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トヨタ自動車の年収は?!憧れのトヨタではどんな働き方ができるか解説

2021年における世界の自動車メーカーの販売台数ランキングでは、トヨタ自動車が2年連続での首位になりました。トヨタ自動車が、日本国内において圧倒的な規模を誇るのは日本人なら誰でも知っていますが、世界有数の大企業であるといっても過言ではありません。

「世界のトヨタ」で自分の能力を発揮しながら活躍したいと考える人は少なくないでしょう。

しかし、一言でトヨタといっても、グループ内にはさまざまな企業が軒を連ね、本社勤務から工場勤務までさまざまな働き方があります。仕事内容も技術開発に関わる分野から、事務職や企画職まで多岐にわたります。

この記事では、年収や働き方など、トヨタ自動車がどのような会社か分析するとともに、トヨタ自動車に転職するための方法について解説します。

目次

「世界のトヨタ」は何がすごいの?トヨタの強さを解説

トヨタ自動車の「企業としての強さ」を疑う人はおそらくいません。しかし、日本人にとって、トヨタ車はすっかり生活に溶け込み、身近すぎる存在になっています。そのため、トヨタ自動車がどのような点で世界から評価されているのかよく知らない人も少なくないでしょう。

ここでは、トヨタ自動車がなぜ評価されるのか、企業としてのトヨタを解説します。

経営指標から見たトヨタ

トヨタ自動車の2022年3月期有価証券報告書によると、営業収益は31兆3795億円、営業利益は2兆9956億円でした。コロナ禍の影響や、半導体の供給不足による生産活動の制約、資材価格の上昇などがあったものの、原価改善や営業努力により増収増益を実現しています。

トヨタ・レクサスの連結販売台数が最も多いのは北米エリアであり、239万台が販売されました。次に日本(192万台)、アジア(154万台)、欧州(101万台)と続きます。連結販売台数は日本以外の全てのエリアで増加しており、次年度は990万台の販売台数を見込んでいます。

このデータからもわかるように、トヨタは日本だけでなく海外でもお馴染みの自動車メーカーです。アメリカ人のニーズにぴったりの車が次々に発売されていることから、「トヨタは元々は日本の会社だったが、今はアメリカの会社だ」と勘違いしているアメリカ人もいるといいます。

各市場に合わせた商品開発やマーケティングを徹底することが、世界中でトヨタ車が受け入れられている理由かもしれません。

トヨタで働く従業員

トヨタ自動車の本社は「愛知県豊田市トヨタ町1番地」にありますが、国内外に複数の拠点、工場、子会社があり、「トヨタで働く」ことが必ずしも本社勤務になるということではありません。豊田自動織機、デンソー、ダイハツ工業、日野自動車、トヨタホームなど、子会社を含めた連結従業員数は372,817人にも及びますが、そのうち半数は海外拠点で働いているともいわれています。

トヨタ自動車単独の従業員数は70,710人であり、ここには契約社員・アルバイト・パートを含みません。これだけみてもいかに巨大な組織であるかがわかりますが、実際に上場企業の従業員数調査でもトップに輝いています。

また、トヨタ自動車がいかに社会的に重要な役割を果たしているかは、下請企業の数の多さからもわかります。直接、間接を含め、トヨタ系列の下請け企業は全国で3万社近くあり、下請企業の従業員は135万人以上いるといわれています。ここに海外の関連企業を合わせると、トヨタの仕事によって生活が支えられている人はさらに増えます。

トヨタは、世界中に自動車を供給するだけでなく、世界中の人々に富を分配している企業といえるでしょう。

世界の製造業を変えた「トヨタ生産方式」

トヨタ生産方式(Toyota Production System)とは、トヨタにおいて長い年月の改善を積み重ねて確立された生産管理システムです。自動車製造以外の現場にも通用するノウハウであることから世界中で導入され、「世界のものづくりを変えた」ともいわれています。

