転職エージェントの年収ってどれくらい?インセンティブや成功報酬など解説

執筆者:高野秀敏
株式会社キープレイヤーズ/代表取締役
東北大→インテリジェンス出身。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、7社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。165社上場支援実績あり。バングラデシュで不動産会社、商業銀行の設立からの株主、渋谷のバーのオーナーなど。

「転職エージェントの年収ってどれくらい?」

「インセンティブや成功報酬ってあるの?」

こんな疑問を抱えていませんか?

結論、転職エージェントの年収は、インセンティブや成功報酬の額が大きいです。

この記事では転職エージェントの年収について、新卒や中途などに分けて解説します。

具体的な年収の決まり方についても紹介しているので、参考にしてください。

目次

転職エージェントの新卒の年収はいくら?

厚生労働省が発表している「令和2年賃金構造基本統計調査の概況」では、新卒者の平均月収は通勤手当を含めると大卒で22万6,000円、大学院卒で25万6,000円となっています。

年収に換算すると、大卒者が年収約270万円、大学院卒の場合は年収約307万円です。

転職エージェントの場合は、この新卒者の平均年収と比較してどれくらい高いのでしょうか。

ここでは、有名な転職エージェント3社の新卒の年収を紹介します。

リクルートエージェントの年収

リクルートエージェントを運営する株式会社リクルートの2023年新卒採用ページの情報によると、初任給は以下のようになっています。

株式会社リクルートの初任給

月給:32万6551円(基本給:25万2813円+グレード手当:7万3738円)+賞与

年収例:470万円

上記の通り株式会社リクルートの新卒の年収は、470万円と日本の平均年収よりも高いです。

厚生労働省が発表している「令和2年民間給与実態統計調査」の結果によると、日本の平均年収は約430万円です。

リクルートエージェントの場合は、新卒の時点で日本の平均年収より40万円も稼ぐことができます。

35時間分の見込み残業代としてグレード手当が含まれているものの、入社できれば同世代の中でもかなり高年収となるでしょう。

dodaの年収

dodaを運営するパーソルキャリアの2023年新卒採用ページでは、初任給が以下のように掲載されています。

パーソルキャリアの初任給

月給:首都圏の場合22万2,000円、関西・中部の場合21万600円、その他のエリアの場合20万3,000円

年収例:約310万円

上記のようにパーソルキャリアは、地域によって月給にバラつきがあります。

首都圏を例に月給に賞与2ヶ月分を含めて年収を計算すると、パーソルキャリアの年収は約310万円です。

リクルートエージェントと比較すると160万円ほど下がりますが、パーソルキャリアの場合は月給に残業代が含まれていません。

残業時間に応じて都度支払われるため、残業代を加味すると概ね80万程度の差となるでしょう。

type転職エージェントの年収

type転職エージェントを運営する株式会社キャリアデザインセンターの2023年度の新卒採用ページでは、以下の初任給が掲載されています。

株式会社キャリアデザインセンター

月給:28万円(基本給+固定時間外勤務手当53,190円)+賞与2回+インセンティブ

年収例:約392万円

上記の通り、キャリアデザインセンターは月給に残業代が含まれているものの、新卒の段階でインセンティブを稼ぐことができます。

年収例は約392万円となっていますが、営業成績によってはそれ以上稼ぐことも可能です。

実力によってはリクルートエージェントよりも、高額な年収を得ることも目指せるでしょう。

転職エージェントの中途の年収はいくら?

次に転職エージェントの中途採用の年収を紹介します。

新卒の段階で平均年収以上を稼げることもある転職エージェントは、中途採用ではどれくらいの年収なのでしょうか。

ここでは、転職サイト「リクナビNEXT」や公式サイトに2022年7月28日時点で掲載されている求人をもとに解説します。

リクルートエージェントの年収

下記は、リクナビNEXTに掲載されている株式会社リクルートのキャリアアドバイザーの求人情報です。

(引用:株式会社リクルート求人情報|リクナビNEXT

上記の年収例を見ると29歳で年収625万円となっています。

月給39万円で年2回賞与が出るので、余裕のある暮らしが見込めるでしょう。

type転職エージェントの年収

type転職エージェントを運営する株式会社キャリアデザインセンターでは、2022年7月28日現在、中途採用向けの人材紹介キャリアアドバイザーの求人を掲載しています。

