ディープテック企業の経営幹部(CFO・COO・CTO・CHRO・事業責任者)の採用を、ヘッドハンターの高野秀敏が直接担当します。転職活動をしていない方にも声をかけます。2026年9月に、大学発で上場したディープテック14社の役員91人の経歴を有価証券報告書から全件分類した調査を公開しました。その数字をもとに、どの職能を外から迎え、どの職能を社内から上げるかを一緒に決めるところから入ります。
ディープテックの幹部採用が止まる3つの理由
研究の会社に経営の人を迎えるとき、決まって同じところで止まります。ひとつ目は、どこから採るのかが決まらないことです。大手メーカーなのか、製薬なのか、コンサルなのか、金融なのか。ここが決まらないまま母集団を広げると、面接の基準が人によってぶれます。
ふたつ目は、技術が分かる人でないと務まらないという前提です。この前提を置くと候補者が一気に減り、探す時間だけが延びます。
三つ目は、任せる範囲を決めないまま採ることです。資金調達なのか、量産なのか、薬事や規制対応なのか、組織づくりなのか。役割が曖昧なままだと、入った人が力を出せません。
調査でわかったこと
上場までたどり着いた大学発ディープテック14社が、実際にどこから役員を迎えたのかを数えました。
| 項目 | 大学発ディープテック14社 | 大手製薬5社 |
|---|---|---|
| 外から迎えた役員 | 41.8% | 24.4% |
| 社員が役員になるまで | 中央値1年 | 中央値27年 |
| 初めて役員になる年齢 | 中央値45歳 | 中央値52歳 |
| 研究開発担当役員の出身 | アカデミア48%/大手製薬・バイオ33% | – |
| 社長・CEOの出身 | アカデミア31%/外資コンサル26%/製薬・バイオ24% | – |
技術が分かる人を育てて経営に回すのではなく、経営を担う人を外から迎えて早く任せる。上場した会社ほど、そこを決めていました。調査の全文と、14人分の実際の経歴は大学発ディープテックのCXO採用研究にまとめています。
支援の内容
- 要件を決める。どの職能を外から迎えるか、入社後1年で何を任せるかを、経営陣と一緒に文章にします。
- 候補者を挙げる。上場企業の役員、研究機関、外資コンサル、製薬・素材・電機の事業責任者まで、転職活動をしていない方を含めて名前で挙げます。
- 直接声をかける。高野が本人に連絡します。スカウト文面の作成から面談の設定まで担当します。
- 条件を設計する。年収だけでなく、ストックオプションの割当、入社時期、兼業の可否まで詰めます。研究職からの転身では、現職の研究をどう続けるかも論点になります。
- 入社後を見る。3か月、6か月と様子を伺い、立ち上がりでつまずいた点があれば一緒に手を打ちます。
対応する職種
CEO・COO・CFO・CTO・CHRO、事業責任者、研究開発責任者、薬事・品質保証の責任者、製造・量産の責任者、知財の責任者。上場準備のためのCFOや管理部長のご相談も多いです。
料金
成功報酬のみ
顧問契約がある場合は、入社が決まった方の年収の45%。顧問契約がない場合は70%です。
着手金や月額の費用はいただきません。入社が決まるまで費用は発生しません。
大学・研究機関・ベンチャーキャピタルの方へ
大学発の企業では、投資が決まったあとに経営人材をどう入れるかが共通の課題になります。投資先の幹部採用をまとめてご支援することもできますし、投資判断の前に「この事業なら、どういう人を、いくらで、どこから連れてこられるか」をお伝えすることもできます。高野は東北大学特任教授(客員)、文部科学省アントレプレナーシップ推進大使を務めており、大学発の事業化の現場は近くで見てきました。お問い合わせからご連絡ください。
ディープテックで働きたい方へ
企業側だけでなく、働く側のご相談も歓迎します。CXOという肩書にこだわらなくても構いません。研究の成果を社会に実装する会社で、事業をつくる側に回りたい。医療、環境、宇宙、素材、ロボティクスなど、社会性の高い領域で働きたい。そうしたご相談も受けています。
研究者の方からは「経営の経験がないので無理ではないか」とよく聞かれます。調査した91人のうち、研究開発を担う役員の48%はアカデミア出身でした。社長でもアカデミア出身が31%います。経験がないから無理、ということはありません。いまの立ち位置から何が足りないかを、具体的にお伝えします。転職しないほうがよいと思えば、その理由も正直にお話しします。
よくある質問
技術が分からない人でも、ディープテック企業の幹部が務まりますか。
務まっている実例があります。上場した大学発ディープテック14社では、社長・CEOの26%が外資系コンサルティングファーム出身、24%が製薬・バイオ出身でした。技術そのものより、誰とどう役割を分けるかで決まります。
どのくらいの期間がかかりますか。
要件が固まってから最初の候補者に会うまでが2週間から1か月、決まるまでは3か月から6か月が目安です。役割の定義が決まっていない場合は、そこから一緒に決めます。
まだ資金調達の前ですが、相談できますか。
できます。調達前にどういう人を口説けるかが分かると、事業計画の確度が上がります。採用を急がない段階のご相談も受けています。
未上場の大学発ベンチャー1,456社を対象にした続編は、大学発ベンチャー1,456社の経営体制を数えたにまとめています。
ディープテック以外のスタートアップ・ベンチャーの採用については、採用支援(人材紹介)のページをご覧ください。