トヨタ生産方式は、「自働化」(異常が発生したら機械がただちに停止して、不良品を造らないという考え方)と「ジャスト・イン・タイム」(各工程が必要なものだけを、流れるように停滞なく生産する考え方)の2本柱で構成されています。

また、「改善」「問題の見える化」「なぜなぜ分析」「7つのムダどり」など、昨今では製造業以外のビジネスの場でも耳にするようになったノウハウも、全てトヨタ生産方式から生まれました。

ムダを排除し、生産品質や効率を上げ、原価低減を追求する姿勢が、世界に認められる自動車生産を可能にしているといって良いでしょう。

トヨタの組織図はどうなっている?

トヨタ自動車は、単体でも超巨大企業ですから、事業部一つ一つが大きな役割を担っています。それぞれの事業部が小さな会社といって良いほどの組織規模と業務領域を持っているといって良いでしょう。これは、トヨタ自動車のなかには、多種多様な才能を持った人が活躍できる土壌があるということを意味しています。

ここでは、トヨタにはどのような部署が設置されているのかを解説します。

事務職

  • 独立部門
    経営企画部、商品企画部、TQM推進室、Gazoo事業部、法務部、環境部などがあります。企業としての方向性や、根本的な方針を定める部署は独立した専門部署として設置されています。
  • 事業開発部門
    トヨタの技術を「海」というフィールドでも実現したいという願いを込めて設立されたマリン事業部はここに含まれます。
  • 情報事業部門
  • 渉外・広報部門
    広報部、企業PR部が含まれます。
  • 総務・人事部門
  • 経理・財務部門
  • 情報システム部門
    開発/生産/販売などに必要なシステムの企画・開発・運用や、モビリティビジネスを支えるシステムの企画・開発を行っています。
  • 調達部門
    部品や資材、設備などを「最も良いものを、最も安く、最も早く、長期安定的に調達する」ための部署です。
  • 国内営業部門
    国内での販売方法やマーケティング・広報などを企画・立案し、販売店と共にトヨタ車の国内販売をリードします。
  • 海外関係部門
    海外をフィールドに、それぞれの地域や国の特性を踏まえて、お客様に寄り添ったビジネスを展開する部門です。国・地域別の部署に分かれ、適切なマーケティングを企画します。
  • 品質保証部門

技術職

  • 技術部門
    第1〜4までの開発センターがあり、トヨタ車の全てのデザインや設計を担います。士別車両実験部や東富士研究所、モータースポーツ部もここに含まれます。
  • 生産技術部門
    品質、コスト、時間、環境などを考慮して、最適な製造プランを提案すると共に、AI、IoT、ロボティクス、生産制御システムなど先進技術を活用して競争力の強化を目指します。
  • 生産物流部門
    部品生産から製品生産間の物流を担います。国内の複数の工場同士の連携を調整し、必要なものを無駄なく生産できるようにします。

自動車以外の事業

  • L&F(ロジスティクス&フォークリフト)部門
    物流現場で培ったノウハウを基に、物流業を営む顧客のサポートをします。
  • 住宅事業部門
    トヨタグループのテクノロジーを活かした住宅ブランド事業です。
  • トヨタ工業技術学院
    高校課程を有する企業内訓練校で、次世代に通用する技術者を育成しています。
  • トヨタ記念病院
  • 歴史文化部