公式サイトでは、入社後の想定給与として下記の情報が掲載されています。

(引用:中途採用情報|株式会社キャリアデザインセンター

上記の通り、月給28.6万円~36万円に賞与とインセンティブが入る給与形態です。

最低でも年収400万円以上は稼げるうえ、インセンティブ制度もあるため、優秀なキャリアアドバイザーであればより多くの年収を稼げるでしょう。

【転職エージェントの年収】未経験と中途の違い

転職エージェントの新卒と中途の年収を紹介しました。

新卒の場合は人によって年収が変わるといったことはほとんどありませんが、中途の場合は経験やスキルによって年収が変化します。

「転職エージェントになりたい」と考えている人の中には、経験の違いによってどれくらい年収に差があるのか気になる人も多いでしょう。

ここでは、転職エージェントの未経験採用と中途採用の年収の違いを紹介します。

業界未経験の場合

業界未経験で転職する際は、新卒とあまり変わらない年収になると予想できます。

未経験採用は、求職者の人間性や成長性をもとに選考される「ポテンシャル採用」が行われることが一般的です。

ポテンシャル採用は多くの場合、新卒とそこまで変わらない年収になります。

営業の経験がある場合は考慮される可能性もありますが、営業経験があるというだけで大幅に年収が上がるとは考えにくいでしょう。

業界職種未経験の場合

業界職種ともに未経験の場合も、新卒とそこまで年収は変わりません。

業界未経験同様、ポテンシャル採用となるため経験などは考慮されないでしょう。

しかし、転職エージェントは、新卒の段階で平均以上の年収を稼げることもあります。

インセンティブ制度を設けているエージェントもあるので、成長していくことでより大きな金額を稼ぐことも可能です。

業界経験がある場合

業界経験がある場合は、前職の年収をベースに給与が決定します。

経験年数やスキルによっては大幅に年収を上げることも目指せるでしょう。

業界経験のある場合は、中途採用として実績やスキルが重視されます。

面接の際に、どんな実績があるのか数字を使って具体的に説明できれば、今よりも年収を上げて入社できる可能性も高いです。

転職エージェントの年収の決まり方

転職エージェントの未経験と中途の年収の違いを紹介しました。

未経験にしろ中途にしろ、折角転職するのであればできるだけ高い年収で採用されたいでしょう。

ここでは、転職エージェントの年収の決まり方を解説します。

前職の給与を参考に決定

転職エージェントの年収は、前職の給与を参考に決定されることが多いです。

年齢などによって調整されることもありますが、同じ中途入社の社員でも人によって年収にバラつきがあるケースも珍しくありません。

しかし、前職の給与はあくまでも目安となるだけで、前職と同様の金額が必ず保証されているという訳ではないので注意が必要です。

実績やスキルによっては、前職よりも年収が下がる場合もあるでしょう。

特に未経験から転職エージェントに挑戦する場合は、経験が考慮されない分、年収が下がる可能性が高いです。

年齢や勤続年数を考慮

一般的には既存の社員の年齢や勤続年数を考慮して、自社内で給与に大きな差が出ないよう調整します。

たとえば、前職で転職エージェントを3年経験していた場合は、4年目と同様の給与を出すといった具合です。

スキルや実績が他の社員よりも優秀な場合は、社内の年齢や勤続年数の平均よりも高い給与が支払われることもあります。

インセンティブの割合も大きい

これは入社後の話になりますが、転職エージェントの年収にはインセンティブの割合も大きいです。

転職エージェントの中には、インセンティブ制度を導入している会社も多くあるため、営業スキルを磨けば若くても高い年収を稼げます。

たとえば、type転職エージェントを運営する株式会社キャリアデザインセンターは、企業の口コミサイトである「転職会議」において以下のように評価されていました。

株式会社キャリアデザインセンターの年収の口コミ

年収:1,000万円

超実力主義であり、営業として売れればメンバークラスでも1,000万円以上は稼げる。若くして稼ぎたい、力をつけたい方にはもってこいの職場である。

