こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職支援を27年続けているキープレイヤーズの高野です。
「手取り28万円って、額面だといくら?」「求人票の月給35万円は、手取りにするとどれくらい?」「手取り28万円で二人暮らしはできる?」——20代後半から30代の方とのキャリア相談で、よく出てくる金額です。手取り28万円は、一人暮らしならゆとりがあり、家族を持つと急に足りなく感じ始める、ちょうど境目の水準です。
先に答えを出します。手取り28万円の額面月収は約35.5万円、年収にすると賞与なしで約426万円です(2026年分の税制・40歳未満・独身・東京都・協会けんぽでの概算)。賞与が年2か月あれば年収は約497万円、4か月なら約568万円になります。
年収426万円は、国税庁の最新データで見ると給与所得者全体のほぼ真ん中(中央値の推計約420万円とほぼ同じ)。男性では平均より下、女性では上位3割に入る水準です。
この記事では、①手取り28万円の額面・年収と天引きの内訳、②全体・男女・年代で見た位置、③一人暮らし・二人暮らし・子育て世帯の生活レベル、④家賃・貯金・住宅ローン・ふるさと納税の目安、⑤収入を上げる方法と6ステップ、⑥失敗パターン、⑦年代別アドバイス、⑧FAQ——を整理します。手取りと年収の全体像は年収・手取りガイドにまとめています。
結論:手取り28万円は「平均的な暮らしができる、真ん中の水準」
| 論点 | 2026年のリアル |
|---|---|
| 額面月収 | 約35.5万円(手取り率 約79%) |
| 年収 | 賞与なしで約426万円、賞与2か月で約497万円、4か月で約568万円 |
| 天引き | 月約7.5万円。うち社会保険料が約5.3万円で最大の負担 |
| 全体での位置 | 年収426万円を超える人は約49%。ほぼ真ん中 |
| 男女で見ると | 男性では下位4割弱、女性では上位3割 |
| 家賃の目安 | 一人暮らしで7万〜8.5万円(手取りの3割以内) |
| 貯金 | 一人暮らしで月5万〜7万円が現実的なライン |
面談で私がお伝えしているのは、手取り28万円は「生活の不安は小さいが、ここで伸びが止まる人も多い」金額だということです。20代後半でここに届いている方は順調です。一方で30代後半で手取り28万円の方は、同年代の男性平均(年収597.7万円)よりかなり下にいるので、次の一手を考える価値があります。
手取り28万円の額面・年収はいくら?【2026年最新の内訳】
額面月収は約35.5万円
| 項目 | 月額 | 計算のしくみ |
|---|---|---|
| 額面月収 | 355,000円 | — |
| 厚生年金保険料 | ▲32,940円 | 標準報酬月額36万円×9.15%(労使折半) |
| 健康保険料+子ども・子育て支援金 | ▲18,144円 | 36万円×(4.925%+0.115%)(東京都・協会けんぽ、2026年4月分〜) |
| 雇用保険料 | ▲1,775円 | 賃金×0.5%(2026年度の労働者負担) |
| 所得税(復興特別所得税込み) | ▲約5,500円 | 年末調整後の年額 約6.6万円を月割り |
| 住民税 | ▲約16,100円 | 前年の所得で決まる。年額 約19.3万円 |
| 手取り | 約280,500円 | 手取り率 約79% |
※40歳未満・独身・扶養なし・東京都・協会けんぽ(令和8年度料率)・賞与なしで試算した概算。健康保険組合や自治体、通勤手当などの有無によって月数千円変わります。
天引きの合計は月約7.5万円で、その約7割が社会保険料です。2026年分は所得税の基礎控除が104万円に引き上げられたため、年収426万円の所得税は年6.6万円ほど。2025年分と比べて年約8千円軽くなっています。一方、住民税の基礎控除は43万円のままなので、住民税は所得税のおよそ3倍かかっています。
求人票で「月給35万円」とあれば手取りは27.6万円前後、「月給36万円」なら28.5万円前後が目安です。逆に「額面28万円」の場合の手取りは約22.4万円で、手取り28万円とは年収で100万円近い差があります。混同しないよう注意してください。
条件別の手取り早見表(額面35.5万円の場合)
| 条件 | 月の手取り |
|---|---|
| 40歳未満・独身 | 約28.1万円 |
| 40歳以上(介護保険料あり)・独身 | 約27.8万円 |
