去の時流にうまく乗ることができたベンチャー企業だったはず。この時代に生まれたからこそ体験できる業界に、リスク小さくチャレンジできるのであれば、こんなチャンスはないですよね。

業界が成長しているからこそ面白いポストと仕事が多い

このように、今後の飛躍が期待できるベンチャーにこそ大きなチャンスがあるわけですが、「今後成長する産業・業界を選ぶべきだな」と改めて感じた事例をご紹介しましょう。

Kさんは新卒時の選択を後悔していました。ジョブフェアでたまたまブースに立ち寄ったモバイル系のベンチャー企業、X社の事業内容に興味を持ちました。話を聞いたところ、若い社長と意気投合。内定が出て、自分としてはぜひこの会社で働きたいと思いました。しかし、両親が大反対。結局、東証一部の上場企業を選びました。

一方、友人のLさんは、Kさんが内定を辞退した後、心配する親を説得し、その会社に入社しました。X社はその後、大躍進を遂げ、今では業界のリーディングカンパニーに成長しました。Lさんは海外を飛び回る活躍ぶりだそうです。

Kさんが入社していれば、社長の片腕として活躍していたかもしれません。現在の会社は業績がふるわず、早期退職者の募集がはじまったそうです。Kさんは今度こそ、自分の目を信じ、新興であっても有望な企業に転職したいということでご相談いただきました。

最後に

最後に、「今後」成長する産業・業界については、他にも非常に参考になる記事がありましたので、共有させていただきます。layer Xの代表である福島さんのnoteの記事で、身を置くべきマーケットについても触れられております。

また、福島さんといえば、2019年8月に自身が創業したGunosyの取締役を退任し、layer Xの経営に集中するということがニュースになりました。一度成功した会社を手放してでも、自分の使命をもって進路を決める姿勢に頭が下がりますが、こうしたお考えが背景にあったのかと驚かされます。

LayerXが賭ける「次の10年」|yoshinori fukushima|note

LayerXの福島です。先月LayerXのMBOを終え、創業から7年つとめましたGunosyの取締役も退任いたしました。MBOの経緯に関してましては大量に記事が上がっていますのでそちらを参照いただくとして、この場では改めてこの7年間お世話になった方にお礼を申し上げたいと思います。改めて7年間ありがとうございました。 …

LayerXはその後、どんどん成長しており、各企業との業務提携などで話題になっています。今後も注目ですね。

LayerX転職のための採用・求人情報、代表 福島良典さんについてまとめました

ぜひ私だけの意見でなく、様々な人の意見を参考にしながら、自分の時間をどこに投資するか、ぜひ考えてみてくださいね。私でよければ、いつでも相談に乗りますし、壁打ちの相手にもなります。

知名度にこだわらず、将来性のある企業をご紹介するのが、私たち人材エージェントの役割です。転職の場合は、新卒の時とは違った視点で企業選びができるます。会社の規模や人気に目を奪われるのではなく、実質本位の選択をする支援ができればと思っております。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

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高野 秀敏

1999年に東北大学を卒業し、株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3500名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。転職・採用、投資のご相談は Facebook Messenger、もしくはLINEからご連絡くださいませ。
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キープレイヤーズ 代表取締役
1999年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

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