(引用:株式会社キャリアデザインセンターの口コミ|転職会議

上記のようにインセンティブをもらえる企業であれば、実力によっては年齢に関係なく年収1,000万円を目指すことも可能です。

転職エージェントの年収は、インセンティブの影響も大きいと言えるでしょう。

都内の方が高いなど地域差もある

転職エージェントの年収は、都内の方が高くなるなど地域差もあります。

たとえば、転職エージェントの「doda」を運営するパーソルキャリアでは地域に合わせて年収が変動します。

下記は新卒向けの地域ごとの月収例ですが、下記内容より中途採用にも地域差がある可能性が高いでしょう。

【パーソルキャリアの地域ごとの給与の違い】

首都圏 22万2,000円
関西・中部 21万600円
その他のエリア 20万3.000円

首都圏とその他エリアでは、約2万円程違うため年収も首都圏の方が20万円程度高いくなります。

より高い年収を稼ぎたい場合は、首都圏で転職する方が良いでしょう。

転職エージェントの成功報酬の相場について

転職エージェントの年収はインセンティブに大きな影響を受けますが、企業から支払われる成功報酬の相場はいくらなのでしょうか。

ここでは、転職エージェントの成功報酬について、解説します。

求職者の年収の30%~40%

転職エージェントの成功報酬は、求職者が入社した際の年収の30%~40%程度が相場と言われています。

つまり、求職者が年収400万円で転職先企業と合意した場合は、約120万~160万円が成功報酬として転職エージェントに支払われる仕組みです。

転職エージェントが受け取った成功報酬から担当のキャリアアドバイザーにインセンティブが支払われて、給与にプラスされます。

報酬発生のタイミングは入社月か翌月

転職エージェントに支払われる報酬の発生タイミングは、一般的には入社月から翌月です。

しかし、入社月に支払われた成功報酬の一部が、インセンティブとしてすぐに担当のキャリアアドバイザーに支払われる可能性は低いです。

理由として、転職を決めた求職者が入社後に早期退職してしまった場合は、企業に成功報酬を返金しなければいけないことがあげられます。

返金額は契約により変わりますが場合によっては全額返金の可能性もあるため、入社後3ヶ月以上が経ってはじめてインセンティブが支払われると予想できます。

転職エージェントで働くには?

転職エージェントはインセンティブなどを通して、高い年収を稼げることから「転職したい!」と思う人も多いでしょう。

ここでは、転職エージェントとして働く方法を紹介します。

転職エージェントサイトに登録する

転職エージェントとして働くためには、転職エージェントサイトに登録することがおすすめです。

実際にサービスを受けることで、転職エージェントの具体的な仕事を知ることができるだけでなく、すでに転職エージェントとして働いているキャリアアドバイザーからアドバイスも貰えます。

具体的なキャリアアドバイザーの求人なども紹介して貰えるので、ぜひとも利用したいサービスと言えるでしょう。

キャリアコンサルタント資格を取得する

転職エージェントとして働くためには、キャリアコンサルタント資格を取得することがおすすめです。

キャリアコンサルタントは、求職者のキャリアに関する相談を聞き、キャリア形成の支援を行うための国家資格です。

取得することでキャリアコンサルタントと名乗ることができます。

転職エージェントになるには、キャリアコンサルタントの資格は必須ではありません。

しかし、取得することで転職できる可能性を高められるでしょう。

自身のスキルの証明にもなるので、転職エージェントを目指す際は取得しておきたい国家資格です。

転職サイトや採用サイトから応募する

転職サイトや採用サイトから応募する方法もあります。

転職エージェントを介さないで応募できるため、自分のペースで転職活動を進められます。

しかし、キャリアアドバイザーになるための方法など、自分で調べなければいけないことも多いため、転職難易度は高くなるでしょう。

自分の経歴や転職知識に自信がある場合は別ですが、基本的には転職エージェントを利用することがおすすめです。

転職エージェントで高い年収を稼ぐためには?