| 配偶者控除あり(配偶者の年収が扶養内) | 約28.5万円 |
| 配偶者控除+16歳以上の子ども1人 | 約29.0万円 |
| 入社1年目(前年の所得がなく住民税ゼロ) | 約29.7万円 |
40歳になると介護保険料が加わり、同じ額面でも手取りは月3千円ほど減ります。配偶者や子どもを扶養に入れると税金が軽くなり、手取りは増えます。転職でオファー額を比べるときは、こうした条件をそろえた上で比べてください。
賞与があると年収は497万〜568万円
| 賞与 | 年収(額面) | 手取り年収 |
|---|---|---|
| なし | 約426万円 | 約337万円 |
| 年2か月(夏冬1か月ずつ) | 約497万円 | 約390万円 |
| 年4か月(夏冬2か月ずつ) | 約568万円 | 約442万円 |
毎月の手取りが同じ28万円でも、賞与の有無で年収は140万円以上変わります。転職のときに「月給は上がったのに年収は下がった」というのは、賞与の扱いを見落としたときに起きる典型的な失敗です。賞与の仕組みは転職とボーナス(賞与)完全ガイドで解説しています。
手取り25万・30万・35万円との比較
| 手取り月収 | 額面月収の目安 | 年収(賞与なし) |
|---|---|---|
| 手取り22万円 | 約27.5万円 | 約330万円 |
| 手取り25万円 | 約32万円 | 約380万円 |
| 手取り28万円 | 約35.5万円 | 約426万円 |
| 手取り30万円 | 約38万円 | 約456万円 |
| 手取り35万円 | 約45万円 | 約540万円 |
手取りを3万円増やすには、額面で約3.5万円、年収で約40万円の上積みが必要です。それぞれの水準の詳しい内訳は手取り25万円の額面・年収、手取り30万円の額面・年収、手取り35万円の額面・年収の記事をご覧ください。
手取り28万円は多い?少ない?【国税庁の最新データ】
給与所得者全体では「ほぼ真ん中」
国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円・女性342万円)。年収426万円は平均より約60万円低いものの、平均は高年収の人に引っ張られるため、実感に近いのは中央値です。キープレイヤーズの推計では中央値は約420万円で、年収426万円はほぼ同じ位置にあります(詳しくは年収の中央値はいくら?)。
| 区分 | 年収400万円超の割合 | 年収426万円超の割合(推計) | 年収500万円超の割合 |
|---|---|---|---|
| 全体 | 53.0% | 約49% | 37.7% |
| 男性 | 68.5% | 約64% | 52.0% |
| 女性 | 32.6% | 約29% | 18.9% |
出典:国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」第3表をもとに作成。426万円超は、400万円超500万円以下の階級内に人数が均等に分布していると仮定した推計。
男性で見ると、年収426万円より上の人が約64%いるので下から4割弱の位置。女性で見ると上位約29%で、平均(342万円)を80万円以上上回る水準です。同じ手取り28万円でも、受け止め方は男女でかなり変わります。
年代別の平均と比べると
| 年代 | 平均給与(全体) | 男性 | 年収426万円との差 |
|---|---|---|---|
| 25〜29歳 | 425.0万円 | 459.6万円 | ほぼ同じ |
| 30〜34歳 | 461.9万円 | — | 約36万円下 |
| 35〜39歳 | 502.7万円 | 597.7万円 | 約77万円下 |
出典:国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」第10表。
手取り28万円(賞与なし)は、20代後半の平均とほぼ同じです。賞与が年2か月以上ある方なら、30代前半の平均も超えています。逆に、30代後半で賞与なしの手取り28万円だと、同年代の平均より約80万円低いことになります。
手取り28万円の生活レベル【世帯別シミュレーション】
一人暮らし:ゆとりがあり、貯金もしっかりできる
| 費目 | 月額の目安 |
|---|---|
| 家賃 | 80,000円 |
| 食費 | 45,000円 |
| 水道光熱費 | 12,000円 |
| 通信費 | 8,000円 |
| 日用品 | 8,000円 |