国内拠点

  • 事業所
    東京本社、名古屋オフィス、池袋ビル、横浜事業所のほか、札幌分室、北東北分室、仙台分室、北関東分室、芝浦分室、北陸分室、大阪分室、広島分室、四国分室、福岡分室、南九州分室があります。
  • その他の施設
    士別試験場、東京デザイン研究所、日進研修センター、名港センター、飛島センター、東海センター、春日部品センター、稲沢部品センター、大口部品センター、上郷物流センター、飛島物流センター、三ケ日研修所、保見研修センター、藤岡技術研修センター、清洲研修センター、トヨタ バイオ・緑化研究所
  • 国内工場
    本社工場、元町工場、上郷工場、高岡工場、三好工場、堤工場、明知工場、下山工場、衣浦工場、田原工場、貞宝工場、広瀬工場など、愛知県豊田市内に12の直営工場があります。
  • 子会社
    日野自動車株式会社、ダイハツ工業株式会社、トヨタホーム株式会社、愛知製鋼株式会社、株式会社ジェイテクト、トヨタ車体株式会社、​​豊田通商株式会社、株式会社アイシン、株式会社デンソー、トヨタ紡織株式会社、トヨタ不動産株式会社、株式会社豊田中央研究所、トヨタ自動車東日本株式会社、豊田合成株式会社など、多彩な企業群によってトヨタグループは構成されています。

海外生産拠点

  • 北米
    アメリカ、カナダ
  • 中南米
    メキシコ、ブラジル、ベネズエラ、アルゼンチン
  • 欧州
    イギリス、フランス、トルコ、チェコ、ロシア
  • アフリカ
    南アフリカ
  • アジア
    インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシア、台湾、ベトナム、インド、パキスタン、中国
  • オセアニア
    オーストラリア

正規ディーラー

トヨタ系列のディーラーは5つあります。正規ディーラーとは、メーカーの直営店やメーカーと特約店契約を結んでいる販売店のことであり、本社の国内営業部の管轄のもとトヨタ車の販売を行います。

トヨタ自動車の場合、直営店よりも「地場系ディーラー」と呼ばれる、地元の企業が運営元となっている店舗が多いです。トヨタの本社従業員がキャリア形成の一環としてディーラーで働くことはありますが、ディーラー従業員は必ずしもトヨタ自動車の所属という訳ではありません。

トヨタの年収はどれくらい?

トヨタの平均年収は、2022年3月期の有価証券報告書によると857万円です。日本における、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は467万円(男子577万円、女子279万円)であることを考えると、トヨタの平均年収は平均の1.8倍高い水準になります。

ここでは、トヨタ自動車の賃金について詳しく分析していきます。

年齢ごとの年収

転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」に寄せられたトヨタ社員からの口コミ情報によると、年齢別の平均年収は以下のような結果が出ています。トヨタでは年功序列の安定した給与形態ではあるものの、能力に応じた評価制度を導入しています。そのため、必ずしも給与がこの金額とは限りませんが、年齢とともに高い水準で給与アップしていけることがわかります。

年齢 年収例
25歳 485万円
30歳 699万円
35歳 906万円
40歳 1066万円
45歳 1161万円
50歳 1211万円
55歳 1264万円

 

職種ごとの年収

職種によって多少の変動はありますが、いずれも高水準の給与金額となっています。なかでも、企業の在り方を形作っていく企画職は高い賃金が得られるようです。

職種 年収例
技術 764万円
営業 736万円
生産技術 726万円
開発 766万円
設計 768万円
企画 896万円
製造 636万円

グループ子会社の年収

上記はトヨタ自動車本社勤務の場合の収入例ですが、グループ傘下の他の会社の場合はどうでしょうか。

例えば、トヨタ車のステアリングシステムなどを開発する株式会社ジェイテクトの​​559万円、ダイハツ工業株式会社では613万円となっていました。口コミを元にした平均給与なので正確な金額ではありませんが、同じトヨタグループであっても本社よりは少し下がる傾向があるようです。

新卒の初任給は学歴によって変わる

高収入が期待できるトヨタ自動車ですが、新卒入社の給与スタートラインは学歴によって定められています。

学歴 初任給
学部卒業相当 月給20万8000円
修士修了相当 月給23万円
博士修了相当 月給26万4000円
高専卒業 月給18万1000円
専攻科卒業 月給20万8000円

いずれも一般企業並みの水準からのスタートになるので、平均以上の高収入を実感できるのは入社数年後以降になりそうです。

高給と評判「トヨタ期間工」の給与

トヨタでは期間従業員は、初年度から年収400万円以上が実現可能なうえ、独身者向けの個室寮が無料提供されるなど、条件が手厚いことで注目されています。日給は1万円程度からスタートしますが、雇用期間の更新をすることで給与がアップしていきます。また、トヨタだからこそ実現できる、ワークライフバランスに配慮した規則正しく無理のない勤務や、手厚い福利厚生・手当制度なども評判です。

やる気とがんばり次第で、正規社員へのキャリアアップも可能であり、過去5年(2016年度~2020年度)で1,425名の正社員登用実績があります。

みんながトヨタに憧れる理由とは?

