こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
「年収査定」というサービスをLINEチャットでやっているのですが、YouTubeに出演していだける方をX(旧Twitter)で募集したところ
「興味あります!」
とメッセージをくださったAさんに出演していただきました。
今回は、Aさんの年収査定とキャリアのアドバイスをさせていただきます。
※年収査定とは?
「自分の年収って適性なのかな?」と、誰もが一度は考えたことがあると思います。そんなお悩みに対してキープレイヤーズの高野が人力で返信させていただくサービスです。
20代エンジニアの年収
Aさんのご年齢と、現在いる業界について教えていただけますか?
A氏:年齢は20代前半で、Web業界のエンジニアをしています。
高野:エンジニアの仕事は、自社サービスの会社、受託の会社、またはSESの会社があると思いますが、どのような業態ですか?
A氏:自社のプロダクトを開発しています。
高野:売上規模と社員数を教えていただけますか?
A氏:売上は約5億円で、社員の規模は約30人です。
高野:年収査定は「高い」「やや高い」「普通」「やや低い」「低い」という5段階ぐらいのイメージでお答えしています。
今のAさんの年収はどのくらいですか?
A氏:400万と少しです。
高野:ここで大事なポイントです。
若手の方で、額面と手取りを切り分けてない方がいますが、今の400万と少しというのは、額面と手取りどちらですか?
A氏:額面が400万と少しで、手取りが約30万です。
高野:Aさんが開発でやっている事というのは、プロダクトを開発する方ですか?
A氏:私は開発というより、運用や保守がメインです。
高野:何年か働いていて、Web系の会社で、数億円規模の会社で、保守運用のエンジニアということでの400万円と少しという年収は「普通」で妥当な範囲です。
現在の会社は約30人の社員数という話でしたが、30人から300人と増えれば、マネジメントしていく人が沢山必要になります。
そこで昇進昇格していけば、600万、800万の年収になっていくこともあります。
業態によりますが、同じ数億円規模の会社でも、売り上げに対して利益率が高い会社は、それだけの年収が払える会社もあります。
SESや受託の会社でも
「うちの会社はあんまり拡大志向ではないけれど、社員の方に還元していきます」
というタイプの会社もあります。
そのような場合は、一概に会社が大きいから年収が高いとは言えなくて、年収を高く出してくれる会社もあります。
今回は、年収査定がテーマのため、年収についてメインに話していますが、多くの方の場合は、年収は大事な要素の一つでしかないです。
仕事内容や社風、諸条件などを総合的に判断される方がほとんどかなと思います。
エンジニアとしてキャリアアップする方法
高野:Aさんは今後のキャリアプランはどのように考えられていますか?
A氏:エンジニアでスペシャルでやっていくというよりは、マーケティングと今の知識を掛け合わせた分野で、もっと活躍していきたいと考えています。
高野:エンジニアはテクノロジーが非常に強く、圧倒的なスーパーエンジニアという人もいれば、ビジネス系に強い方もいますよね。
マーケティングという話がありましたが
「どうやって会社として儲けるのか?」
「集客ができるのか?」
このようなことが分かっていて、実行ができて、手を動かすことができて、その上でエンジニアという方はもちろん評価が高いです。
いろんなタイプの方がいて、PdMと言われてるようなキャリアの方もいますし、CTOや事業責任者という名前がついてる方もいます。
開発のバックグラウンドを持ちながら 社長、CEOとエンジニアまたはデザイナーの方の間に入って事業を作っていくディレクター・PM的なキャリアもあります。
このようなキャリアになっていくと、800万、1,000万、1,200万、1,500万という年収にもなります。
スタートアップ・ベンチャーでも会社にはよりますが、未上場でも1,500万ぐらい年収を払われているエンジニアバックグラウンドの方もいます。
ビジネス系やマーケティングに興味あるということは、大変素晴らしいことです。
私は、SEOとSNSについては相当時間を使ってきたので、こういうことがエンジニアの方もできると、凄く評価されて年収も上がります。
エンジニアとして市場価値を上げるために必要なスキル
あともう一つ言うと、採用に関するノウハウを持つことです。
開発、PdM、PMも採用が難しいです。
条件面、年収を上げていくことを考えたときに、私たちみたいな採用の人間が持っているノウハウをエンジニア系の方が持っていると、凄く市場価値が上がります。
私たちが開発のことを勉強しても限界があります。
開発の方は、あまり採用に興味がない方が多いので、非常にビジネスチャンスでもあります。
今回は、Aさんご参加いただきましてありがとうございました。
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忙しいように思っていただき、躊躇される方もいらっしゃるようなのですが、私自身キャリア相談や人の面白い話を聞くのが好きなので、本当に気軽にご連絡いただきたいですw
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