転職エージェントおすすめ14社【2026年最新版】目的・年代別の選び方と「無料の裏事情」、正しい使い方を転職のプロ高野秀敏が解説

執筆者:高野秀敏
株式会社キープレイヤーズ/代表取締役
東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。東北大学特任教授(客員)、12,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。80社以上の投資、9社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。178社上場支援実績あり。顧問、アドバイザー、社外役員30社以上、キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。「ベンチャーの作法」ダイヤモンド社5万部を超えるベストセラー

こんにちは、転職支援を27年続けているキープレイヤーズの高野です。

「転職エージェントってどこを利用したらいいの?」「無料って本当に大丈夫?裏事情があるんじゃない?」——転職を考え始めた方から、いまも毎週のように聞かれる質問です。

先に結論をお伝えします。転職エージェントは「1社の正解」を探すものではなく、自分の目的に合わせて2〜4社を組み合わせて使うものです。まず大手総合型を1〜2社、そこに年代・年収・職種に合った特化型を1〜2社足す。これが、私が見てきた中でいちばん失敗が少ない使い方です。

実際、エージェントを使う人は年々増えています。厚生労働省「令和7年 転職者実態調査」(2026年9月公表)では、転職活動で民間の職業紹介機関(転職エージェント)を使った人は20.9%と、2020年調査の14.8%から6ポイント以上伸びました。大卒者に限れば32.7%、35〜39歳では32.2%と、およそ3人に1人です。

この記事では、①転職エージェントの基本と種類、②目的別おすすめ14社の比較表、③タイプ別の詳しい紹介、④メリット・デメリット、⑤向いている人・向いていない人、⑥「無料」の裏事情、⑦正しい使い方と失敗パターン、⑧利用の流れ、⑨年代別のアドバイス、⑩よくある質問——を、エージェント側の人間として本音で整理します。

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目次

【比較表】目的別・転職エージェントおすすめ14社【2026年最新版】

2026年10月時点で稼働とサービス名を確認した14社を、目的別に並べました。まず「総合型」から1〜2社、次に自分に当てはまる行から1〜2社を選んでください。

目的 サービス名 運営 主な対象 特徴
まず登録(総合型) リクルートエージェント リクルート 全年代・全職種 国内最大級の求人数。迷ったらまずここ
doda パーソルキャリア 20〜40代 求人サイトとエージェントを1つのIDで使える
マイナビ転職AGENT マイナビ 20〜30代 2025年12月に「マイナビAGENT」から名称変更。中小〜大手の幅が広い
パソナキャリア パソナ 30〜40代 丁寧なサポートに定評。女性の転職支援にも強い
年収アップ・ハイクラス JACリクルートメント ジェイ エイ シー リクルートメント 年収600万円〜・管理職 両面型で企業の内情に詳しい。外資にも強い
LHH転職エージェント アデコ 年収600万円〜 2023年に「Spring転職エージェント」から名称変更。両面型
エンワールド・ジャパン エンワールド・ジャパン 外資・グローバル企業 外資系のミドル〜シニア層に強い
ランスタッド ランスタッド 外資・ハイクラス 世界最大級の人材会社。専門職・管理職
20代・第二新卒・既卒 ハタラクティブ レバレジーズ 20代・既卒・フリーター 未経験OKの求人と手厚い面接対策
マイナビジョブ20's マイナビワークス 20代 適性診断つき。第二新卒に強い
UZUZ UZUZ 20代・第二新卒・既卒 1人あたりのサポート時間が長い
IT・Webエンジニア レバテックキャリア レバテック ITエンジニア経験者 技術がわかるアドバイザー。年収交渉に強い
ワークポート ワークポート IT・Web職種全般 IT未経験〜経験者まで幅広い
Findy ファインディ Webエンジニア GitHub連携のスキル評価とスカウト。モダンな開発企業が中心