優秀な人材が集まるトヨタ自動車には、一人一人が力を発揮できる職場環境の整備や、人材育成のための制度が整えられています。ここでは、トヨタで働くことの魅力について解説します。

福利厚生の充実

数十万人の従業員を抱えるトヨタ自動車は、従業員の健康と豊かな生活を守ることを大切な義務と考えています。日本が誇る超大企業だからこそ実現できる、手厚い福利厚生制度の数々はトヨタで働く大きな魅力になっています。代表的な福利厚生制度には以下のようなものがあります。

  • 入社後の住居や食事に関わるサポート制度
    各オフィスの所在地に合わせて、さまざまなタイプの寮を全国約80カ所用意しています。部屋は全室個室で、 1人1台分の駐車場も完備(一部地域を除く)しており、充実したプライベートライフが送れます。また、各フロア毎に炊事場がある寮や、カフェテリア形式の食堂がある寮など、従業員の日々の食事にも配慮し、健康的な生活が送れるようにしています。
  • 健康でいきいきと働くことをサポートする制度
    国で定められた健康診断のほか、レディース検診など従業員の健康チェックの機会を多数設けています。また、提携の​​体育館やプール、フィットネスルームなどを利用することもできます。
  • 従業員のリフレッシュをサポートする制度
    会社が提携している保養所を割引価格で利用できたり、会社施設内のマッサージルームが利用できたりするなど、従業員がストレスを解消しながら働ける環境づくりをしています。
  • お金に関わる制度
    従業員の将来への不安を低減するため、資産形成のサポートもしています。社内積立制度では、トヨタ社員だけに適用されるお得な利率で貯蓄していくことが可能です。また、従業員持株会制度などを活用することもできます。

人材育成制度

「モノづくりは人づくり」という理念のもと、創業当時からトヨタは人材育成を大切にしてきました。組織に必要な経験・専門性などをまとめた「能力マップ」を活用しながら、「将来の目指すべき人物像」やそれに向けて必要な「経験・能力」などを自主的に考え、上司とすり合わせを行います。自分の将来を見据えながら、キャリアをデザインしていける楽しさややりがいを感じることができるでしょう。

また、年度初めには、役割・テーマ・到達目標を設定し、一年間の達成度がしっかりと賃金や賞与に反映されます。

ダイバーシティ&インクルージョン

世界中に拠点を持つトヨタでは、国籍、人種、文化、宗教、考え方の違いを受け入れ、共存できる組織づくりが大切にされています。

育児中の従業員への休職制度や時短勤務制度のほか、障害者雇用などにも力を入れ、多様な才能や価値観を持つ人材が、最大限の努力を発揮し、魅力的な自己実現ができる組織を目指しています。最近ではLGBTへの取り組みも強化しており、各自のセクシャリティにかかわらず、安心して働ける制度・環境づくりに取り組んでいます。

ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方

トヨタ自動車では、多くの職種でフレックスタイム制が採用されており、家族の都合やプライベート、パフォーマンスが発揮しやすい時間に合わせて働くことが可能です。

また、残業時間の制限や有給休暇の取得なども厳しく管理されているため、オーバーワークになることはほとんどありません。在宅勤務ができる部署も多く、育児や介護など、事情を抱えた従業員も安心して働くことができます。