| 交際費・趣味 | 30,000円 |
| 被服・美容 | 12,000円 |
| 保険・医療 | 7,000円 |
| その他(交通・サブスク等) | 15,000円 |
| 支出合計 | 217,000円 |
| 貯金・投資に回せる額 | 約63,000円 |
一人暮らしなら、都内でも家賃8万円前後の1Kや1LDKに住みつつ、月6万円前後を貯金や投資に回せます。年間で70万円以上。手取り28万円の一人暮らしは「貯金ができるかどうか」より「何のために貯めるか」を考える段階です。
二人暮らし(片働き):家計は「ほぼトントン」
| 費目 | 月額の目安 |
|---|---|
| 家賃 | 100,000円 |
| 食費 | 65,000円 |
| 水道光熱費 | 18,000円 |
| 通信費 | 12,000円 |
| 日用品 | 12,000円 |
| 交際費・趣味 | 25,000円 |
| 保険・医療 | 15,000円 |
| その他 | 20,000円 |
| 支出合計 | 267,000円 |
| 残り | 約1.5万〜2万円(配偶者控除を使えば手取り約28.5万円) |
片働きで二人暮らしをすると、毎月の貯金は1万〜2万円程度に落ちます。家賃を8万円台に抑えるか、パートナーが月5万〜8万円でも働けば、一気に余裕が出ます。共働きなら世帯の手取りは40万〜50万円台になり、かなりゆとりのある暮らしができます。
子育て世帯(片働き・子ども1人):工夫が必要
子ども1人の片働き世帯では、児童手当(3歳未満は月1.5万円、3歳以上高校生年代までは月1万円)を加えても、教育費の積み立てまで含めると家計はかなり厳しくなります。家賃は8万円台まで、通信費・保険の見直し、自治体の子育て支援の活用が必須です。私の相談者でも、子どもが生まれたタイミングで「手取りをあと5万円上げたい」と転職を考え始める方はとても多いです。
家賃・貯金・住宅ローン・ふるさと納税の目安
| 項目 | 目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 家賃 | 7万〜8.5万円 | 手取りの25〜30%。貯金を優先するなら7万円台に |
| 貯金(一人暮らし) | 月5万〜7万円 | まずは生活費6か月分(約130万円)の生活防衛資金を |
| 住宅ローン借入額 | 約2,500万〜2,900万円 | 返済負担率20〜25%(月7.1万〜8.9万円)、35年・金利1.5%・元利均等の場合 |
| ふるさと納税の上限 | 約4.6万円 | 独身・扶養なしの場合の概算。実質2,000円の負担で返礼品を受け取れる |
| NISA・iDeCo | 月1万〜3万円から | iDeCoは掛金が全額所得控除。会社員は現行で月2.3万円(企業年金なしの場合)まで |
住宅ローンは「借りられる額」と「無理なく返せる額」が違います。金融機関によっては年収426万円で3,000万円以上借りられることもありますが、金利上昇や収入の変化に備えて、返済負担率は25%以内に抑えるのが安全です。転職を考えている方は、住宅ローンの審査は転職前に通す方が有利なケースが多いので、順番に注意してください。詳しくは転職と住宅ローン完全ガイドをご覧ください。
手取り28万円のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 一人暮らしなら家賃8万円でも月6万円前後を貯金できる | 片働きの二人暮らしや子育て世帯では貯金がほとんどできない |
| 給与所得者全体のほぼ真ん中で、「平均的な暮らし」ができる | 30代後半以降は同年代の平均を下回る |
| ふるさと納税・NISA・iDeCoを無理なく活用できる | 住宅ローンの借入額は3,000万円弱が安全圏で、都心の新築は難しい |
| 20代後半なら平均並み。ここから伸ばしやすい位置 | 今の会社の昇給ペースが遅いと、ここで頭打ちになりやすい |
手取り28万円から収入を上げる方法の比較
| 方法 | 上がる幅の目安 | かかる時間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 今の会社で昇給・昇格 | 年+5万〜30万円 | 1〜3年 | 評価制度が明確で、上のポストが空いている人 |
| 同じ職種で、年収水準の高い業界へ転職 | 年+50万〜100万円 | 3〜6か月 | 職種の専門性はあるが、業界の給与水準が低い人 |