年収の高い層やCxO・幹部ポジションを狙う方はハイクラス転職エージェントおすすめ比較、ベンチャー・スタートアップを狙う方はベンチャー・スタートアップ転職エージェントおすすめ比較もあわせてご覧ください。

転職エージェントの基本情報

転職エージェントのサービス内容

転職エージェントとは、転職したい求職者と中途採用したい企業を仲介し、求人紹介や選考の調整を行うサービスです。厚生労働大臣の許可を受けた「有料職業紹介事業者」で、費用は採用が決まったときに企業側が支払います。そのため、求職者は無料で使えます。

求職者が受けられるサービス 企業側のメリット
  • キャリア相談・市場価値の診断
  • 非公開求人を含む求人紹介
  • 職務経歴書の添削・面接対策
  • 面接日程の調整
  • 年収・入社日などの条件交渉
  • 退職・入社までのフォロー
  • 求める人材だけを紹介してもらえる
  • 母集団形成や日程調整など人事の負担が減る
  • 採用が決まるまで費用が発生しない(成功報酬)
  • 競合に知られずに採用できる(非公開求人)

仕組みや「なぜ無料なのか」をもう少し詳しく知りたい方は転職エージェントとは?仕組み・無料の理由を、エージェント選びの全体像は転職エージェントの選び方 完全ガイドをご覧ください。

転職エージェントの種類

転職エージェントは大きく「総合型」「特化型」、そして最近は「スカウト型」の3つに分けられます。

種類 特徴 強み 弱み 例
総合型 幅広い業界・職種・年代の求人を扱う 求人数が多く、選択肢を広げられる。転職ノウハウが豊富 担当者の専門性にはばらつきがある リクルートエージェント、doda、マイナビ転職AGENT
特化型 業界・職種・年代・年収帯を絞って支援 業界の内情に詳しく、独自の求人やパイプがある 求人数は少なめ。対象外だと紹介がない レバテックキャリア(IT)、ハタラクティブ(20代)、JAC(ハイクラス)
スカウト型 経歴を登録すると企業・ヘッドハンターから声がかかる 待っているだけで市場価値がわかる テンプレートの一斉送信も多い ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト、doda X

転職を成功させるには、総合型で選択肢を広げ、特化型で深く動き、スカウト型で市場価値を測るという組み合わせが基本です。

【まずは登録】全世代におすすめの総合型転職エージェント

まずはここで紹介する総合型を1〜2社登録してから、自分に合う特化型を探すのがおすすめです。

リクルートエージェント

人材業界最大手のリクルートが運営する、国内最大級の転職エージェントです。公開求人・非公開求人とも圧倒的な数を持ち、業界・職種・地域を問わず使えます。「どんな求人があるのか全体像を知りたい」段階の方は、まずここに登録しておけば間違いありません。

一方で、求人数が多い分、担当者1人あたりの求職者も多く、こちらから希望をはっきり伝えないと紹介が大量に届くだけになりがちです。「この条件の求人だけ送ってほしい」と最初に伝えるのがコツです。

doda

パーソルキャリアが運営し、求人サイトとエージェントサービスを1つのアカウントで使えるのが特徴です。自分で求人を探しながら、気になる求人だけエージェントに相談する、という使い方ができます。

なお、dodaでは2025年2月に、スカウトサービスのブロック設定の不備で一部会員の情報が企業から閲覧できる状態になっていたことが公表されています。現職に知られたくない方は、ブロック企業の設定が正しく反映されているかを登録後に必ず確認してください。これはdodaに限らず、スカウト機能のあるサービス全般に言えることです。

マイナビ転職AGENT

マイナビが運営する総合型エージェントで、2025年12月17日に「マイナビAGENT」から「マイナビ転職AGENT」に名称が変わりました。20〜30代の利用者が多く、大手だけでなく中小企業の求人も豊富です。オリコン顧客満足度調査でも上位の常連で、初めての転職の方に丁寧な印象です。20代向けの「マイナビジョブ20's」とは別サービスなので、混同しないようにしてください。

