コンサルティング業界の大企業として有名な「デロイトトーマツコンサルティング」に転職希望の人は、年収はいくらなのか気になったことはないでしょうか?
キャリアアップ転職として、デロイトトーマツコンサルティングへの就職を検討している人は、今後のキャリアイメージに合った仕事なのか、事前に確認しておくと安心できますよね。
今回は上記の悩みを解決するために、現職の方の口コミ情報をもとにしたデロイトトーマツコンサルティングの年収について解説します。
デロイトトーマツコンサルティングへの転職を希望している人は、一度読んでみてくださいね。
デロイトトーマツコンサルティングの平均年収はどのくらい?
デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は約900万円前後が目安です。
また、役職ごとの年収の変動が大きく、努力次第で収入を大きく上げることができます。
女性が働きやすい職場環境が整えられているのも、デロイトトーマツコンサルティングの特徴の一つです。
コンサルティング業の需要が高まっていることもあり、将来性を見込める仕事です。
平均年収は900万円前後が目安
デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は、900万円前後が目安です。
年収については引用するデータに応じて様々な金額がありますが、900万円という数値は、勤務している人の口コミサイトに掲載されている情報をもとに算出したデータです。
実際には、役職ごとで年収500万円から1,300万円ほどの幅があり、自分自身が掲げるキャリアイメージによって大きく収入も変動すると考えられます。
また、年収900万円のケースを例に挙げると、月額あたりの収入は75万円となり、経済的にも豊かだと言えますね。
役職ごとの年収
デロイトトーマツコンサルティングは、役職ごとで年収が大きく変動します。
インターネット上の口コミで記載されている情報には、アナリストは年収500万円前後、コンサルタントは年収900万円前後、マネージャーは年収1,200万円前後のデータが載っていました。
口コミ掲載者のほとんどがコンサルタントの方だったので、平均的には年収900万円という数値で表示されていると考えられます。
入社直後はアナリストから仕事に取り組むため、実力に応じた年収が得られますよ。
年齢別の年収
2023年4月時点で、openworkに掲載されている年収データを参考に平均年収を紹介します。
年齢 | 年収の推定値と推定範囲 |
25歳 | 632万円
(470万円〜848万円) |
30歳 | 850万円
(633万円〜1141万円) |
35歳 | 1093万円
(814万円〜1468万円) |
40歳 | 1265万円
(942万円〜1698万円) |
45歳 | 1314万円
(979万円〜1765万円) |
50歳 | 1304万円
(971万円〜1752万円) |
年齢が上がるごとに年収も上がる傾向にあり、45歳がピークになっています。
しかし、年収の範囲の幅が広いため、成果報酬や役職によって年収に差ができるようです。特に、役職者になりやすい30代40代では年収の差が顕著に現れています。
ほかのコンサルティングファームに比べると、給与水準が高い傾向にあります。
残業代
デロイトトーマツコンサルティングでは、コンサルタント職の場合は基本給に月25時間分の固定時間外手当(残業代)が含まれています。月25時間を超えて発生した時間外勤務や深夜勤務、休日勤務の賃金の支給はあります。
賞与とボーナス
賞与は年2回の2月と8月に支給されます。デロイトトーマツコンサルティングの給与は基本的に年俸制で、年俸額のなかに年2回の賞与も含まれています。
ボーナスは、成績連動型のインセンティブで年1回8月の支給です。また、openworkないの口コミでは、ボーナス支給額は成績によって変わり、上位10%の優秀層がベース給の30%を獲得し、残りの90%の社員はベース給の10%弱の支給額になるようです。
労働環境
デロイトトーマツコンサルティングの労働環境は、とても風通しが良い職場だといった声が上がっています。
男性がビジネスを牽引している企業は多いですが、デロイトトーマツコンサルティングは女性で活躍している人も多く在籍しています。
時短や生理休暇などは認められているため、柔軟に対応してもらえて働きやすい職場のようです。
また、福利厚生としてトーマツ企業内保育園、各種社会保険、企業年金基金、退職金制度なども用意されていて、充実した環境で仕事ができますよ。
デロイトトーマツコンサルティングの将来性は?