| リーダー・マネージャー職へ転職 | 年+80万〜150万円 | 3〜6か月 | 3名以上のチームをまとめた経験がある人 |
| 成長中のベンチャーへ転職 | 年±0〜+100万円+ストックオプション | 3〜6か月 | 役割を大きくして、数年後に年収を跳ね上げたい人 |
| 副業 | 月+1万〜5万円 | すぐ〜半年 | 本業で身につけたスキルを外でも試したい人 |
| 資格取得 | 資格手当 月+5千〜3万円 | 半年〜2年 | 資格が業務・手当に直結する職種の人 |
一番効果が大きいのは、「同じ職種のまま、年収水準の高い業界や会社に移る」ことです。同じ営業職でも、業界によって平均年収は100万円以上違います。どの職種・業界が上がりやすいかは年収アップしやすい職種完全ガイド、転職で年収を上げる方法は転職で年収アップする方法完全ガイドにまとめています。副業から始めたい方はおすすめの副業も参考にしてください。
手取り28万円から手取り30万円・35万円を目指す6ステップ
- 自分の市場価値を知る:スカウトサービスに登録し、どんな年収帯で声がかかるかを見る。
- 年収の「天井」を確認する:今の会社で5年後・10年後の先輩がいくらもらっているかを調べる。
- 職種×業界の組み合わせを検討する:今の職種のまま、年収水準の高い業界はどこかを洗い出す。
- 実績を数字で整理する:売上・コスト削減・件数・チーム人数など、職務経歴書に書ける数字を集める。
- エージェント2〜3社に相談する:年収交渉は個人でやるより、エージェント経由の方が通りやすい。選び方は転職エージェント選び方ガイドへ。
- オファーは「手取り」と「年収総額」の両方で比べる:賞与・残業代・手当・ストックオプションまで含めて比較する。交渉のコツは年収交渉の方法と注意点をご覧ください。
手取り30万円(年収約456万円)なら、多くの方が1回の転職で届く距離にあります。手取り35万円(年収約540万円)は、業界を変えるか、リーダー職に上がるかのどちらかが必要になることが多いです。
手取り28万円の人が陥りやすい失敗パターン
| 失敗パターン | 何が起きるか | 避けるには |
|---|---|---|
| ①月給だけで転職先を選ぶ | 月給は上がったが賞与がなく、年収は下がった | 年収総額と賞与の支給実績を必ず確認する |
| ②固定残業代を見落とす | 月給の中に45時間分の残業代が含まれていた | 求人票の「固定残業代」の時間数と金額を確認する |
| ③生活水準を先に上げる | 家賃や車にお金を使い、貯金が増えない | 収入が上がっても、半年は生活水準を据え置く |
| ④「平均だから」と現状維持 | 30代後半になって同年代との差に気づく | 年に1回は市場価値を確認する |
| ⑤年収だけでベンチャーを避ける | 成長企業での役割拡大のチャンスを逃す | 3年後の役割と年収の見込みで比べる |
⑤について少し補足します。ベンチャーへの転職では、最初の年収が横ばいでも、役割が一気に広がって2〜3年で年収が大きく上がるケースがよくあります。ただし、会社選びを誤ると後悔につながるので、ベンチャー転職 失敗・後悔ガイドで典型的な失敗も押さえておいてください。ベンチャー転職の全体像はベンチャー転職 完全ガイドにまとめています。
今すぐ動くべき人・まだ動かなくていい人
| 今すぐ動くべき人 | まだ動かなくていい人 |
|---|---|
| 30代で、5年以上手取りがほとんど変わっていない | 20代で、毎年しっかり昇給している |
| 会社の業績が悪く、賞与が減っている | 1〜2年以内に昇格の見込みがはっきりある |
| 同じ職種の求人を見ると、年収レンジが明らかに高い | 今の会社でしか得られない経験を積んでいる途中 |
| 結婚・出産などで、数年以内に支出が増える | 入社して1年未満 |
年代別:手取り28万円の意味とやるべきこと
20代:順調。「どこで伸ばすか」を考える
20代後半で手取り28万円なら、同年代の平均とほぼ同じか、少し上です。この時期に大事なのは、30代で年収が伸びる環境に身を置くこと。成長している業界や、若手に大きな役割を任せる会社に移ると、30代前半で手取り35万円以上も十分狙えます。20代の転職の考え方は20代の転職で成功する人の特徴をご覧ください。
30代前半:平均よりやや下。業界を見直すタイミング