パソナキャリア

人材大手パソナグループの転職エージェントです。サポートの丁寧さに定評があり、書類添削や面接対策にしっかり時間をかけてくれます。女性の転職支援にも長く取り組んでいて、管理職を目指す女性や、育児と両立したい方からの評価が高いサービスです。

【年収アップ・ハイクラス】30代以上のキャリアアップ向け転職エージェント

JACリクルートメント

年収600万円以上の管理職・専門職・外資系に強いエージェントです。同じコンサルタントが企業と求職者の両方を担当する「両面型」なので、「この会社の社長が何を重視しているか」「なぜこのポジションが空いたのか」といった求人票に書けない情報を聞きやすいのが強みです。2025年12月期の売上は過去最高を更新しており、事業も好調です。

LHH転職エージェント(旧Spring転職エージェント)

世界最大級の人材サービス会社アデコが運営し、2023年4月に「Spring転職エージェント」から名称変更しました。JACと同じく両面型で、外資系・日系グローバル企業のミドル〜ハイクラス求人を扱います。総合型に比べると求人数は少ないので、総合型と併用するのが前提です。

エンワールド・ジャパン

外資系企業・日系グローバル企業のミドル〜シニア層に特化したエージェントです。英文レジュメの作成や英語面接の対策、外資特有の報酬体系(ベース給・ボーナス・株式報酬)の相談に強く、入社後のフォローまで丁寧だと評価されています。

ランスタッド

オランダに本社を置く世界最大級の人材サービス会社の日本法人です。外資系・日系大手の専門職・管理職の求人を扱い、ハイクラス向けのコンサルタントが職種別に担当します。

スカウト型転職サイトも併用しよう

年収アップを狙う30代以上の方は、エージェントと並行してビズリーチやリクルートダイレクトスカウト、doda Xといったスカウト型サービスにも登録しておくのがおすすめです。届くスカウトの業界・年収レンジを見ると、自分の市場価値が客観的にわかります。サービスごとの違いはハイクラス転職エージェント・スカウトの比較で詳しく解説しています。

【経歴に自信がない】20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント

ハタラクティブ

レバレジーズが運営する、20代・既卒・フリーターに特化したエージェントです。未経験から応募できる求人が中心で、面接対策も手厚いので「職歴に自信がない」という方でも動きやすいサービスです。

マイナビジョブ20's

マイナビグループの20代専門エージェントです。適性診断の結果をもとに、向いている仕事を一緒に考えてくれます。第二新卒の転職支援に慣れている担当者が多い印象です。

UZUZ

第二新卒・既卒・20代に特化したエージェントで、1人あたりのサポート時間が長いのが特徴です。入社後に早期離職しにくい企業を選んで紹介する方針を打ち出しており、「次は長く働ける会社に行きたい」という方に向いています。第二新卒向けのサービス比較は第二新卒におすすめの転職エージェント・転職サイト10選にまとめています。

【IT転職】Webエンジニア向け転職エージェント

レバテックキャリア

ITエンジニア・クリエイターに特化したエージェントです。アドバイザーが技術をよく理解しているので、「この言語の経験はどの会社で評価されるか」といった具体的な相談ができます。経験者の年収交渉に強いのも特徴です。

ワークポート

IT・Web業界に強い総合型寄りのエージェントで、未経験からIT業界を目指す方から経験者まで幅広く対応しています。紹介のスピードが速い反面、「連絡の頻度が多い」という声もあるので、連絡の手段や頻度は最初の面談で希望を伝えておくと快適に使えます。

Findy

GitHubなどのアウトプットからスキルを評価し、企業からスカウトが届くエンジニア向けサービスです。モダンな技術を使う自社開発企業やスタートアップの求人が多いのが特徴です。エンジニアの転職全般はWebエンジニア転職おすすめサイト・エージェント完全ガイドで詳しく比較しています。