デロイトトーマツコンサルティングは、コンサルティングファームの業界の中では成長を続けている企業で、今後のコンサルティング業界の拡大を視野に入れると、将来性として安定した仕事ができると考えられます。
もちろん、世界情勢に伴ったリモートワークの普及の流れが業績向上に繋がっていて、社会情勢に伴った変動はあるかもしれません。
やりがいを持ちつつ、経済的な面でも安心して働ける職場です。
デロイトトーマツコンサルティングの仕事内容
デロイトトーマツコンサルティングの仕事内容は、デロイトトーマツコンサルティングは2つのチームに分けられます。
また、デロイトトーマツコンサルティングの経営コンサルタントは「経営コンサルタント」「デジタルコンサルタント・テクノロジーコンサルタント」があり、与えられたポジションごとで携わる領域に違いがあります。
そして、役職に応じて求められるスキルやノルマも異なるため、自分の役割について理解することが大切です。
デロイトトーマツコンサルティングは2つのチームに分けられる
デロイトトーマツコンサルティングの仕事は、コンピテンシーサービスとインダストリーサービスの2つのチームに分けられています。
コンピテンシーサービス
コンピテンシーサービスとは、クライアントの業務内容に対してコンサルティングを行うチームです。
例えば、人事サービスに特化しているチームや、M&Aに特化しているチーム、組織改革に特化しているチームなどがあります。
次項で説明するインダストリーサービスより、狭い範囲でピンポイントなコンサルタントを行っています。
インダストリーサービス
インダストリーサービスは、クライアントの業界ごとにチームが分かれています。
コンシューマーサービスや電気・ハイテク、メディア、通信業界、ライフサイエンス・ヘルスケア、航空宇宙、インフラ、防衛、自動車など幅広い分野の顧客に対応していきます。
所属するチームが携わっている業界に関する専門的な意識を持って、クライアントの企業課題に対して幅広く分析しコンサルティングしていく姿勢が必要です。
引き受けるプロジェクトによっては、チームで協業することもあります。
デロイトトーマツコンサルティングの経営コンサルタントは2種類ある
デロイトトーマツコンサルティングの経営コンサルタントは、経営コンサルタントと、デジタルコンサルタント・テクノロジーコンサルタントの2種類があります。
具体的には、経営コンサルタントは幅広い業界やコンピテンシー、デジタルコンサルタント・テクノロジーコンサルタントはテクノロジー・デジタル案件を専門に従事します。
同じコンサルタントでも、仕事として携わる領域が異なります。各ポジションの違いを理解しておきましょう。
デロイトトーマツコンサルティングの役職
デロイトトーマツコンサルティングの役職には、以下の6つがあります。
- ビジネスアナリスト
- コンサルタント
- シニアコンサルタント
- マネージャー
- シニアマネージャー
- ディレクター・パートナー
それぞれ詳しく解説します。
ビジネスアナリスト
新卒入社やコンサルティング業界を未経験の場合における中途採用の人は、ビジネスアナリストの役職からスタートが多いようです。
具体的な流れとして、プロジェクトにアサインし、上位職の指示のもとOJTでの研修で実務経験を積み上げていきます。
平均的には1~2年程度ビジネスアナリストとして経験を積んでいきます。
コンサルタント
入社3〜4年目の社員や、コンサルティング業界での勤務経験がある中途採用者の多くが、コンサルタントとして従事します。
具体的な業務内容として、アシスタントの指示出しや業務の取りまとめ、クライアントの要望に対して満足できるような納品物を作成し、責任を持って仕事に取り組むなどです。
また、プロジェクト内での全ての納品物ではなく、一部分に対して責任を負っています。
入社当初のビジネスアナリストとは違い、一定領域にて独力でのタスク処理や実行を求められます。
シニアコンサルタント
入社4~5年目程度の実務経験を積むと、多くの社員がコンサルタントからシニアコンサルタントへ昇進します。
シニアコンサルタントは業務を遂行するだけではなく、チームをリードしていく力が求められます。
具体的には、小規模プロジェクトのチームリーダーを兼任するケースが多いです。
これまでの役職は実務経験を積み、スキルや技能、チーム内でのプロジェクトへの貢献度合いどういった基準で評価されています。