トヨタに転職するためのポイント

トヨタ自動車では、新卒採用以外にも、幅広い職種でキャリア採用を実施しています。転職サイトなどで「トヨタ」関連の求人を検索すると、たくさんの募集職種がありますが、やはりトヨタ自動車本社での勤務は狭き門であることがわかります。

ここでは、トヨタ自動車に転職するにあたって、各部門で押さえておくべきポイントについて解説します。

事務職への転職

2022年7月現在、会社公式HPにはさまざまな職種の募集要項が掲載されています。しかし、ほとんどの募集に「プロフェッショナル人材を求む」といった但し書きがあり、未経験者やキャリアが浅い人材のチャンスは少なそうです。本社直属の事務職や技術職はエージェントを介して応募しなければならないなど、「数打てば当たる」転職活動は通用しないと考えて良いでしょう。

ただし、求める技術要件については、「その分野で2〜3年以上」と書かれているものが多く、専門的知識をある程度身につけた人は、ポテンシャル次第で可能性があるかもしれません。

技能職への転職

生産を効率化させるための生産技術部門や、各部品や設備の調達部門、各種システム開発など、さまざまな職種の募集があります。技能職においても、専門的知識とその分野におけるある程度のキャリアが要求されるようです。募集職種は多岐にわたるため、自分のスキルがどのような領域で活かせるかきちんとした下調べが必要でしょう。

自動車メーカーというと、機械系の知識や工場現場のノウハウが必要と思われがちですが、最近ではIT分野の募集も増えてきました。車載ネットワーク・コンピュータ向け情報セキュリティシステムの企画・開発や、自動運転向け車両運動制御技術の開発、モビリティ向け車載ECU アプリケーションソフトウェア開発など、ITエンジニアとしてのスキルがある人が挑戦できる領域に注目が集まっています。

海外拠点で働くことを視野に

トヨタ自動車では、従業員に対し、海外駐在のチャンスを多く設けています。若い人材のキャリア形成や、管理職として現場で指揮をとる目的などのため、年齢に関わりなく適性や希望次第で海外勤務を経験できるでしょう。

特に、技術職は海外駐在員としての需要が大きく、トヨタ自動車の海外駐在員の大半は技術職といわれています。また、海外拠点の現地採用枠に直接応募することも可能です。現地の言葉や文化に明るい人は、現地採用を目指してみるのも良いかもしれません。

障害のある人にもチャンス

トヨタ自動車では、「自分と異なる背景の相手の立場や考えを理解、尊重し、巻き込む力」を高めていくため、多様性豊かな組織を構築しようとしています。そのため、事務職から技術職まで幅広い職種で障害者雇用を実施しています。

オフィスにおける障害への配慮措置も充実しており、車椅子用エレベーター、車椅子用トイレ、筆談での対応 、音声入力機器の使用、通院や勤務時間の配慮など、さまざまな事情を抱えた障害者が能力を発揮できる環境が整えられています。

期間従業員で正社員登用を狙う

トヨタ自動車では、期間従業員を随時募集しています。応募条件は3ヶ月勤務可能な満18歳以上の人とされており、初回契約3ヵ月から、最長で2年11ヵ月まで契約更新が可能です。

期間従業員は比較的難易度の低い作業が任される傾向にあるので、未経験者でも採用されやすいといえます。勤務態度が優良な期間従業員に対しては積極的に正社員登用をしているので、狭き門であるトヨタ自動車正社員を目指すルートの一つとして考えてみても良いかもしれません。

トヨタに転職するための方法

トヨタ自動車本体へ転職するためには、ある程度の専門分野に特化したスキルが必要です。そのため、転職の難易度は高いといって良いでしょう。トヨタに転職するためには、どのような方法があるのでしょうか。

会社公式HPから応募する

トヨタ自動車公式サイトのリクルートページからは、現在募集している職種の一覧を見ることができます。自分に合いそうな職種があれば、そのままエントリーすることもできます。

