ベンチャー転職に成功するために押さえたい、伸びる企業の7つの特徴

執筆者:高野秀敏
株式会社キープレイヤーズ/代表取締役
東北大→インテリジェンス出身。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、7社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。165社上場支援実績あり。バングラデシュで不動産会社、商業銀行の設立からの株主、渋谷のバーのオーナーなど。

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

成長するベンチャー、スタートアップの特徴は何があるのですか?と毎日相談を受けます。そこで先日、FacebookとTwitterで質問を投げかけたところ、たくさんの反響をいただきました!いつもありがとうございます!

いただいたご返信も踏まえ、成長する企業の特徴について7つにまとめてみました。会社選びのヒントにしてみてくださいね。返信いただいた方は記事中で取り上げさせていただいている場合もあります、ご了承くださいませ…!

また、以前YouTubeで「伸びる強いベンチャー企業の特徴」についてお話しています。ベンチャー企業に関する有益な情報を定期的に発信しておりますので、まだチャンネル登録されていない方は、是非チャンネル登録もお願いします!

目次

成長するベンチャー企業の7つの特徴

市場が伸びている

伸びている市場にトライしている会社は成長しやすいですね。投稿への返信でも、PMFが大事だという方が多くいらっしゃいました。当たり前のことのように思うかもしれませんが、実は思い込んで失敗しやすいところでもあります。伸びている市場で、市場に合った商品・サービスを提供することが大切です。

例えばウィズコロナで、オンライン商談、オンライン診療、オンラインフィットネスはニーズが拡大しました。具体的な企業名を挙げると、zoom、ベルフェイス、メドレー、リーンボディなどがあげられます。

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宅配ニーズも増えましたよね。Ubereats、出前館でオーダーした人も多いのではないでしょうか。私はUbereatsは前から頼んでましたが、出前館はそんなに頼みませんでした。でもどちらも頼むようになりました。市場拡大していれば、一社だけではなく、全体が伸びていきます。

絶えず情報をアップデートして、基本である市場ニーズに応えつづけることが大切ですね。成長するためには市場でNo.1をとることも重要ですが、それ以上に伸びている市場で勝負することが第一です。

経営者、経営メンバーが良い

成長する会社は経営者が良いです。良い経営者とは、商才がある。意味不明な巻き込み力がある。負けず嫌い。折れない心がある。人を魅了できる。コンプライアンスが守れる。会社の要といえばやはり経営者で、特に社長が大事です。社長だけは代役が本当に難しいからです。私自身、投資するときは社長をみて決めています。

このようなコメントもいただいていました。大変恐縮ですが、ありがとうございます!

ただし、社長がどんなに天才でも一人では大きなことは成し遂げられません。経営メンバーが役割がわかれていて強いチームになっている会社は強いです。スタートアップの最初から強いということは稀で、入れ替わりながら、あとから入ってくる人の方が優秀だ。そんな会社がますます成長します。

成長企業の人がよくいう「今、自分が受けたら内定しないな」これを真剣に言っている会社はかなり伸びていると思います。私が新卒で入社したインテリジェンスは、私が自社採用の会社説明会で話をしていたときに「お前、俺が面接してきたら多分落としてるよな。俺はもう今のインテリジェンスは受けたら受からないだろうな」と自分自身に対してボソっと呟いていました。

ヨッピーさんにコメントいただきましたが、どんどん自分より優秀な人がいるので、調子に乗れないんですよね(笑)。負けじと努力する。採用も担当した経験もあり、この気持ちはよく分かります。

投資する際に、どのような経緯で投資したり、成長可能性を判断したりしているかは、こちらの記事でまとめています。

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ミッション・ビジョン・バリューが良い

会社が掲げているビジョン。そこに惹かれて入るという方も多いです。会社を拡大していく上で、ビジョンは重要な役割を担います。

サイバーエージェントの「21世紀を代表する会社を創る」これは本当に有名なビジョンですよね。このビジョンに影響を受けて作ったんだろうなという他社のビジョンも多いです。みたらすぐにわかるんですが。

このビジョンってすごくて、普通に考えると「21世紀を代表する○○な会社を創る」ですとか、何かを目指した結果、21世紀を代表すると言われるような会社になったというようなものがビジョンなのではないのだろうか?と思うわけです。

ただこのビジョンが大きくて印象的で一度聞くと忘れないんですよね。たまに長すぎて覚えられないビジョンの会社がありますが、シンプルでひきつけられるものがいいですね。

良いビジョンには特に新卒が多く集まってきます。なにせまだビジネスのことはわかりませんので。

敵が弱い

これは意外とコメントされている方がいませんでしたが、その市場の中で勝てる見込みが立つかどうか。とても大事なことです。

新卒の時は、テレビCMをやっているですとか、東証一部上場企業、戦略コンサル、投資銀行など、人気企業や就職偏差値が高く、優秀な人が多い業界や会社を選びがちですよね。