次から紹介するマネージャー以上の役職は、プロジェクトの貢献度合いだけではなく、人材育成やセールス貢献度も加味される役職です。
マネージャー
マネージャーは管理職となり、 裁量労働制が適用されます。
コンサルタント〜シニアコンサルタントも裁量労働制に該当しますが、残業時間が33時間を超えた分の残業代が付くので、ある程度の手当てとして残業代がもらえます。
しかし、マネージャー以上の役職は残業時間に関わらず、残業代はつきません。
また、全てのプロジェクトは、マネージャーが現場の責任者として従事します。
コンサルタントはプロジェクト内での一部の納品物に対して責任を負いますが、マネージャー職はプロジェクト全体に対して責任を負う仕事です。
そして、シニアコンサルタント以下のメンバーは営業が業務内容に含まれていませんが、マネージャー以上の役職は新規契約を開拓するスキルも求められます。
マネージャーは「プロジェクトのリード」、「メンバーの人材育成」の2つが大きな役割です。
シニアマネージャー
シニアマネージャーは上記のマネージャーの上位職であり、豊富な実務経験がある社員が担当しています。
具体的には、難易度が高いプロジェクトを任せられることが多く、困難な依頼も適切にリードしていく能力が必要です。
また、マネージャーと同じように営業のスキルも求められます。
マネージャーはノルマを低く設定されていることが多く、シニアマネージャーはマネージャー以上の契約を取ることがノルマとして設定されます。
ディレクター・パートナー
ディレクターやパートナーは、プロジェクトの総責任者です。
実際にクライアントと現場にて打ち合わせする機会はほとんどありませんが、有事の出来事の場合にディレクターやパートナーが責任を負います。
デロイトトーマツコンサルティングは、パートナー職に関しては株式を保有している「共同経営者」という肩書きとなり、出資者となっています。
これまで説明してきた一連の流れで、役職にあった経験を積み昇進していく社風です。
デロイトトーマツコンサルティングの口コミ
デロイトトーマツコンサルティングの口コミを紹介します。
インターネット上のクチコミを事前に知っておくことで、仕事に従事したことのある人のリアルな情報を確認できますよ。
良い口コミ
ここでは、デロイトトーマツコンサルティングの良い口コミを紹介します。
公式ホームページでは分かりにくい部分について知ることで、就職後のイメージを膨らませましょう。
転職先に困りにくい
大手コンサル会社の良いところは、実務経験があることで、市場価値が上がるところですね。
また、転職先も困ることは少なく、高い給与が提示されますよ。
ただ、コンサルの風土は日系企業とだいぶ異なっているので、ここでのコンサルの雰囲気を、転職先で維持するのはおすすめしない。
これまでの注意点を理解できず、コンサル以外に転職してしまうとギャップに苦しんでしまう。
日系企業にはいいところも沢山あるので、その部分を理解しておくと良いですね。
引用元:doda
デロイトトーマツコンサルティングは大手のコンサル企業なので、実務経験ごとに市場価値が上がるだけではなく、転職先にも困りにくいメリットがあるようです。
ただ、日系企業と仕事の仕方や雰囲気が異なっているので、意識的に触手が変わった場合は、柔軟な対応を求められます。
デロイトトーマツコンサルティングの良い部分を引き継ぐと、万が一の転職も実現可能ですね。
男女の格差が少なく女性も働きやすい
男女関係なく働きやすい環境です。
産休育休は男女共に取得でき、これといった制限や条件もないですよ。
また、仕事内容や昇進などのキャリア形成の部分でも男女の格差は感じないですね。
引用元:doda
ビジネスの世界は男性の割合が多く、女性は自信を失ってしまうことも多いかもしれません。
しかし、デロイトトーマツコンサルティングは大企業でありながら、女性が働ける環境を用意しています。
会社でキャリアウーマンとして働きたい女性も就職しやすいですね。
仕事をこなしていればある程度の自由行動が認められる
事業会社からの転職組としてなかなか慣れなかったが、トータルとしてやるべきことをやっていれば仕事中でも私用で抜けることなどは個人の判断で可能。
コロナ禍で完全リモート制のため働く場所についても自分の判断で決められる。
引用元:doda
トータルで1日取り組むべき仕事量をこなしていれば、ある程度の自由行動が認められているようです。