ただし、記載されている職種の数が多いため、どの職種が自分に合っているかはっきりしないこともあるでしょう。むやみにエントリーするのではなく、情報を集めながら本当にチャレンジしたい職種を選ぶことが重要です。

自分の能力・適性を見極める

トヨタ自動車では「なんでもできる人」よりも「ある分野に特化した専門性」が評価される傾向があります。自分のキャリアに自信はなくても、「これだけは得意」「これを追求したい」という分野を持っている人には、大きな可能性があるでしょう。

まずは、自分の能力がどの程度のレベルであり、どのようなことをしていきたいのか、しっかりと自己分析することが大切です。また、トヨタの募集職種は分野ごとに細分化されています。自分のスキルがどの職種で活かせるのかをよく見定めることで、トヨタへの転職を成功する可能性を高めることができます。

転職エージェントを活用する

トヨタ自動車の部門・部署は多岐にわたるため、自分の能力がどこで役に立てるか、外からではわからないことがあります。そのため、転職エージェントに間に入ってもらい、トヨタが今必要としている人材の要件に自分のスキルがマッチしているか十分にすり合わせすることはとても重要です。

転職エージェントは、ハイキャリアや高収入職に特化した会社を選ぶと良いでしょう。以下に挙げたのは、トヨタの求人を取り扱っている転職エージェントサービスです。

  • ビズリーチ
    年収1,000万円以上の求人を多数保有する登録型ヘッドハンディング人材紹介会社です。自身のプロフィールを登録しておくことで、ヘッドハンターから声がかかるほか、ユーザー自ら求人に応募することも可能です。
  • リクルートダイレクトスカウト
    リクルートが運営するハイキャリア向けの転職サービスです。ユーザーがレジュメを登録すれば、ヘッドハンターが経歴・スキル・条件に応じてマッチする求人を紹介してくれます。エージェントの質が高いことでも人気のサービスです。
  • dodaエージェント
    dudaエージェントでは、業界や職種ごとにエージェントの専任担当制をとっているのが特徴です。各業界の採用動向を熟知しているため、「ここに転職したい」という要望を持った求職者に対し適切なサポートをすることができます。

派遣社員としてキャリアをスタートさせる

トヨタやトヨタ子会社では、多くの派遣社員を採用しています。派遣社員と正規職員の勤務条件は同じではありませんが、トヨタ自動車ならではのしっかりと安定した労務管理下で働けるメリットは、派遣社員であっても享受できます。

派遣社員をきっかけに正規雇用のチャンスが得られる可能性もあるため、まずは採用されやすい派遣社員になってみるのも良いかもしれません。

トヨタ自動車株式会社出資の派遣会社トヨタエンタプライズをはじめとした、さまざま派遣会社が、トヨタ関連の求人を扱っています。

リファラル採用を活用する

トヨタ自動車では、キャリア採用においてリファラル(社員紹介)採用制度を取り入れています。リファラル採用とは、社員が知人・友人を紹介する採用手法であり、トヨタにいる知人・友人を通じ、企業情報を確認することができます。

Webや口コミでは得られない、社風・価値観、職場風土、仕事の進め方、求められる人材像といった情報が得られるため、自分がトヨタで活躍できそうか確認するためにも利用してみると良いでしょう。

一方で、選考プロセスが短縮されたり有利に進んだりすることはないので注意しましょう。

まとめ

トヨタ自動車は、多くの日本人にとって馴染み深い存在であると同時に、日本だけでなく世界を股にかけるグローバル企業です。優れた生産技術だけでなく、現地の雇用を守り、人材育成や技術向上に力を注ぐ企業姿勢は、日本人ならば誰でも誇りに思わずにはいられません。

トヨタ自動車への就職・転職は狭き門ではありますが、必要とされるスキルと自分の持つキャリアがマッチすれば、必ずしも不可能なことではありません。

他にも、関連子会社や派遣社員、期間従業員など、トヨタ自動車で働く方法はあるので、自分に合った働き方で「世界のトヨタ」の一員を目指しましょう。

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