転職エージェントとして働く方法を紹介しました。

しかし、せっかく転職エージェントになるなら、ただ働くだけでなく高い年収も稼ぎたいでしょう。

ここでは転職エージェントで高い年収を稼ぐ方法を紹介します。

目標達成のコミットが大切

転職エージェントで稼ぐためには、目標に対するコミット力が大切です。

転職エージェントは求職者の転職を実現することでインセンティブを貰えますが、一番大切なことは求職者が納得して長期的に働いてくれることです。

長期的に働けない企業に転職させてしまうと、早期退職となり成功報酬を返金しなければいけなくなってしまいます。

企業と求職者の双方がWin-Winになれる転職を実現する必要があるため、的確に求職者と企業の要望を聞き入れることも求められるでしょう。

時には粘り強く交渉する必要もあるため、結果にコミットできる力が大切です。

場合によっては平社員の方が稼げることもある

転職エージェントは、場合によっては平社員の方が稼げることもあります。

管理職の場合は基本給こそ高いものの、インセンティブが支払われることはありません。

平社員の場合は転職を成功させられれば、インセンティブが支払われるので結果的に管理職よりも年収が高くなるケースも多いです。

転職エージェントとして年収を稼ぎたいという場合は、管理職に回らずにキャリアアドバイザーとしてスキルを磨き続けた方が良いでしょう。

首都圏の方が高い

先程も紹介した通り、転職エージェントの中には働く地域ごとに給与に差がある場合もあります。

首都圏の方が求人も求職者も多いため、どうしても利益が高くなり転職エージェントの稼働もあがります。

そのため、新卒では首都圏とその他の地域で年間20万円程度、年収に差が出てくるでしょう。

少しでも高い年収を稼ぎたい場合は、首都圏で転職エージェントに入社するのがおすすめです。

ただし、首都圏は物価も高く生活コストも上がるため、手元に残るお金はそこまで大きな差はないとも考えられます。

年収の高い転職エージェントが意識する4つのこと

年収の高い転職エージェントが意識したいのは、以下の4つです。

  • スキルと経験
  • 役職
  • 勤続年数
  • 地域性

それぞれ詳しく解説します。

h3.スキルと経験

高収入を得られるエージェントの特徴の1つが、スキルと経験の有無です。

スキルとは、営業力と目標達成へのコミット力です。具体的には、以下のような経験が求められます。

  • 求職者の悩みや課題、やりたいことを聞き出すヒアリング力
  • 企業と良好な関係を築くコミュニケーションスキルと折衝力
  • 毎月数字を追い求める貪欲さとメンタル
  • 採用までつなげる目標達成へのコミット力 

転職エージェントの売上・利益は、求職者に企業を紹介し、その企業に入社が決定した時に入る紹介料です。そのため、企業や求職者の悩みを聞いて終わりではなく、きちんと求職者のニーズを聞き出しマッチする企業への入社をサポートする必要があります。

転職エージェントとして売上を立てられる人は、高年収を得られます。

h3.役職

転職エージェントは営業会社であり成果主義のため、たとえ役職が上がっても高収入になるとは限りません。

インセンティブや賞与は、基本的にトップセールスが多く貰えるようになります。

しかし、課長や部長といった役職がつくと、複数の営業マンや営業所を管理する立場になり、チームとしての数字を任せられます。

役職がついて、チームでの目標を毎月達成できるマネジメント力があると、役職者のインセンティブも高くなりますが、個人営業の時よりもハードルが高くなるでしょう。

完全に個人の成果主義で稼げる平社員の方が年収が高く、年俸制でチームの成果によって給与が変わる役職者の方が年収が低いこともあります。

h3.勤続年数

転職エージェントには、勤続年数もあまり関係がありません。

営業職であるため、能力があれば成果が上がり、給与に直結します。

また、勤続年数が長いからといって、役職がつくわけでもありません。入社して早々に営業で成果を出して、役職者になる人もいれば、10年以上役職をつけずに営業をしている人もいます。

h3.地域性

地域性の問題で、年収に差が出る可能性もあります。

例えば、転職エージェントによっては、主に東京都内の企業との取引が多い傾向にあります。そのため、基本給やインセンティブの割合が、地方よりも東京都内の勤務者の方が高く設定されている場合もあります。