組織に入っていると自由時間や自主的な休憩というものはあまりなく、固定時間によって仕事をしている場合も多くあります。
デロイトトーマツコンサルティングは仕事をしっかりとこなしていれば、柔軟な時間のスケジューリングも可能ですよ。
悪い口コミ
ここでは、デロイトトーマツコンサルティングの悪い口コミを紹介します。
良くない評判に耳を傾けて、仕事内容について深掘りしていきましょう。
アサインするプロジェクトによって残業が多い
アサインするプロジェクトや時期によって、残業が多い。
PMOと言われるプロジェクトの最中では、安定した時間で帰れる。
だいたい、9時~20時くらいですね。
期間が短くて、戦略策定に関与するプロジェクトの場合は、毎日が終電近くといった状況ですね。
大手の業界に入った以上は、仕事はつらいことを覚悟しておくべき。
引用元:doda
デロイトトーマツコンサルティングは、アサインするプロジェクト内容や時期によって、毎日残業といった状況に陥ることも多いようです。
もちろん、プロジェクトによっては安定した時間に帰れることもあり、その状況が永遠に続くわけではありませんが、仕事環境によっては、肉体的に辛いと感じてしまうことがあります。
勤務年数を重ねていくとモチベーションが上がりにくい
希望の部署へ異動できる制度があります。
仕事のやりがいとは別にして、お金のために働くと割り切れる人は問題ありません。
しかし、長く勤めている人はどうしても、やりがいを求めてしまいます。
例えば、国家を動かせるレベルの大規模プロジェクトに一員として携わったとしても、最後まで関与できないなら、モチベーションは上がりにくいです。
引用元:doda
デロイトトーマツコンサルティングは大企業であり、多くの企業と比較すると高い給与が支給されて満足できる人も多くいますが、人によっては年齢を重ねていくごとに仕事にやりがいを求め、モチベーションが上がらない一因となることもあるようです。
生活のために働くと割り切れば問題がないですが、そのプロジェクトでの貢献を意識してしまうことも多くあります。
自分の理想と現実を見極めて、働きやすい仕事なのかを考えてみるのも一案ですよ。
デロイトトーマツコンサルティングの魅力
デロイトトーマツコンサルティングの魅力には、以下の3つがあります。
- 周囲に意欲的な社員が多く刺激を得られる
- どのプロジェクトでも中期的に活躍できる環境がある
- ワークライフバランスがとりやすい
それぞれ詳しく解説します。
周囲に意欲的な社員が多く刺激を得られる
デロイトトーマツコンサルティングは、周囲に意欲的な社員が多く刺激を得られる環境です。
近年の仕事スタイルでは、個で頑張るスタンスを取っている会社も多いですが、 デロイトトーマツコンサルティングは個人での実力を高めていき、周囲の人の影響も受けられます。
同僚からの学びとモチベーションの維持によって、これまで感じた経験がなかったような成長を実感することもできますよ。
仕事に意欲的に向き合っていきたい人は、良い影響を受けられる企業ですね。
どのプロジェクトでも中期的に活躍できる環境がある
デロイトトーマツコンサルティングはどのプロジェクトでも中期的に活躍できるので、進んでいく方向を問わず前向きに仕事ができます。
多くの企業では、携わる分野ごとで力の入れ具合が異なっているケースが多く、配属先によっては、仕事にやりがいを見出すことができないケースが多いです。
しかし、 デロイトは総合系コンサルティングファームとして高いプレゼンスを発揮しており、どの分野に配属になった場合でも、納得できる仕事が用意されていますよ。
ワークライフバランスがとりやすい
デロイトトーマツコンサルティングは激務といった印象を受けるコンサル業界ですが、比較的ワークライフバランスが取れる環境で、若手社員をできる限り早く退社させるよう徹底しています。
理由は、男性ではなく女性の社員も割合として多いため、上記のような対策をとり、働きやすい職場へと改善を進めているからです。
また、時短勤務の社員も一定数いて、ライフステージに最低な働き方が浸透しています。
もちろん、所属するユニットごとで大きく異なりますが、仕事と生活のバランスをとれるような工夫を続けていますよ。
デロイトトーマツコンサルティングが向いている人の特徴
デロイトトーマツコンサルティングが向いている人には、以下の特徴があります。
- 厳しい環境の中で徹底的に仕事の技能を高めたい
- 世界を股にかけて活躍したい
- 長期的な目線でコツコツと努力できる