転職エージェントを利用するメリット

キャリアや人柄から最適な求人を選んでくれる

自分では気づかなかった業界や職種を提案してもらえるのは、エージェントならではの価値です。企業の採用担当者と日々話しているので、「この経歴ならこの会社で評価される」という相場観を持っています。

給与・年収交渉も代行してくれる

年収や入社日の交渉は、自分では言いにくいものです。エージェントは企業の予算感を知っているので、無理のない範囲で条件を引き上げてくれます。交渉の基本は年収交渉の方法と注意点で解説しています。

業界や職種の情報を教えてくれる

職場の雰囲気、離職率、上司の人柄、前任者が辞めた理由など、求人票には書かれない情報を得られます。面接で何を見られるかも事前に教えてもらえます。

非公開求人を紹介してもらえる

新規事業や管理職、競合に知られたくないポジションは、エージェントにだけ依頼されることが多くあります。年収が上がるほど、この非公開求人の比率は高くなります。

転職エージェントを利用するデメリット

自分のペースで転職活動がしにくい

エージェントは選考を前に進めることで成果が出る仕事です。そのため、応募や面接の日程を急かされていると感じることもあります。「今は情報収集の段階です」と最初に伝えておきましょう。

質の悪いキャリアアドバイザーもいる

経験の浅い担当者や、希望を聞かずに求人を大量に送ってくる担当者もいます。担当者は変更してもらえるので、合わないと感じたら遠慮なく変えてもらいましょう。良い担当者・ダメな担当者の見分け方は転職エージェントの見極め方で詳しく書いています。

紹介される求人がエージェントの取引先に限られる

エージェントが紹介できるのは、そのエージェントと契約している企業の求人だけです。気になる企業があるなら、直接応募やリファラル(知人の紹介)も並行して検討しましょう。

転職エージェントが向いている人・向いていない人

向いている人 向いていない人
  • 在職中で、転職活動に使える時間が限られている
  • 自分の市場価値や、どんな求人があるかわからない
  • 年収・入社日などの交渉を任せたい
  • 書類選考や面接に自信がない
  • 管理職・専門職など非公開求人を狙いたい
  • 行きたい会社がすでに1社に決まっている(→直接応募)
  • 自分のペースで、じっくり情報収集だけしたい(→求人サイト・スカウト型)
  • 知人経由の話があり、リファラルで十分(→リファラル)
  • 起業や独立を考えている

使うべきかどうかの判断基準は転職エージェントを使うべき人・使わない方がいい人でも整理しています。

【気をつけたい】転職エージェントの裏事情

転職エージェントは企業から報酬を受け取っている

エージェントの収入源は、採用が決まったときに企業から受け取る紹介手数料です。相場は採用した人の理論年収の30〜35%程度。年収600万円の方なら、企業は約200万円を支払う計算です。

厚生労働省「令和6年度 職業紹介事業報告」によると、有料職業紹介による常用就職は約88.9万件、手数料収入は約9,835億円にのぼり、1件あたりの手数料は約103万円です。私もこの業界の人間なので率直に言いますが、エージェントには「決めたい」というインセンティブが働きます。これを知ったうえで使うことが大切です。

手数料の仕組みについては、転職エージェントの年収と紹介手数料の仕組みで詳しく解説しています。

キャリアアドバイザーは成果で評価されることが多い

多くのエージェントでは、担当者の評価が「何人を入社させたか」で決まります。そのため、内定が出やすい求人や、手数料の高い求人を優先して勧めてくる担当者がいるのも事実です。「なぜこの求人を私に勧めるのか」を聞いてみると、担当者の姿勢がよくわかります。

2025年から「手数料率の公開」が義務化された

2025年4月から、職業紹介事業者は手数料率の実績などを厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で公開することが義務づけられました。また2021年4月からは、求職者に「転職お祝い金」などを渡して勧誘することも原則禁止されています。気になるエージェントがあれば、人材サービス総合サイトで許可番号や実績を確認できるので、ぜひ使ってみてください。悪質なエージェントの特徴は悪質な転職エージェントの特徴7選にまとめています。