社会に出て気づくこととしては、「あんまり優秀な人がいないのに儲かっている業界や会社」ここに着目すると良いでしょう。

実際に私がなぜ当時未上場のベンチャーを新卒の時に選択したか、そのうちの大事なポイントは「ベンチャー業界は要は中小企業が多く、優秀な人が少ない。」ということでした。

優秀な人が競合他社にいない状態であれば、市場を先頭に立って伸ばしていき、会社のシェアを高めることができますよね。儲かると分かって競合が参入してきても、先行者として優位に立てるわけです。

結果、かつてのベンチャーも市場が成長してメガベンチャーになるなどしています。市場がそこから細分化されていくような様子もあります。その会社の敵が弱いか。強いところがあったとしても1社しかないなど伸びる余地がありそうならokです。

社員がやりがいを持って働いていそうか

一般的にベンチャー、スタートアップの給与はトップ企業よりも低いです。したがってお金以外の理由で働いている人の比率が高いです。仕事そのもののやりがいを感じるかどうかはあくまでその人次第なのですが、参考になることは間違いありません。

Twitterは真剣にやってみると分かりますが、継続力がないと意外とできなかったりします。こういったところで、社員の当事者意識を図ることもできそうです。

また経営者目線でいえば、高くない給与なのにやりがいを持って働いていただいていると言う会社が作れているのはすごいことです。優れた経営が行われているとも言えます。

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「組織力」がある

一人では大きなことはできません。どんなに天才経営者でも。どの会社もチームプレイが大事。組織が大事。こういったバリューを掲げていると思います。しかし実際にはどうなのか?

そこには差があります。ベンチャー、スタートアップの場合、その領域をハックして成功したというパターンがあります。近年で言えば、キュレーションメディアブームがありましたよね。その前は、ソーシャルゲーム。

昔で言えば、ガラケー時代のレ点商法的なものですとか。その場合は、今このトレンド抑えたから伸びてるという状態なので、実は組織力はあまりなく、レッドオーシャンになったり、またルールが変更されると、途端に衰退します。

強い組織力がある会社の場合は、違う事業に参入してもある程度できてしまいます。楽天やサイバーエージェントは自分からみると大変な組織力のある会社だと感じます。違う事業でも成功できる。

「打てば響く」状態になっていれば、ピボットしても成功できる可能性が高いですよね。

具体的な企業名を挙げると、楽天ならM&A、サイバーなら新規事業で。楽天出身者やサイバー出身者は全員ではないですが、組織づくりもうまいなと思うことがしばしばです。

楽天主義の成功のコンセプトの中に、「スピード!!スピード!!スピード!!」というものがあります。楽天出身のベンチャー経営者で注目のユアマイスター星野貴之さんにも先日インタビューさせていただきました。

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案外堅実で地味

過去一世風靡した会社はたくさんありました。しかし派手好きすぎるとそこから失墜していくみたいなものがあります。オフィスがお洒落なのはいいのですが、過剰にお洒落とか。受付が広すぎて、歩いてなかなか到着しないというすごい会社もありました。秘書の方の大きな衣装部屋があるですとか。

本当にこれ冗談じゃないんです。なんでも節約だけせよと言う意味ではないのですが、銀座や西麻布にいつもいる、みたいな経営者の方が継続して成功し続けている印象はあまりありません。一時的なものでしたら良いかとは思いますが。アイミツをきちんととるですとか当たり前の徹底が大事ですよね。意味のある投資なら良いのですが単に無駄遣いしてしまう方も多いです。

オフィスも掃除をしたら、意外とスペースが生まれたり、少ないスペースを有効活用しようとしたり、工夫はいくらでもできますよね。そういった点をないがしろにしていると、成長は鈍化してしまいます。

転職の際に上記の全てを見分けられるわけではありません。人間と同じで、全てが良いところしかないなんていう会社はないでしょう。それもまた面白くないと思います。とはいえ、上記のようなことを頭に入れて活動してみると大きな失敗はしないと思います。

「なんでその会社入ったの?」という選択をしている人が世の中多いのです。「エージェントに勧められたから」「友達からのリファラルで」と言うのは言い訳になってしまいます。やはり社会人である以上自己責任ですから、きちんと情報収集して、挑戦して参りましょう!

番外編〜おもしろ回答編〜

結局ハードワークが大事?という回答も見受けられました(笑)。ハードワークで身体を壊してしまっては元も子もないですが、自分の力を精一杯ぶつけたいと思えるサービスや企業に携わって仕事ができるといいですよね!

あとがき

今回は成長するベンチャー企業のポイントについてまとめてみました。

キープレイヤーズでは、新しいチャレンジをしたい方へのサポートをおしみなく行っておりますのでぜひお気軽にご相談にきてください。

 

 

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

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この記事を書いた人

株式会社キープレイヤーズ/代表取締役
東北大→インテリジェンス出身。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、7社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。165社上場支援実績あり。バングラデシュで不動産会社、商業銀行の設立からの株主、渋谷のバーのオーナーなど。

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