それぞれ詳しく解説します。
厳しい環境の中で徹底的に仕事の技能を高めたい
デロイトトーマツコンサルティングは、厳しい環境の中で徹底的に仕事の技能を高めたい人に最適な仕事です。
一人前で仕事ができるようになるまで、しっかりと車内で面倒を見ていく風潮があります。
上記の背景もあるため、採用面接の際でも「一人前のコンサルタントとしてやっていけるかどうか」が採用する際の大きな視点となっています。
具体的に携わる仕事内容としても、戦略立案から実行支援までのプロジェクトが多いです。
今後、業界で仕事を続けていくために、厳しい環境の中で有能なコンサルタントとして成長できますよ。
世界を股にかけて活躍したい
デロイトトーマツコンサルティングは海外業務もあり、世界を股にかけて活躍できる仕事です。
海外にアメリカ・アトランタ事務所をはじめとした拠点があり、仕事の実力や努力次第に応じて海外赴任も実現できるからです。
具体的に海外転勤を実現する方法は、「TOEICをはじめ語学スキルを高めること」、「日本国内で海外業務に関する経験を積むこと」を実行していきます。
後者の実務経験に関しては、 海外業務に携わりたい旨を上司や先輩に伝えておき、グローバル展開しているクライアントを担当します。
国内に在住している海外業務に関わることで、経験を積み、最終的には海外業務も可能ですよ。
長期的な目線でコツコツと努力できる
デロイトトーマツコンサルティングは、長期的な目線でコツコツと努力できる人は成長できる仕事です。
理由は、OJTの研修期間での先輩社員から仕事を覚えていき、上位の役職に昇進していくことで、自主的に動ける人材へ成長を遂げることが必要だからです。
個人的に学べる視点を持てる人は、長期的な目線でコツコツと努力を積み上げていくことができます。
自分自身を常に鼓舞し、長い目線で成長し続ける意欲がある人は、充実した気持ちで仕事に取り組めます。
デロイトトーマツコンサルティングへの転職を成功するコツ
デロイトトーマツコンサルティングへ転職を成功させるコツは、以下の通りです。
- 自分自身のキャリアの中から強みを見つける
- 転職エージェントを活用する
- 面接対策を徹底しておく
それぞれ詳しく解説します。
自分自身のキャリアの中から強みを見つける
自分自身のキャリアの中から強みを見つけましょう。
コンサル業界の採用面接は「自分がコンサルタントを目指した理由や背景と、入社後はどういった価値を発揮できるのか」を論理的に説明することが求められるからです。
例えば、事業会社における経営企画や事業企画などの経験が活用できますね。
上記のような自身のアピールポイントは、日頃から考えていないとなかなか思いつきませんよね。
これまで経験した仕事の中で、コンサルティング業の仕事で活かせるスキルがないか、一度振り返ってみましょう。
転職エージェントを活用する
転職エージェントを活用すると、転職活動を有利に進めていくことができます。
なぜなら、デロイトトーマツコンサルティングに関する求人は、転職エージェントに掲載されていることが多いからです。
他には、転職エージェントから応募することで、面接トレーニングやデロイトトーマツコンサルティングの内部事情まで知ることができます。
理由は、担当するエージェントが企業と連絡を取り合っていることから、一般的に知ることができない情報を把握しているからです。
また、面接で聞かれそうと想定される質問についても答えてくれるケースも多くあります。
転職エージェントを積極的に活用することが、デロイトトーマツコンサルティングへ転職するための近道です。
面接対策を徹底しておく
転職エージェントを活用しつつ、面接対策を徹底しましょう。担当者のエージェントから最近の質問内容についてしっかりと教えてもらい、最低でも2~3回は模擬面接を実施しましょう。
具体的には、担当者のエージェントに面接トレーニングを申し出ると模擬面接を行ってもらうことが可能です。
また、ケース対策おける面接練習ばかりやっていると、志望動機の準備がおろそかになりがちで、注意が必要です。
志望動機もエージェントの担当者に必ず確認してもらい、「なぜデロイトトーマツコンサルティングに就職したいのか」が伝わるような文章に仕上げましょう。
デロイトトーマツコンサルティング転職に有利な転職エージェント【3選】
デロイトトーマツコンサルティングへの転職に有利な転職エージェントは、以下の3つです。