転職エージェントの正しい使い方

嫌な求人はきっぱりと断る

希望と違う求人を「せっかく紹介してくれたから」と受けてしまうと、担当者はあなたの希望を誤解したままになります。断るときは理由も一言添えると、次の紹介の精度が上がります。

先入観を持たずに求人を探してみる

一方で、知らない業界や会社だからといってすぐ断るのももったいない。自分では選ばない業界にこそ、経験が高く評価される求人が眠っていることがあります。

キャリアアップしたいときは非公開求人を狙う

年収アップや管理職を狙うなら、非公開求人を多く持つエージェントやヘッドハンターとの関係が鍵になります。面談で「非公開求人はどのくらいありますか」と率直に聞いてみましょう。

転職エージェントは複数利用する(目安は2〜4社)

1社だけだと、担当者の当たり外れや、取引先の偏りの影響をまともに受けます。逆に5社以上になると同じ求人への重複応募や連絡管理が大変になります。総合型1〜2社+特化型1〜2社の計2〜4社が目安です。複数社の使い分けは転職エージェント活用術完全ガイドで詳しく書いています。

経歴や希望は正直に伝える

短期離職や転職回数、年収の希望を隠しても、選考の途中でたいてい明らかになります。正直に伝えたほうが、担当者も戦略を立てやすくなります。

転職エージェントの利用の流れ【6ステップ】

  1. 転職エージェントに登録:公式サイトから経歴や希望条件を入力。5〜10分ほどで完了します。
  2. キャリアアドバイザーと面談:オンラインか対面で60分前後。これまでの経歴、転職理由、希望条件を話します。
  3. 求人紹介・応募:面談内容をもとに求人が紹介されます。気になる求人に応募を依頼します。
  4. 書類添削・面接対策:履歴書・職務経歴書の添削や、企業ごとの面接対策を受けます。
  5. 内定・条件交渉:内定が出たら、年収や入社日などの条件交渉をエージェントが代行します。
  6. 退職・入社後フォロー:退職交渉のアドバイスや、入社後の相談にも対応してくれます。

登録から内定までは、2〜3カ月が一般的です。在職中に進める方がほとんどなので、退職のタイミングは内定が出てから考えれば十分です。

年代別:転職エージェントの選び方

年代 おすすめの組み合わせ ポイント
20代前半・第二新卒 総合型1社+20代特化型1〜2社 ポテンシャル採用が中心。「なぜ辞めるか」より「次に何をしたいか」を語れるように
20代後半〜30代前半 総合型2社+職種特化型1社+スカウト型 最も求人が多い年代。専門性を軸に年収アップを狙える
30代後半〜40代 ハイクラス型1〜2社+スカウト型+総合型1社 マネジメント経験が問われる。非公開求人の比率が上がる
50代以上 ハイクラス型・ヘッドハンター+人脈 求人が限られる。顧問・役員など経営寄りのポジションも視野に

年代ごとのキャリア戦略は年齢別転職ガイドで、20代から50代まで詳しく解説しています。

転職エージェント利用でよくある失敗パターン

  • 1社だけに登録して、担当者の言うままに応募する:比較対象がないと、その担当者の判断が正しいかわかりません。
  • とりあえず10社に登録する:連絡の対応だけで疲れてしまい、肝心の企業研究ができなくなります。
  • 内定が出た勢いで、比較せずに承諾する:承諾の返事は1週間ほど待ってもらえるのが普通です。迷ったら内定辞退・内定承諾完全ガイドを参考に。
  • 年収だけで決める:裁量、成長環境、働き方、会社の将来性も合わせて判断しましょう。
  • 連絡を放置する:返信が遅いと「転職意欲が低い」と判断され、良い求人が回ってこなくなります。

転職そのものの失敗パターンはベンチャー転職 失敗・後悔ガイドでも詳しく書いています。

ベンチャー・スタートアップ転職を考えている方へ

大手総合型のエージェントは、どうしても大企業の求人が中心になります。ベンチャー・スタートアップに興味がある方は、経営者や投資家とつながっている特化型のエージェントを1社加えるのがおすすめです。ベンチャー転職の全体像はベンチャー転職 完全ガイド、CxO・幹部ポジションを狙う方はCXO転職ガイド、コンサル出身の方はコンサルからの転職ガイドも参考にしてください。転職による年収の変化は年収・手取りガイドで解説しています。

転職エージェントに関するよくある質問

転職エージェントに見捨てられることってある?