転職エージェントとして高収入を狙いたい場合は、首都圏での勤務を希望するといいでしょう。

転職エージェントを利用して人材会社を目指そう

転職エージェントとして働くためには、実際に転職エージェントを使ってみるのがおすすめです。

転職エージェントを使うことで仕事内容を体験的に学びながら、転職するためのアドバイスを現職のキャリアアドバイザーから受けられます。

ここでは、「転職エージェントなりたい!」と思った際に利用したいサービスを紹介します。

リクルートエージェント

転職エージェントになりたい場合は、まずリクルートエージェントを利用しましょう。

リクルートエージェントは、人材紹介会社大手の株式会社リクルートが運営している転職エージェントです。

国内最大級の転職エージェントであるため、実際に転職エージェントになるために必要なスキルなどを詳しく教えてもらえるでしょう。

また、リクルートエージェントは、豊富な求人数を保有している点も特徴です。

2023年4月現在では、公開求人と非公開求人をあわせて60万件以上もの求人を扱っています。

他社のキャリアアドバイザーの求人とも出会いやすいため、転職エージェントの求人紹介を受けられる可能性も高いでしょう。

転職エージェントになりたい際は、まずはリクルートエージェントに登録して、アドバイスや求人紹介を受けてみてください。

doda

転職エージェントになりたい場合は、dodaの利用もおすすめです。

dodaは株式会社パーソルキャリアが運営している転職エージェントで、古くから人材紹介業を営んできた老舗です。

長きにわたって転職市場を牽引してきた実績があるので、キャリアアドバイザーとして転職するための具体的なアドバイスも期待できます。

また、求人数も2023年4月時点で公開求人を約19万件ほど扱っており、「キャリアアドバイザー」と検索すると約1,208件もの求人がヒットします。

他社のキャリアアドバイザー求人も多く扱っているので、求人紹介を受けられる可能性も高いでしょう。

「キャリアアドバイザーになるための具体的なアドバイスが欲しい」「求人紹介を受けたい」という人は、dodaの利用がおすすめです。

マイナビエージェント

転職エージェントを目指す人には、マイナビエージェントの利用もおすすめです。

マイナビエージェントは若年層の転職を得意としている転職エージェントなため、特に20代の人にはうってつけです。

20代で転職エージェントを目指す人の中には、「転職が初めてで不安」という人も多いでしょう。

マイナビエージェントでは、若年層が持つ転職に対する不安にしっかりと対応してくれます。

転職初心者が陥りがちな「自己分析ってどうやるの?」「職務経歴書の書き方がわからない」といった初歩的な質問にも答えてくれるので、安心して転職活動を進めることが可能です。