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
それぞれ詳しく解説します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは大手の転職エージェントで、求人数が公開されているので約20万件以上と豊富なのが魅力です。
また、実際に利用者の口コミは、「圧倒的に求人数が多くて使いやすい」といった声が多く挙がっています。
できる限り多くの求人から選べることは、デロイトトーマツコンサルティングを含めた幅広い求職活動が可能です。
そして、リクルートエージェントの担当者は親切な対応に加え、細かな書類の添削なども引き受けてもらえます。
デロイトトーマツコンサルティングの転職を目標としている人は、自分を生かした就職活動ができますよ。
doda
dodaは、上記のリクルートエージェントに次ぐ第2位の求人を掲載している転職エージェントです。
また、求人検索は営業や企画管理といった大まかなジャンルだけではなく、営業法人営業や人材コーディネーター、企画管理はマーケティングや商品企画というように、職種ごとに細かな分類がされています。
デロイトトーマツコンサルティングを視野に入れた上で、快適な転職活動を展開できますよ。
パソナキャリア
出典:パソナキャリア
パソナキャリアは取引実績企業が28,000社以上となっており、豊富な人脈を活かした就職活用ができる転職エージェントです。
また、オリコン顧客満足度調査による転職エージェント 第1位にも選出されています。
パソナキャリアは担当エージェントが気持ちやキャリアイメージなどを汲んだ上での手厚いサポートが評判で、デロイトトーマツコンサルティングをはじめとした、理想の転職活動が実現できますよ。
デロイトトーマツコンサルティングに関するよくある質問
デロイトトーマツコンサルティングに関するよくある質問を紹介していきます。
気になる項目を見つけたら読み進めて、疑問点を解消しましょう。
デロイトトーマツコンサルティングの悪評は本当?
デロイトトーマツコンサルティングの悪評の中でも、人を育てていく文化が根付いていないと言った評判が多いです。
大企業のコンサルティング会社なため、少々強引な人材育成の方法を取り入れている姿勢が、そのような評価を受ける場合があるようです。
仕事自体はやりがいがある反面厳しさを伴う部分もあり、入社後にすぐ退社してしまうケースも多いことから、上記のような評判が上がっていると考えられます。
もちろん、高度なスキルや成長できる環境に喜びを感じ、やりがいを見出せたことで生き生きと働いている社員の方もいるので、本人の心がけ次第といったところも多いでしょう。
デロイトトーマツコンサルティングは激務って本当?
デロイトトーマツコンサルティングは高い給料が支払われる仕事なので、仕事が激務といった口コミは多くあがっています。
実際に抱えているクライアントの案件によっては、残業の日々になるケースもあるようです。
デロイトトーマツコンサルティングは負荷がかかる面はありますが、その分やりがいを感じる仕事と言えるでしょう。
デロイトトーマツコンサルティングの社風は?
デロイトトーマツコンサルティングの社風は、厳しい中でも人を育て上げるものといった印象を受けます。
外資系企業の多くは「Up or Out」という昇進を目指すか退社してリタイヤするのかと言った厳しい局面をイメージしますが、厳しさの中にも1年前のコンサルティングとして育て上げる風潮があるようです。
また、今後は世界を股にかけて活躍する機会が増えてくる業界なので、そういった今後の事も含めた社員教育を行っていることも考えられます。
将来的にも必要とされる人材になるために、長期的な視点で教えていく会社です。
まとめ
今回は、現職の方の口コミ情報をもとにしたデロイトトーマツコンサルティングの年収、実際の口コミ、仕事内容、具体的な転職方法について解説しました。
デロイトトーマツコンサルティングは大手のコンサルティング会社であり、高倍率で採用を決めるのは難しいイメージが強いかもしれません。
しかし、転職時のコツや転職エージェントを活用すると、自分の強みを活かした転職活動を進めていくことができます。
本記事で取り上げたポイントを参考にして、デロイトトーマツコンサルティングの転職を実現していきましょう。
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