30〜34歳の平均給与は461.9万円。賞与なしの手取り28万円だと、平均より約36万円低い計算です。専門性はあるのに年収が伸びない方は、業界の給与水準が原因であることが多いです。同じ職種で年収水準の高い業界に移るだけで、手取りが3万〜5万円上がるケースをよく見ます。30代のキャリアの考え方は30代からのベンチャー転職ガイドでも解説しています。
30代後半〜40代:役割を上げる転職を
35〜39歳男性の平均給与は597.7万円。手取り28万円(年収426万円)とは170万円以上の差があります。この年代では、リーダー・マネージャーなど役割を一段上げる転職が年収アップの近道です。年代ごとの戦略は年齢別転職ガイドにまとめています。将来的に経営幹部を目指す方はCXO転職ガイド、コンサル出身の方はコンサルからの転職ガイドもどうぞ。
相談事例
※個人が特定されないよう、複数の相談事例をもとに再構成しています。
事例1:28歳・中小メーカーの法人営業(手取り27万円)→ SaaS企業のインサイドセールス(手取り31万円)
「営業成績は上位なのに、年収は400万円台前半で止まっている」と相談に来られました。業界の給与水準が原因と判断し、同じ法人営業の経験を生かせるSaaS企業を中心に応募。年収は約70万円上がり、さらにインセンティブで上積みが狙える環境に移りました。
事例2:34歳・地方銀行の融資担当(手取り28万円)→ 成長中のベンチャーの財務担当(手取り29万円+ストックオプション)
年収の上がり幅は小さかったものの、上場準備中の会社で資金調達やIPO準備に関わるポジションに就きました。本人の狙いは「5年後にCFOを目指せる経験」。手取りだけでなく、次の役割につながる経験を取りに行った好例です。企業側がどんな人材を求めているかはスタートアップ採用ガイドでも解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 手取り28万円の額面はいくらですか?
40歳未満・独身・東京都・協会けんぽの場合、額面月収は約35.5万円です(2026年分の税制で試算)。天引きは月約7.5万円で、そのうち社会保険料が約5.3万円を占めます。
Q2. 手取り28万円の年収はいくらですか?
賞与なしで約426万円です。賞与が年2か月なら約497万円、年4か月なら約568万円になります。
Q3. 手取り28万円は「勝ち組」ですか?
給与所得者全体ではほぼ真ん中です。女性では上位約29%に入るので平均より上、男性では下から4割弱の位置です。年代で見ると20代後半の平均とほぼ同じで、30代後半以降は平均を下回ります。
Q4. 手取り28万円で一人暮らしの家賃はいくらまで?
手取りの25〜30%にあたる7万〜8.5万円が目安です。この範囲なら、月5万〜7万円の貯金も十分可能です。
Q5. 手取り28万円で結婚・子育てはできますか?
共働きなら十分可能です。片働きの場合、二人暮らしでは貯金が月1万〜2万円程度になり、子育て世帯では家計の工夫が必要になります。家賃を抑え、児童手当や自治体の支援を活用することが前提です。
Q6. 手取り28万円で住宅ローンはいくら借りられますか?
無理なく返せる目安は約2,500万〜2,900万円です(返済負担率20〜25%、35年・金利1.5%)。金融機関によってはそれ以上借りられますが、金利上昇のリスクを考えて慎重に判断してください。
Q7. 手取り28万円から手取り30万円にするには、年収をいくら上げればいいですか?
年収で約30万円(額面月収で約2.5万円)の上積みが目安です。手取り30万円の年収は約456万円で、1回の転職で十分届く距離にあります。
まとめ:手取り28万円は「ここから伸ばせるかどうか」の分かれ道
手取り28万円は、額面約35.5万円・年収約426万円(賞与なし)。給与所得者全体のほぼ真ん中で、一人暮らしなら貯金も十分できる水準です。一方で、30代後半以降は同年代の平均を下回り始め、家族が増えると余裕は一気になくなります。
私が多くの方の転職を見てきて感じるのは、手取り28万円の前後で「伸び続ける人」と「止まる人」がはっきり分かれるということです。差を生んでいるのは能力よりも、どの業界・どの会社・どの役割にいるか。今の環境で5年後の自分の手取りが想像できないなら、一度市場で自分の価値を確かめてみてください。
キープレイヤーズでは、20代・30代の方のベンチャー・スタートアップへの転職や、年収アップを目指すキャリアのご相談をお受けしています。「今すぐ転職するかは決めていない」という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。