キャリアアドバイザーになるための具体的なアドバイスももらえるので、正しい転職のノウハウを学びながら夢を叶えられます。

サポート期間も無期限となっており、転職に成功するまで何度でもサポートを受けられる点も魅力です。

「転職が不安で仕方ない」という人は、マイナビエージェントを利用しましょう。

転職エージェントになるメリットややりがい

転職エージェントは年収も高くインセンティブによってさらに稼げることから、転職したい人も多いでしょう。

しかし、転職エージェントの魅力は何も年収の高さだけではありません。

ここでは転職エージェントとして働くメリットについて紹介します。

人の人生の転機に関われる

転職エージェントのメリットややりがいとして、人の人生の転機にかかわれることがあげられます。

転職は人の人生を大きく変えるきっかけになるほど、重要な選択です。

そんな人生を大きく変える転機に関われる仕事は、世の中に多くないでしょう。

あなたの手腕1つで、求職者のその後の人生が決まるため責任が大きくやりがいも感じられます。

転職希望者の中には前職で辛い目に遭い、藁にもすがる思いで転職エージェントを訪ねてくる人もいます。

転職エージェントはそんな人たちの想いを汲み、最善の選択を提案する仕事です。

長期的に働ける職場を紹介できれば、人生を変えてくれた人と感謝されることもあるでしょう。

人の人生にかかわれる転職エージェントは、やりがいの大きい仕事です。

色々な業界とのコネクションが得られる

色々な業界とのコネクションが作れる点も、転職エージェントのメリットです。

転職エージェントは、様々な業界の企業とやり取りすることも多く、どのようなビジネスでどんな人材を必要としているのかも学べます。

「世の中にはこんな仕事もあったんだ」と思わぬ仕事との出会いもあるので、刺激的な日々を送れるでしょう。

各業界とコネクションを作ることもできるので、転職者に合った業界や職種も提案しやすくなります。

転職成功の達成感を得られる

転職成功の達成感を得られるのも、転職エージェントの醍醐味です。

転職活動は通常3ヶ月ほどと長い期間を有するため、その期間を連れ添った求職者が実際に転職を成功させた際の喜びも大きいでしょう。

書類添削や面接対策を通して、徐々に求職者が自信を持って選考に励んでいく姿も見れるので、共に成長していく喜びも味わえます。

転職成功の喜びを求職者と共に味わえるのは、転職エージェントならではのやりがいです。

自分のキャリアについても考えられる

キャリア相談に関するプロフェッショナルである転職エージェントは、自分のキャリアについても深く考えられるようになります。

自分自身で自己分析を行ってみて、定期的にキャリアプランを見直すなど、自分のキャリアを築いていく具体的な手立ても行えます。

仕事の悩みなども自分で解決していく力が身に付くので、仕事でのストレスや不安も上手に解消できるようになるでしょう。

キャリアのプロフェッショナルになれる点は、転職エージェントのメリットです。

転職エージェントは離職率高い?デメリット

転職エージェントとして働くメリットは多いですが、デメリットがないわけではありません。

実際に転職エージェントの離職率は高いとも言われているので、転職前に確認しておきましょう。

ここでは、転職エージェントのデメリットについて解説します。

業務内容が広くて激務

転職エージェントのデメリットとして、業務内容が広く激務なことがあげられます。

転職エージェントの仕事は主に、企業向けの人材紹介と求職者向けの求人紹介の2つに分けられます。

双方の間に立って提案を行うため、時には板挟みになってしまうこともあるでしょう。

様々な業界に関する知識も必要になるため、日々の勉強も欠かせません。

転職エージェントを目指す際は、勉強し続ける覚悟と粘り強く交渉できるタフな精神力が必要です。

ノルマがきつい

転職エージェントのデメリットとしては、ノルマがきついこともあげられます。

転職エージェントは、インセンティブが設けられているとともにノルマも設定されていることが一般的です。

月に〇〇件の内定など、キャリアアドバイザーそれぞれにノルマが割り振られているので、毎月プレッシャーと闘いながら業務にあたる必要もあります。

ただし、営業スキルや提案スキルを向上できれば、内定の獲得に苦労することも少なくなるためノルマに怯える必要も少なくなります。

ノルマ以上の結果を出せば、インセンティブも得られるため、前向きに取り組むようにしましょう。

まとめ

今回は転職エージェントの年収について解説しました。

転職エージェントは、新卒でも国の平均年収以上の金額が稼げるほど年収が高いです。

転職することができれば、同世代の中でも余裕のある生活を送れます。

また、求職者の人生の転機に関われることもあり、年収以外でもやりがいのある仕事です。

ノルマもあり激務なことも多いですが、達成感も味わえる仕事なため「転職エージェントになりたい!」という人は積極的にチャレンジしましょう。

転職エージェントになるためには、キャリアコンサルタントの国家資格を取ったり、実際に転職エージェントを利用してみたりすることがおすすめです。

具体的には以下の転職エージェントを利用してみましょう。

おすすめの転職エージェント
  • リクルートエージェント
  • doda
  • マイナビエージェント

既に転職エージェントとして働いている先輩たちの意見も参考にしながら、夢を叶えてください。

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