「見捨てられる」というより、紹介できる求人がないと連絡が減ることはあります。希望条件が市場と大きくずれている場合や、連絡を長く放置した場合に起こりがちです。条件の優先順位を見直すか、別のエージェントにも相談してみましょう。

転職エージェントはいらない・使うなという意見があるけど本当?

行きたい会社が決まっている方や、人脈で転職できる方には不要なこともあります。ただ、最新の調査では転職者の約5人に1人、大卒者では約3人に1人がエージェントを使っています。使うか使わないかではなく「どう使うか」が大切です。

転職エージェントが胡散臭い!どうしても使いたくないときは?

求人サイトで自分から応募する、スカウト型サービスで声がかかるのを待つ、知人の紹介(リファラル)を頼る、といった方法があります。エージェントの信頼性が気になる場合は、厚生労働省の人材サービス総合サイトで許可番号や手数料率を確認できます。

担当の転職エージェントがむかつく!どうすればいい?

担当者の変更はほとんどのエージェントで可能です。問い合わせ窓口やマイページから「担当者を変更したい」と伝えれば大丈夫です。理由を細かく説明する必要はありません。

転職エージェントの利用が断られることってあるの?

あります。紹介できる求人がない場合(年齢・経歴・地域・希望年収が対象外)に、サービスの提供を断られることがあります。その場合は、自分の属性に合った特化型やスカウト型を試してみてください。

何社くらい登録すればいいですか?

2〜4社が目安です。総合型を1〜2社、自分の年代・職種・年収帯に合う特化型を1〜2社組み合わせるのがおすすめです。

在職中でも利用できますか?現職にバレませんか?

利用者の多くは在職中です。エージェントには守秘義務があり、勝手に現職へ連絡することはありません。スカウト型サービスでは、現職や関連会社に経歴を表示しない「ブロック設定」を必ず確認しておきましょう。

まとめ

  • 転職エージェントは総合型1〜2社+特化型1〜2社の計2〜4社で使う
  • 迷ったらまずリクルートエージェントかdoda、20〜30代ならマイナビ転職AGENTも
  • 年収アップ・ハイクラスならJACリクルートメントやスカウト型を併用
  • エージェントは企業から年収の30〜35%程度の手数料を受け取る。「決めたい」インセンティブがあることを知って使う
  • 合わない担当者は変えてよい。希望や経歴は正直に伝える

27年この仕事をしてきて思うのは、良い転職をする方ほどエージェントを「判断を任せる相手」ではなく「情報をくれる相談相手」として使っているということです。最終的に決めるのはご自身です。複数の声を聞いたうえで、納得して選んでください。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職や、CxO・幹部ポジションのご紹介を中心に、キャリアのご相談をお受けしています。「今すぐ転職するかはわからない」という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。

参考:厚生労働省「令和7年 転職者実態調査の概況」、厚生労働省「令和6年度 職業紹介事業報告」

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この記事を書いた人

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。東北大学特任教授(客員)、文部科学省アントレプレナーシップ推進大使。1万2000件以上のキャリア面談、4,000名以上の経営者と採用相談にのる。80社以上のエンジェル投資、投資して上場は9社。うち2社は役員として上場(クラウドワークス、メドレー)。178社以上の上場支援実績。顧問・社外役員30社以上、キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数300回以上。「ベンチャーの作法」(ダイヤモンド社)5万部を超えるベストセラー

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